
こんばんはimoekatです。
今日こんな記事を見ました。
資金100万円、手始めは「投資信託」がいい理由 金額別「賢者のポートフォリオ」大公開:投資資金100万円:PRESIDENT Online - プレジデント
資金100万 投資信託
私は、ほぼ全面的に反対ですわ
一般的な「マネーのプロ」「FP」という人種は、徹底的に保守的で誰からも批判されないけど失敗しやすい資産運用を勧めるんですよね~
その裏の心情には「失敗しても責められないはず」という意識があります。常識的でその道の”プロ”に聞いても同じ答えをするでしょう。平均点狙いの弊害なんですかね
余裕資金って何?
そもそも余裕資金ってなんでしょうかね?
記事では
結婚資金、住宅購入費、教育資金、更に病気、怪我、冠婚葬祭、独立費用、資格取得・・・・
これら以外に残った資金を余裕資金というらしい
は?それはどこの富裕層でしょうか?
普通の人はこれらを確保するのに必死なんじゃないんですかね?というか、これらすら用意出来ないカツカツの人が大半な気がします。
もう始まりから「?」が満載なんですが、話を進めましょう
私に言わせれば、病気、怪我、冠婚葬祭、独立費用、資格取得、住宅購入資金、結婚資金なんて不確定の未来への資金準備なんてナンセンス
それらは貯蓄していてもいつ必要になるか分からない費用。いつまで資金を眠らせておくつもりでしょう?
これらの費用はバッサリ無視!全て資産運用に回します。
最後に「教育資金」。
これなんてまさに投資用の資金ですよ
子供が生まれて必要になるまで10年以上の運用期間がありますので、長期投資で複利も利用でき高い確率で殖やせます。つまり私に言わせれば「教育資金」は長期投資に適した資金でしかありません。10年以上も眠らせておいてインフレ分確実に損するなんてこれまたナンセンス
家庭にもよりますが、当座資金として50万~100万もあれば9割以上の家庭は十分でしょう。
それ以外は全て投資用に回してOK
100万あれば「個別株」へ投資しよう
更に投資資金100万の半分をMRF半分をインデックスへ・・・以上!(ドヤァァァァ)
アホですか?
プロへ相談した結果がこれ。
誰でも思いつくしそんな運用の結果は悲惨もいいとこ。
実質「投資」と呼べるのは50万のインデックスのみ
それも日経平均に連動するのでいわゆる相場は上がるのか?下がるか?しか興味のない理由を後付するギャンブラー気質にしかなりません。大学生へ向かって言うように経済を勉強するために日経新聞から読み始めてマーケットの流れを読みましょう!とでも言うんでしょうか?
日経新聞を熟読しているような中途半端な人が投資の世界では一番のカモですぜ。新聞に載っている情報で投資なんてしては損への片道切符にしかなりません。
私が同じ相談を受けたとしたら
「100万あるなら最高でも3つくらい。出来れば1つか2つの個別株へ集中投資した方がよっぽど投資の勉強になり、将来の為になりますよ」と言いますね
理由は以下
① 「集中投資をするので必死で対象企業を理解しようとするでしょう。」これはよっぽど日経新聞なんかを読むより経済、会社の理解に繋がります。どうなれば株価は上がるのか?をよりリアルに感じられるでしょう。インデックス投資ではこの点成長しません。
② 「利回りが良い」単純に集中投資する分利回りが良くなります。ちまちまインデックス投資をしたところで利回りは知れていますし、相場の流れ次第でしかないのでリアルに経済を感じられません。
③ 「少ない資金から勉強が出来る」投資の世界では100万なんて小さな資金です。この資金で分散しまくっても意味はありません。(100万を守りたいんでしょうか?)100万から個別株を買うことで損失は少なく沢山の経験が積めますよ。退職金(3000万)をいきなり投資に回すようなリスク老人とは天と地
④ 「全体相場を無視出来る」当たり前ですが、インデックスでは全体の相場の動き次第でそのたびに一喜一憂するしかありません。日経平均が上がるのか?下がるのか?なんて究極的には根拠なんてないんですよ。「政治がー」とか「地震がー」とか外部環境を批判しかしない人になるでしょう。個別株であればその上下には短期的には少しだけ根拠があり、長期的にはかなりの根拠が理解可能です。全体相場を無視してしっかりした根拠のもと逆に上がる株もあるでしょう。この点もボケーっとインデックス投資するより勉強、成長に繋がるはず
結論
「100万を入り口に投資の勉強をする」という意識で個別株投資をし、将来より大きな資金を運用できる能力を育てるべき
そして、投資資金は月々最低限の生活費とそれ以外に100万だけ別にしておき残りは全て投資へ回せ!です。
本当に巷の「マネーのプロ」への投資相談は意味がありません。彼らの多くは保険のプロに過ぎないので「ミスがないように」「責められないように」という意識からの発言に終始して、最終的に保険を売るのです
以上、「投資を始めたいならまず個別株を買え!」でした。