複利の力の活かし方
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宝くじが当たったらどうしますか?

こんばんは、imoekatです。

今日はマインドのお話。

貴方は宝くじが当たったらどうしますか?

ここで、ただ「アレが欲しい」「これも欲しい」と消費に頭がいく人は複利の力を活かせない人です。対して複利の力を活かせる人とはその逆を出来る人です。

つまり、消費に頭が行かない人。それを元手に投資をする人です

 

 

複利の力

では、複利とはなんでしょうか?

ここに100万円があります。年率10%で運用するとして

1年目 110万

二年目 120万

三年目 130万と元本100万円に対しての10%が年々積み重なるのが単利といいます。

それに対して

一年目 110万

二年目 121万

三年目 133万と投資利益が次々と元本に組み込まれていく利益の考え方を複利といいます。

アインシュタインは、複利の力に驚き「人類最大の発見は複利の考え方である」と言ったといいます。

それほど複利は莫大な力を持っている。これを味方に付けない手はありません。いわゆる「雪だるま式に増える」という表現をするのが複利での増え方です。

ちなみに高利の借金はこの複利の力を敵にすることになるので、借金から脱出することは非常に困難になりドンドン深みに嵌るのです。

 

 

複利の利用法

1 利率を安定させる

2 長期で考える

の二点です。まず1の条件ですが利率は安定しているからこそ効果があるのです。一年目10% 二年目3% 三年目5%・・とかだと平均値での複利計算になり想定以下になってしまいます。投資なので確実な数字はもちろん出せませんが、最低利率目標を持ち出来るだけそれを上回る運用が出来るよう学び自分の力を伸ばしましょう。

次に2の条件ですが、複利は長期であればあるほど効果があります。

例えば、100万円を年率10%で運用し場合で単利の場合と複利の場合を30年の期間で比べて見ましょう。

複利  10年目 259万  20年目 672万  30年目 1745万

単利  10年目 200万  20年目 300万  30年目 400万

となります。如何でしょう?期間が伸びるにつれてドンドン差が開いて行きます。

このとおり、複利の力を十分に利用するには早く始めて長期で運用することが大事になってきます。

 

 

利益は忘れる

具体的に投資においての方策を述べると、「例え利益が上がったとしてもそれに手を出さない!」ということです。

一般的に、利益が上がると嬉しくなりその分を消費に回してしまう人が多いようですが、ちょっと待ってください。その利益をそのまま投資元本に組み込めば複利の恩恵を受けられます。今の1万円が10年20年後に5倍6倍になるのです。複利の運用をするには、一旦投資したお金は引き出さない!ということが大事です。

利益が上がるごとに引き出すことのもう一つの不利は税金の問題です。引き出すごとに利益に20%の税金がかかり、ますます投資効率が落ちます。投資信託でも年配者を中心に配当を毎月分配するタイプの信託が人気ですが、同じ理由で税金分マイナスなのです。分配するより再投資してくれたほうが税金もかからないし長期で大きな利益が期待できます。

前に記事にした株式会社メックの株主総会での配当を増やせという要求に私が賛成ではなかった理由がここにあります。会社の投資効率の指標であるROEを伸ばして剰余金を投資し将来の利益成長に振り向けて欲しかったのです。私はその結果の株価上昇という果実のほうが目先の配当より魅力的だと思いました。

 

 

投資金額を忘れる

まとめます。

ある程度の資産を築くまで投資からは引き出さない!利益は忘れる!そもそも投資したお金自体を忘れる!

と決意して下さい。まずは資産を築くのです。消費はその後!

例えば1億の資産になったら年間10%の利益で1000万です。税金引いても約800万は残るでしょう。その結果1億の資産はそのままです。単純化していますが、こうなれたら安定したお金持ちになれますよ。消費はこの段階まで待ってください。

あなたもアインシュタインが驚いた複利の力を利用しましょう!

 

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