
こんばんは、imoekatです。
今日は、私の保有株だった「3073 ダイヤモンドダイニング」の売却理由をお話したいと思います。
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ぶっちゃけて言うと「自分が行きたいお店じゃなかった」からです。
ダイヤモンドダイニングに関しては、こちらも見てみてください
詳しく経緯を以下でお話しします。
まず、私がダイヤモンドダイニングを買ったのは2008年末だったと思います。
買った理由ですが
それまでのチェーン展開の居酒屋が飽きられて来ており、不祥事や食中毒などのマイナスイメージも全店に影響があるので飲食系は投資するには難しいと当時考えていました。
そんな中、ダイヤモンドダイニングは店舗開発力に定評があり当時「100店舗100業態」という目標をうたっていました。
「100店舗100業態」であれば、上記のチェーン店のデメリットは受けません。実際のお店に行っても派手な演出で若い客層で一杯でした。その上、当時色々な店舗演出で他の店舗と差別化出来ていることも強みと感じておりました。
そんな経緯で、私はダイヤモンドダイニングを購入したのです。
投資の天才
買ってすぐ、ダイヤモンドダイニングは爆上げを演じます。確か一年くらいで5倍くらいにはなったと記憶しています。
その時の私の気持ちは、勿論「俺って天才!」です 笑
その後同じ角度で落ちるとも知らずに・・
でも、当時トリドールと並び称されるほどの成長銘柄で何日もストップ高を演じていましたので有頂天になってもしょうがないと思います(自分への慰めです)
そして、そんなに長く天国は続きません。
その後直ぐ暴落へと転じ今度は毎日ストップ安・・
底なし沼へ落ちていく感覚ってあんな感じなのでしょう。カイジの気持ちが少し分かりました
冷静に考える
暴落していく中それまで大きな疑問も持たず盲目的に保有していたのですが、少し冷静にダイヤモンドダイニングを見ようと心に決めました。
そこで株主優待でダイヤモンドダイニングの店舗へ
合計3店舗ほど見たのですが、冷静に見るとアラが結構目に付きます。
- まず、「店舗演出は派手だけど逆に言うと居酒屋として浅いイメージになる。」
- 「仕入れが本部統括だったので食材が同じ」(販管費抑制の為)
- 「味が価格の割りに美味しくない」
- 「スタッフの対応が雑」
- 「なによりまた行こうと思えない・・」
簡潔に言うと「舞台装置に依存して同じ食材をメニューを変えて使いまわしているお店」
という印象を私は受けたのです。
普段チェーン店には行かず少し高めでも美味しい料理とお酒を楽しむことが多いので、そういうお店と比べるとかなり落ちる・・値段はそこまで変わらない・・
ストップ高の夢から覚めた私は「こりゃ厳しいぞ」と単純に思いました。
演出に頼った誤魔化しはそうは続きません。当時食中毒も二回続けて起きたと記憶してしますし
その時、私はダイヤモンドダイニングの売却を考え始めました。当時、まだ何とか買値より上の値段だったので損にはなりません。
高値から比べると口惜しさ満載ですが、既に強みが薄くなった株に固執することは危険です。
売却
2011年
実に三年近く保有していましたし、その間ジェットコースターのような貴重な経験もしました。
「もう売却するぞ!」と考え始めたそんな時、ビリヤードやダーツバーを運営する「バグース」を買収したというニュースが流れます。
確かにシナジーも考えられるコラボだしまた大きく上昇するかも・・と心が揺れます。
しかし、冷静に見たダイヤモンドダイニングにもう魅力は感じなくなっていたし「バグース」を手に入れようが企業の根本は変わっていかないと考えたので、市場が「バグース」ニュースで上げた時に全て売却に動きました。
当時、他にも売却の理由として
財務が怪しくなって来ていたことと、「100店舗100業態」の次の展開が見えてこなかったこともあります。
恐らく、ダイヤモンドダイニングの中でも演出での誤魔化しの限界を感じてきていたと推測します。バグースの買収もその現われかと考えました。
そして、一番の理由「自分がリピートしたい店じゃない」が決めてですね。
鳥貴族
最近、業績の著しい「鳥貴族」ですが、私は絶対買いません。
理由は、ダイヤモンドダイニングと同じで「自分が行きたい店じゃない」から
二回ほど鳥貴族に行きましたが、私の中では居酒屋として最低です。
美味しくない、お酒もぬるい、店員がそのへんの兄ちゃんのノリで不愉快、呼んでもこない・・
二回別店舗へ行って二回ともこんな感じだったので、二度と行かないリストに入りました。笑 (断っておきますが個人の感想です)
株も絶対買うことはないでしょう。ダイヤモンドダイニングでの教訓です。(多分、株価が上がっても嬉しさ半減しますしね)
ダイヤモンドダイニングをチェックすると最近、当時の高値を越えるくらいまで戻してますね!
昔付き合っていた彼女と同じ感覚で頑張って欲しいです!
恐らくもう買いませんが 笑
以上、「自分が利用したいモノやサービスじゃない企業の株は買うべからず」という教訓でした。
では、また