個人投資家の優位性(時間、規模、身軽さ)
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機関投資家に負けない

こんばんは、imoekatです。

今日は、個人投資家の優位性についてお話します。

よく株式投資といえば、機関投資家に食いものにされるだけで個人に勝ち目がないと言う人がいます。

理由は、情報量、分析が違う、知識が違う、運用規模が違う・・・などなど、要はプロに素人投資家が勝てる訳無いだろうということですね。

これに対して、私は個人でも優位(時間、規模、身軽さ)なところがあって問題なく戦えるということをお話したい!

バフェットの凄さ

私は常々目標は年率15%と言ってきました。

これに対して「そんなこと無理だよ」と言う人もいます。その上、世界一の投資家であるウォーレン・バフェットでさえ生涯成績で年率20数パーセントです。

それを素人が安定的に15%の成績を出し続けられるのか?と疑問に思うのも無理はありません。

実は、投資においてパーフォーマンスを出すことを難しくする大きな要素が資産規模なのです。

100万円を1000万円にする難しさと100億円を1000億円にする難しさは同じ10倍でも後者の方が難度が高いのです。理由は、機動力の減退と投資案件が絞られるからです。

資産規模が大きくなると何にでも投資できるわけではなく投資できる案件が狭まります。その限られた投資案件の中でハイパフォーマンスで安全性も確保してというのはかなり難しくなるのです。勿論資産規模が大きいからこそ出来る投資もありますが、それこそバフェットのような上級者用(事業買収やよりリスクの高い案件)になってきます。

このような条件の中、生涯成績で20%越えは異常だと思いますね。それがバフェットの凄さです。

その証拠に現在バフェットがやっていることは私達のような株式をただ買うということではなく会社を丸ごと買っていきます。その上保有している保険会社のフロートを利用してその現金で機動的な買収も行ったりしており、これはもうお金を出すだけの投資家という括りでは語れないです。バフェットの成績には投資家+事業家という別の能力も大きく関わっているのです。

個人投資家の優位性

一方、私たち個人投資家が扱う金額は大きくなっても数億でしょう。基本的には数百万~数千万あたりのレンジが多いと思います。私も現在この範囲です。

この程度の規模であれば大抵の企業の株をまとめて売買できます。余程取引量が少ない銘柄でもない限りマーケットインパクト(自分の売買の与える株価への影響)も考えなくでよいレベルだと思います。

1 「私たち個人投資家の優位性は選択肢の多さとフットワークの軽さです。」実際、バフェット自身も資産規模が小さい時の方がパフォーマンスが良かったと語っていますしね。私たち個人投資家はこの自由さ身軽さを大いに利用すべきです。

「個人投資家は長期で構えられる」以前の記事でも書きましたが、機関投資家は基本的に短期の視点でパフォーマンスを見ています。彼らは短期で結果を求められるからです。そうなると更に選択肢と視野が狭くなります。私たち個人投資家には期限や誰かの顔色を伺う必要はありません。いつまでも待てるのです。必要であれば良い投資先が見つかるまで資金を寝かせ待機することもできます。機関投資家にはそんな贅沢な時間の使い方はできません。

3「個人投資家は無駄な分散しなくても良い」機関投資家は理論のバックボーンがある投資法しか実践できません。(人と違うことをして非難されたくない)それゆえ分散が基本です。更に資産規模も大きいのでより分散しなきゃいけません。しかし、分散はリスクも抑えられますがリターンも下げます。到底15%なんて無理なポートフォリオになります。

以上3点より、個人投資家の戦うフィールドは、

  1. 機関投資家の手が出しづらい時価総額の小さな企業で
  2. ニッチ分野に強みを持ち、
  3. 将来の更なる成長が見込めるタイミングか割安になったタイミングまで待って購入し、
  4. 集中投資でずっと持っておく

という結論に私はなりました。

これで実際今のところ上手くいっております。

小さいことを有利に使い、機関投資家に負けない成績を是非上げましょう!

 

では、また

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