株式投資でテーマを追う人は危険
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テーマはその時だけ

こんばんは、imoekatです。

今日は、「テーマ」についてです。

株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

こちらのブログの記事に共感して書いてみたくなりました。

テーマとは分かり易く言うと時事ネタですね。このようなテーマ株はその瞬間だけ反応しすぐに戻ることが多いです。私のような中長期投資家はこのような株に翻弄されてはいけません。

例えば、最近だと「福山結婚」「ノーベル賞」「TPP]などに関連する企業の株や、少し前だと「エボラ」とかですね。

こういった関連企業の株は時事ネタが出た時に思ったより敏感に反応します。

そうなると、時事ネタの関連銘柄という思惑だけで株価が反応することもあります。このような情報を得た時点で基本的にはもう遅いのですが・・

短期(デイや数日のスイング)のような投資スタイルの人ならその時の波に乗ると言うやり方もありでしょうが、中長期の投資スタイルの人が手を出すことは止めといたほうが良いでしょう。

思惑=バブル

このような時事ネタの「思惑」は実態がないことも多いです。正に雰囲気です。空気感で株価が上がるという現象になるのです。これは俗に言う「バブル」ってやつですね。

例えば、「エボラ」に対しての高性能マスクを開発した企業があったとしましょう。

「このマスクをしていれば感染しません!」と触れ込みがあればお客さんが殺到し売上アップ=株価アップとなるかもしれません。

この思惑通り、開発した企業の株価が上がることは正常な動きです。

一方、この高性能マスクに似た製品や単なるマスクを売っているという企業の株価までも大きく上がることもあるのです。これは実態のないバブル的な買われ方になります。

このような時に既に値上がりし高い株価になった企業の株を関連銘柄だからと喜んで買うと痛い目にあいます。

二つの罠

では、まとめ

時事ネタ「テーマ株」の罠は二つあります。

1 「短期間の売上に影響するだけなので長期的にはほとんど影響がないことが多い。」その時だけブームになり長続きせず長期的にはほとんど影響のないことでそのタイミングで買うと割高で株を購入することになります。(結果、損をすることが多い)

2 「本命ではない関連銘柄というだけでバブルになる」よく内実を知らない人が表面的な情報で関連銘柄と勘違いしほとんど関連のない銘柄が買われることがあります。これは、本当に被害がデカクなる可能性があります。実態がないので上がった株価は確実に元に戻ります。失望売りで下手すると元より下がります。

 

どちらも対策としては、後追いしないということです

元々、しっかりした投資基準に則って購入していた株でたまたま時事ネタで買われた場合は最高です。

ニュースになり→関連で探し→株価が上がってきたとこで→乗り遅れまいと買う。は最悪です。

我々中長期投資家は、元々保有している銘柄がこのような時事ネタが出て関連銘柄と世間で認識されたらラッキーくらいに考えるといいと思います。

不当に上がった株は一旦売って、その後下げたとこで買い戻せば思わぬボーナスを得たこと同じになりますし 笑

 

以上時事ネタ関連銘柄についての警鐘でした。

短期のテーマではなく、是非企業の長期的な成長ストーリー、利益の源泉、強み、割安などを根拠に株を買うようにしましょう!

では、また!

 

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