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持てる者の為の戦略
こんばんは、imoekatです。
今日は簡単に分散投資の真実の確認です
分散投資の本来の目的は、資産の防衛の為にあります。
そうですこれから資産を築く人の為ではなく、資産を守る人の為の投資戦略が分散投資です。
それは何故か?
一つの投資対象に集中するのではなく逆の動きをする投資対象に分散投資するという戦略ですが、分散はすればするほど平均に近づきます。そして究極は世界のインフレ率(大体3%前後)に近づきます。
ここで考えてみてください・・3%の運用利率で資産を築けるでしょうか?
二人の男の話
ここにAさんとBさんという30歳の二人の投資家がいます。
① Aさんは、100万円を年率3%の利率で65歳まで運用します。
② Bさんは、同じく100万円を年率15%の利率で同じく65歳まで運用しました。
結果はどうなるでしょうか?
Aさんの場合は、65歳の時に100万円は約281万円になっています。
次に65歳の時にBさんの100万円は実に1億3000万を超えます。
お分かりになったでしょうか?利率3%程度では35年経っても3倍に届かない・・これで資産を築くことは難しいのです。逆に利率15%を達成できれば一般人でも億を超える資産を築くことが可能となるのです。
貴方はお金持ちですか?
逆に言えば資本主義のこの世の中は、放っておいてたら年率3%近く貨幣の価値が下がっていくのです。なので、今持っている資産の価値を目減りさせない為にする戦略が分散投資です。
理解出来たでしょうか?FPや銀行、証券会社の担当者がよく進める分散投資は今の資産の購買力を維持する戦略でしかないのです。貴方が今既に十分な資産を持っているならお勧めの戦略ですが、これから資産を築くつもりの方には全くもって効果の薄い戦略ということです。
年率15%を目指そう
お金持ちの一つの基準が資産1億円と考えたなら、現実的に15%の運用率は欲しいところです。
住宅ローンを組むとき大体30年くらいと仮定して、30年の運用期間で考えると
100万は30年後→6621万
200万なら→13242万
300万なら→19863万
です。
一般的なサラリーマンでも100万~200万円の貯金は可能でしょう。それを30年15%で運用できれば1億に届くのです。
30歳で家を買わずに100万~200万円を地道に運用すると安心で贅沢な老後を送れるかも知れません。笑
どうでしょう?これでも貴方は銀行や証券会社に言われるがまま分散投資をしますか?