投資初心者にオススメの投資本の選び方
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こんばんは、imoです。

投資本ってありますよね?明確な区分けは良く分かりませんが、ザックリ投資に関して書かれた本です。

あれ、私はほとんど読んだことないんですよね。本屋で「〜投資法!」とか「数年で〜する。簡単投資法」とか「初心者にも出来る〜」とか、いろいろ出ていますが、ほぼスルー。たまに、目次をちらっと見ますが、大体書いてあることが想像出来てそのままスルー。

私が読んでたのは、古典と言われるような昔ながらの投資に関する本です。初めは「隣の億万長者」でした。そして、その中でも興味を惹かれるのは「投資の本質」について書かれた本です。「投資法」とか「テクニック論」とか「時事的なテーマ」とかには全く興味が湧きません。

なぜなら、「投資の本質」さえ捉えられれば「投資法」とか「テクニック」とかはその応用に過ぎず、ある条件でしか機能しないものを個別具体的に学ぶのは時間の無駄だと思うからです。

事実、先ほどのように目次を読めばなんとなく内容が推測できるということが結構あります。

 

Contents

投資スタイルの混同

それなりに投資経験がある人の中でも、投資スタイルの混同があります。

要は自らが実践している投資スタイルに関する理解ですね。本に描かれているテクニック論をただ鵜呑みにし、自分の投資スタイルに思いを馳せられなければ逆効果ということも多々有るのです。

例えば、有名なところで「損切り」があります。

ある本では、投資の要としてリスクコントロールが挙げられており、そのためには損切りルール(〜%下がったら売る)が重要と書かれています。ここだけ読めば納得でしょう。まさに正論。

しかし、これはある一定の投資スタイルでしか機能しません。それは、主に短期のトレード。それも多数に分散し個別にはよく調べていない場合です。つまり、一つ一つの株に関してはよく分からないので、機械的に一定ラインを超えたら損切りをし、損失範囲を限定しましょうという意味です。

これを、私のような個別株長期スタイルでやったら損ばかりが積み重なって酷いことに・・・

損切りの本質は「リスクコントロール」です。その為には「機械的な損切り」が有効な投資スタイルもありますし、私のような「個別企業を理解しようとすること」&「出来る限り安いと思える値段で買うこと」でリスクコントロールする投資スタイルもあります。

色々な投資本を読むのは良いですが、自分のスタイルでその投資法が機能するか?は自分で判断しなければいけません。そして、投資初心者にそれは難しい。

投資本の著者は、どういう投資スタイルを前提として書いていて、その投資スタイル自体があなた自身の性格とかに合っているか?を考えなければ、投資本は読めば読むほど混乱し、投資成績は落ちていくと思います。

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出来れば字ばっかりの本

私は、投資初心者ほど図や絵が多い投資本はやめた方が良いと思っています。理由は、単純にスペースが取られるので中身の情報量の少なさと具体的な事例でのテクニック論を説明するときに多用されるからです。

本気で投資で結果を残したいなら、ライトな漫画ではなく初めっから字ばかりの本を読みましょう。

そして、具体的な投資法やノウハウよりも、実績のある投資家の考え方が書かれている本が良いです。まずは、そういった本から「投資」ってなんだ?ということを考えてみると良いでしょう。

 

つまみ食いしない

投資初心者は、まだ自分の中に軸がありません。そんな状態で情報過多になると混乱します。今日はバフェット的長期投資、明日はテクニカル分析、明後日はクォンツ分析・・・と色々つまみ食いするのは危険です。

長期投資なら長期投資、テクニカルならテクニカルと初めは一点突破で学ぶべき。一定の基本が理解出来ると逆に他の投資スタイルも理解出来てきます。本質は同じですので。

 

自分の性格を知る

投資スタイルは、自分に合っているか?がとても重要です。

せっかちでスリルを楽しみたい人が長期投資は合いませんし、じっくり慎重な農耕型の人がデイトレードは合いません。

まず、自分の性格を知ってから初めに手を出す本の方向性は決めた方が良いでしょう。

 

暴落を学ぶ

投資と暴落(バブル)は切っても切れない関係です。これからも必ず起こるでしょう。そして、人は知らないものに恐怖を感じます。

ですので、初めに敵を知っておきましょう。

日本のバブルに関しての本や、大恐慌、LTCMの破綻、エンロンの破綻、リーマンショック、それの前震サブプライムローンについて、等々これまで起こった暴落ネタに関する本を読むのです。

もしかしたら、本を読むうちに投資をやっていくことに恐怖を感じるかもしれませんが、投資で大成功を収めた人は、ほぼ例外なく暴落を利用しています。暴落は逆にチャンスでもあるのです。

 

最後に参考図書。(私は長期投資スタイルなのでその視点から)

まだまだありますが、こんなとこで。

 

 

以上、投資初心者にお勧めする投資本の選び方でした。まとめると敵を知り、己を知って、本質を抑えましょう。ということでした。テクニック論とか秘密の投資法とかテーマ株とか書かれている本はホントゴミなんで無視しましょうね。

それでは、また

 

 

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