
こんばんは、imoです。
今日は、「貯蓄法」について
ズバリポイントは3つ。
- 固定費の削減
- 流動費の適正化
- 天引き貯金
です。
Contents
貯蓄の真髄
日々私が奨励している投資をしようにも種銭が無ければ何もできませんよね?
ですので、改めてまずは種銭を作る方法を御説明したいと思います。
世の中に「貯蓄法」「節約」のノウハウは数多ありますが、突き詰めると ①固定費削減 ②流動費の適正化 ③天引き貯金 の3つに集約されます。
このブログでは何度も言っていますが、細かい具体例を沢山知るよりも本質を抑えることが何よりも大事。
この記事でしっかり確認しておきましょう
新入社員時代
私の新入社員時代、手取りは約17万円でした。しかしながら、二年間で230万の貯金を作ったのです。
当時の状況は、独身、地方住み、車所有、という感じで普通に暮らしていました。特別貧しい暮らしをしていた訳ではありません。
では、どうやって貯金をしたのか?
ポイントに則って解説しましょう。
①固定費の削減
まず一番始めにチェックしなければいけないのは「固定費」です!
ここマジ大事。試験に出ます。固定費が高いと何をしてもお金は貯まっていきませんよ!
実例を見て行きましょう
新入社員時代、家賃は確か36000円、駐車場代が5000円でした。まあ地方のワンルームなのでこんなもんです。
住む為の固定費が計41000円
プラス、電気代3000円くらい、水道代1000円くらい、ガス2500円くらい、携帯代8000円くらい
生活の為の固定費が 計 14500円
この2つ合計で55500円。これが最低限生きていく為に必要な金額。
当初から固定費が高いことを嫌っていた私は、この削減に乗り出します。
まず駐車代を周囲の相場である3000円にして欲しいと交渉。(5000円→3000円)-2000円
次に電気代の削減の為、契約アンペアの変更。(3000円→2000円)-1000円
携帯も契約内容を見直しました。(8000円→5000円)-3000円
結果、合計 6000円の 削減に成功しました。年間72000円なので結構大きい
新入社員同期では固定費のみで7万円近い金額の人もいましたので、ここで月2万円近い差になります。
(ちなみに暮らし向きはほぼ変わらなかったと記憶しています)
②流動費の適正化
流動費は、固定費ほど重い負担にはならないのですが気付くと大きな出費になることが多い部分
当時の私で言えば主に、食費とガソリン代と交際費ですね。
これらは何も考えずにノリで消費していくと結構な額になり易いのは実感ある人も多いでしょう
ぶっちゃけ流動費の適正化は、ケチな人が有利です 笑
例えば、
食費は自炊しタイムセールやクーポン、バーゲンの日とかに食材をまとめ買いする。
交際費は安い居酒屋に行ったり、家で遊ぶ。
ガソリン代も周辺の安いスタンドを調べておく などなど
私の場合は、出勤に車が使えてその行き帰りに買いものや用事を済ますことが多かったのでほぼ会社からガソリン代は出ていました。
ここで何が言いたいかというと、情報収集とそれを元にした行動の適正化を行い出来得る限りパフォーマンスを落さずにコストの少ない方法を実践するということです。
③天引き貯金
ここに関しては以前記事にいていますのでそちらを参照下さい
このように、天引き貯金はシンプルですが、最強。
しかし、上記の①固定費の削減と②流動費の適正化が出来ていないと天引き貯金を実践する下地が出来ていない人も多いはず。
だから、①→②→③の順番なのです。
まとめ
①固定費削減
ここは最も大事な部分。企業に投資する場合も固定費の多い企業はやめましょう。何故なら収入に関わらず決まって出て行くお金なので簡単に減らすことが出来ず、収支の融通が利きません。
天引き貯金をしようとしても、固定費=収入ではどうしようも無いですよね? まずは、御自身の生活を省みて「固定費」がどれくらいかかっているか?を把握してください。その上で削れるところはないか?と調べたり考えて削っていくのです。8割以上の家庭で固定費は削れるはず
企業においても固定費が多い企業=無駄なコストをかけている場合が多いので危険です。仮に少し売り上げが減って収益も落ちた場合に高い固定費のせいで即赤字に転落しかねません。
②流動費の適正化
こちらは月々ある程度コントロールの利く支出です。自分次第で多くも少なくも出来、ケチな人は本当に極限まで減らすことも出来るでしょう。しかし、貧しい暮しをしろということではなく、情報収集とそれを元にした行動の適正化を行い出来得る限りパフォーマンスを落さずにコストの少ない方法を実践することを意識して下さい。
投資する企業においては業種にもよりますが、一般管理費、原材料費の適正化がズサンだと無駄なコストがかかっている場合があります。常にコスト意識が高く、リスクヘッジしている企業に投資しましょう。
③天引き貯金
①、②で収入>支出になっているはずです。
その上でギリギリの天引き貯金をし、貯金したお金は初めから無かったものとして生活して下さい。慣れてしまえば、意識の上で本当に無いものと思えます。
全く貯金している意識すらなくなりますよ
貯金は「貯金しよう」と考えるからシンドイんです。節約して→月々お金を余らせて「貯金」この順番の思考ではかなり難しい
思考の順番としては、天引きしたお金=「貯金」の意識を無くして支出を適正化することです。
まあ、現実的には先に理想の天引き金額を決めて支出を合わせるなんて中々難しいので、現実の手順としては現状の支出の適性化が先でそこから可能な天引き貯金をすることになるでしょう。
しかし、一度決めた天引きする金額は絶対変更しないようにして下さい。「いやーやっぱ生活キツイから天引き減らそう」とか考えると泥沼ですので
むしろ、また①に戻って徐々に天引き金額を増やすことを考えられるとベストですね
投資する企業においては、毎期毎期フリーキャッシュフローの多い企業は安心。経営者がこの「天引貯金」の意識がある証拠です。
事業のお金を稼ぐ能力が高くコスト意識も高い素晴らしい企業で、余ったお金で投資なり株主還元なり自由にしてもらいましょう。(ただ貯め込む企業はNG)
以上、企業の収支も家計の収支も同じで、当たり前のように赤字を垂れ流していてはいずれ破綻します。
ポイントはどれだけお金を残すことを習慣に出来るか?
①固定費削減 ②流動費の適正化 ③天引き貯金 これを忘れないで下さい!
それでは、また