回り道が一番の近道
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こんにちは、imoekatです。

私は無駄なことが嫌いです。理屈に合わないことも嫌いです。面倒なことは極力人生から排除したいと思っています。

多分、大半の人は同じ考えなのではないでしょうか?

 

Contents

「効率化、要領良く」信仰

個人も企業も「要領良く!効率的に!」という言葉が氾濫しています。

出来ない人は能力が低いと同義な感じ

確かに何事も要領良く効率的にテキパキこなす人は優秀な人だと思います。

しかし、何かを始める時、学ぶ時に始めから効率ばかり追い求めるとメチャクチャ浅い理解、応用の利かない学びになるので注意が必要

私の実感でもあるのですが、何か”目標達成”の為に効率的に物事を組み上げるとそれしか出来なくなります。応用力が著しく低いのです。

当たり前ですが「効率化」とは何か目的があり、それを最短で達成することなので余計なことは排除する。目的を達成することに大きな問題が無ければ、時にはとても重要なポイントも効率化の名の下に排除されます

 

投資においても

要領よく(テーマに乗れ!)効率的に(短期の鞘取りを積み重ねろ!)みたいな投資法が人気みたいです。

面倒な財務分析や定性判断、IRへ確認や適正価値の算出、成長ストーリーを推測するなど時間の無駄!もっと機械的で効率的に有利な情報を早く得ることが大事だよ!と

それで短期的に上手くいったとして、その人に何が残るんでしょう?パチンコと同じでその時の機種の攻略法に詳しくなるだけで、新しい機種が出ればまた一から攻略法を探すのです。

「今」だけ「目先だけ」を求めるならそれも良いですが、ずーーーと新しいことを探し忙しく動き続ける運命なのでそれもシンドイと思いますよ・・・

 

 

回り道が実は一番の近道

面倒なことはやりたくないし、手っ取り早く結果が欲しいのは人の性ですが、実はモノを極める時の一番の近道はあえて面倒な道を行くことです。(分かっていても避けたくなりますが・・笑)

道を極めた偉人の伝記を読んでも例外なく地道で面倒なことを長期間やっていますし、これは私自身実感もあって真実なのだと思います。

株式投資をする上でも始めに面倒なことを私は大分やったので「企業とは何か?」「ビジネスモデルとは?」「株とはなにか?」「利益とは?」「株価とは?」という本質的な事柄の理解がある程度あります。

この知識は、時間が経って変わるものではなく今もそしてこれからも有効な知識でしょう。

面倒なこと、無駄だと思うことが実は後で繋がったり、その経験が自分の引き出しになったりしますので、本当に人生無駄なことは無いんです

 

全体像を掴むのは大事

いくら回り道が一番の近道といっても闇雲に進むのはお勧めしません。

重要なのは「全体像」を掴むこと。(ここは効率的な考え方です)

全体像を掴んだ上で、必要で地道な細かいことを淡々とこなしていくことがポイントです。

 

例 

「投資」

株式投資は株価が上がらないと利益にならない→①株価ってなんだ?→②利益の成長→③企業のビジネスモデル→④企業ってなんだ?→⑤財務諸表→⑥会計の知識→⑦業種→⑧全体マーケットの動き→⑨マーケットの参加者は?・・・と延々と続きますが、「株価」が変化するメカニズム、要因の全体像をまず把握することが大事。その上で各ポイントで何を学ぶべきか?を考え、そのポイントでは面倒なことをやり続ける。

 

「FP」

FPはまだ実行出来てませんが、とりあえず資格を取ることは効率だけ考えれば短期で可能です。

しかし、資格を取っただけでは業務は出来ませんので、FPとしての業務をするには何が足りないか?をまず把握することが必要でしょう。

恐らく、0「ターゲットを決める」①「ライフプラン表」「キャッシュフロー表」の作成スキル。②「典型的な家庭の抱える問題の把握」③「②から必要な保険、税務の知識」④「業務の場所」の選定などなどが必要かと思います

で、各ポイントを地道に攻めていくのが一番の近道なのかなーと。

これは近いうちに始めます。

 

この記事は自戒を込めて書きました。

面倒なこと、地道なことから逃げないことが一番自分の力になり、結果的に一番の近道になるので、自分が易きに流れそうな時、早く結果が欲しい時はこれを思い出し修行だと思って頑張るときっと良いことがありますよ

 

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