拝啓 投資商品や保険、オイシイ儲け話に騙された経験を持つ人へ
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美味しそうな話に疑問も無く確認もせずにホイホイ乗るから損をする

こんばんは、imoekatです。

今回は、投資商品やオイシイ儲け話に騙された経験を持つ人への愛あるお説教です。

「騙される方が悪い」と騙した方はよく言いますね。まあここまでは言いませんが、騙される方も騙される理由があると私は考えています。

まず、MSNマネーに山崎俊輔(All About 投稿者?)さんという方が書いたとても為になる記事を見つけたのでこれを読んで欲しいですね。

この記事で言っていることは、オブラートに包んでいるけどほぼ上記の言葉と同義だと思います。美味しそうな話に疑問も無く確認もせずにホイホイ乗るから損をするのです

 

 

保険、投資商品の営業に負けない知識を持とう

保険や投資商品の営業マンは、まずもっともらしい反論できない正論を突きつけてきますね、曰く「将来の為に保険を掛けましょう」「働けなくなったらどうするの?いざと言う時の為に備えましょう」「今から投資をすれば将来大きな資産が築けます。」「銀行に預けているだけでは今の時代増えませんよ」・・などなど

これらは全てもっともです。反論の余地はありません。そして、その次に述べられる営業トークを唯一絶対の解と勘違いさせてきます。

この時、あなたに知識があったらどうでしょう?

実際、私に営業をかけてきた保険や投資商品の営業マンの例をお話しします。

 

 

「VS 保険」

営業マン「保険は、何か入っていますか?」

私「いえ特に入ってません。」

営業マン「将来に向けて保険に入ったほうが良いですよ。働けなくなったらどうします?今ならお若いので保険料も安く済みます。」

私「私のような人はどんな保険に入ることが多いのですか?」

営業マン「そうですねー・・・・」一般的な死亡保障、入院保障、通院保障、先端医療などを薦めてきます。

私「保険て要は給料保障の役割ですよね?自分が働けなくなった時の収入源確保という理解でよいですか?」

営業マン「確かにそうですね。しかし、死んだときはご家族が居ればそれなりのお金を残したいでしょう?それと、現実、働けなくなったら収入はゼロじゃないですか」

私「私は、そういう意味の将来の備えとしては、自分が動かなくても入ってくる収入源や資産を大学時代から作ってきています。」

営業マン「色々考えているんですね。初めてそんな人にお会いしました。でも・・・」まだ同じ保険商品で食い下がってきます。

私「そもそも、日本では公的保障が充実していて一般的なサラリーマンなら怪我や病気で働けなくなっても健康保険の傷病手当がありますし、障害が残った時も年金から障害者年金が出ますよね?大きな病気になって手術が必要になっても高額療養費制度がありますし・・これ以外に必要な備えってなんでしょうか?」

営業マン「・・よくご存知で・・例えば差額ベッド代などで意外とお金はかかるもので・・・」特に必要と思われる提案にはなっていません。

私「それくらいでしたら、数十万円あれば済みますよね?数年貯蓄すればその対策はできると思うのですが・・それと、10年後には体が動かなくても入ってくる収入源を作り、私が怪我しても最悪死んでも毎月生活できるくらいの収入を確保する資産を築くつもりです。しかし、確かにあなたが言われ通り今すぐ不慮の事故などで動けなくなった場合とても困ると思います。そんな私によい保険はありますか?」

営業マン「そうでしょう?でしたら、通院保険の出やすく生涯保障のこの・・・・」と再び私の要望から少しずれた提案をしてきます。

私「そんなに長く保障してもらわなくて良いです。資産を築くまでの10年間のみ必要なので。そして、貯蓄機能も必要ありません。年間1%の利回りならその分自分で投資した方が効率が良いので。だから保障機能のみで月々の支払いが一番安い掛け捨てにして下さい。最後に死亡保障も必要ありません。死んだときの事後処理に必要なお金は今の時点で確保できていますので。」

営業マン「なるほど・・・わかりました。次回その条件で見積もりをお持ちします。」

 

・・・面倒くさい客だな!と思いましたか?笑

確かに営業マンは、自分の思い通りのパッケージの契約にならないので面白くないでしょう。しかし、こちらの要望をしっかり伝えなければ、営業マンのいいなりで割高で余計な契約をしてしまいます。

ここで、注意点ですが

①「営業マンはけっして騙そうとしてはいません。本気で良かれと思ってマニュアル通り保険を勧めています。」会社から教えられたとおりの営業トークで自分の信じる良い提案をしてくれています。

②「知識自慢になってはいけない」これは、紙一重のところもありますが、何の分野でも素人の中途半端な知識のひけらかしはプロにとってウザイことこの上ありません。結果、逆に良い提案が受けられなくなります。私も気をつけようと考え、いつも二つ意識しています。必ず自分は素人ですがこういう理解で合ってますか?と聞くことと、その上で私にどんな提案がベストでしょうか?と聞くことです。こういう知識をひけらかしたい人は自分の結論ありきで持論を展開します。プロの提案にも聞く耳持ちません。結果うんざりされ良いサービス、提案は受けられません。(上記の例の営業マンはちょっとレベルが低かったので有益な流れにはなりませんでしたが・・)

この二つに注意し自分で最低限の知識を持ち話していけばあなたに最適な契約になる確率は格段に上がるでしょう。

 

 

「VS 投資商品」

営業マン「今から投資しておいたら老後は安心です!あなたは、年金だけで生活できるとお思いですか?」

私「いえ、年金は当てにしていません。自分でそれなりに投資もしています。興味はあるのでどういう投資商品ですか?」

営業マン「おーそうなのですね!意識が高くて素晴らしい!」「我々のは~の投資で年間10%の利回りが見込めます!」

私「それは素晴らしいですね。私の目標は年率15%なのですが、安定して10%の利回りはとても魅力的です。」「どんな仕組みなのですか?」

営業マン「~の~に投資をします。今までの実績はこんな感じです。すごいでしょう?」

私「そうなのですね。理屈は理解しました。これまでの実績は素晴らしいですが、これが今後も続くという確信はありますか?」

営業マン「最新の~なので大丈夫です!」

私「そうですか・・」根拠が希薄だなーと思っています。「その投資をする上でどんなリスクがありますか?」

営業マン「安定した投資ですからあまり考えられません。勿論投資なので元本保証はされないリスクがありますが、投資ってどれだけリスクを取れるか?というとこに利益が見込めるのですよ!」

私「そうですか・・」しっかり自分の投資商品のことを勉強してないんだろうなーと思ってます笑  「では、投資期間、投資金額、解約条件、全ての手数料、税金、保有通貨、その他特別な条件がある場合は教えてください。」

営業マン「はい、えーと投資期間は~で手数料か~で解約時には~通貨は~・・・」

私「なるほど。こういうときはどうなりますか?」

営業マン「えーと・・・ちょっと調べておきます」

私「お願いします重要なところなので。投資期間満了後こういう場合はどうなりますか?」

営業マン「えーと・・・調べておきます」

私「よろしくお願いします。ところで、あなたはこの投資商品を自分で利用していますか?」

営業マン「いえ、私も買いたいとは思っているのですがまだお金がなくて・・」

私「ありがとうございました。」

 

・・・また、面倒くさいやつだな!!と思いましたか?笑

投資商品の場合、高い利回りをうたって小さく元本保証はありませんと書いてあることが多いように思います。まー欲に目がくらんだ人間を騙す気がこちらは満々ですね

注意点は

① 「高い利回りをうたっている投資商品は裏がある。」基本そう思っていてください。海外のファンドや銀行のもので良いものもありますが、海外の投資商品は公に日本で勧誘は法律違反になり出来ません。あくまで情報提供というカタチでの話しはあります。

② 「利回りだけでなく、手数料、税金、運用通貨、最悪な場合のリスク要因は最低確認してください。」いくら利回りが良くても手数料が高ければ実質利回りは低くなります。運用通貨によっては為替リスクが利回りを食ってしまいます。税金もどれだけかかるのか事前に把握するに越したことはありません。

③ 「営業マン本人が自分買っているか?」これは単純にそんなに良いものなら、まず自分でやるはずだからです。ほぼ確実な利回りが出るなら借金してでも私ならやります。

 

 

まとめ

ポイントは、自分で勉強して知らなきゃいけない確認ポイントを分かっていることです。相手の言うがまま説得されてはいけません、

中には、良い提案もあるので全てが怪しいわけではありませんし、あなたが理解した上で投資する分には素晴らしい成果が高い確率で達成できるものもあると思います。

やるべきことは、最低限の理論武装し相手に自分の条件や疑問をぶつけることですそれに誠実によどみなく答えられる相手で、しかも自分でもその商品を利用しているようであれば素晴らしいパートナーになりうるでしょう。

以上、しっかり自分で判断する力を身に付け後悔しない投資をしましょう!

では、また

 

 

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