日本の景気は回復しない!現代を普通に生きる為の処方箋
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こんばんは、imoekatです。

今日は「真面目に労働した給料のみで生きること」について投資家視点からぶった切ってみます。

まず、断っておきたいのは人的資本の活用という意味で「労働収入」は絶対必要です

その上で、それのみに頼って生きていくことについて否定したいと思います。

 

Contents

普通の人生って?

よく「真面目に働いて生活していくだけのお金さえあればよい」みたいな前時代的な発言をする人がいます。

それも「自分は一点の曇りも無い正しいことを言っている」という自信に基づく上から目線な感じで・・

そんな人が言うのは、不労収入は汚い、ギャンブルなんて、額に汗して働くことが美しい、そんな刹那的な生き方はダメだ・・云々

勘違いも甚だしいですね。いつまで昭和に生きているんでしょう?

現代をそんな前時代的な価値観で生きてたら死にますよ

 
20代30代の大半が将来お金が足りなくなる時代の生き残り方 | assets人生
現代の普通

 

この記事に書いたように前時代の「普通」のハードルってとても高くなっているんです。

「真面目に働いて生活していくだけのお金さえあればよい」

現代は真面目に働いているだけではこの「生活していくお金」が出てこない。

 

 

景気は良くならない

皆いつまで景気の話をしているんでしょう?

私は物心付いてからこのかた「好景気」って経験してないんですが・・

もういい加減認めたほうがいいです。「どの業種も好調で日本全体が浮かれるような好景気」なんてこないってことを・・

日本の40代半ば以上の人は未だに「バブル」の幻想が頭に残っていて「また好景気がやってくる」と微かに思っているかもしれません

「好景気時」の普通の生活が「真面目に働いて生活していけるお金を得る」なんです。

現代の景気は、良くて「停滞」「横ばい」が普通。私達若者世代はこれを前提に生きないといけません

悪いことを認める所からスタートする。仏教的な考えですね 笑

 

 

ジョブレスリカバリー

では、「今後は好調な業界もないのか?」というとそんなことは無く単発的、局所的に好調な業界は現れるでしょう。

しかし、そこで以前のように日本人に大きな雇用が生まれるような好景気とはならないと考えられます。つまりジョブレスな好調ということです

景気が回復しても雇用は増えません。

雇用の代わりに「IT」「安い海外労働力」「ロボット」などなど最新の「人の要らない技術」を駆使して好調を演出するでしょう

誰にでも出来ることで真面目に働いているだけでは、給料は上がらないし、下手したら別の何かに取って代わられます。(しかもこの「誰でも出来ること」は想像するよりも幅広く、多岐に渡るのです)

つまり、ぼーっと真面目に働くだけでは収入は伸びないし、ゼロになる可能性すらあるということですね。

 

 

ピケティの懸念は加速する

以上のことから、今後ますます「労働収入」と「投資から生まれる収益」の差は広がると考えられます。

私達はこれを前提に流れに逆らわず自分のポジションを考えなくてはいけません。(世の中の大半は流れが見えていない上に逆らおうともがいてます。そもそもそれは無理なんですが・・)

つまり、「ジョブレス」になる原因技術に注目しそこに投資をする。自分の雇用が奪われる原因を利用することを考えるんです

真面目に働くのは大事ですが、今後はそこにプラスして少し「賢く」お金を働かせることを考えるべき

 

投資家として

投資家としては、「人の要らない技術」又は「その技術の恩恵を受ける業種」に注目すると良いでしょう。

こう言うとテーマ株について語っているようですが、根本的に思考過程が違います。

自分の生活への脅威→その技術はなんだ?→具体的な技術の理解→その技術の恩恵を受けるのは?・・・と自分の実感に基づいた思考で考えることと

「噂ではこれからこれが来るらしい!」や「最近よく耳にするなー流行ってるみたいだ!」みたいなノリで投資するのでは、投資結果への反省や将来の成長において全然違うことはわかるでしょう

 

最近話題のAirbnbもジョブレスですね。(ホテル業界がダメージを受ける。ホテルで真面目に働いている人の将来は中々厳しいかもしれない)

では、このシステムはどこに影響を与えるのか?ということを考えるのです。直接的には不動産業界ですが、その先を考えるとまだ誰も気付いていないお宝が見つかるかもしれません。

このように連想ゲームのように考えて、その検証をすることが「投資」なんです。

ノリではなく真面目に連想するんです。

「現代の普通」を生きる為に少し「賢く」お金を働かせることを学びましょう。

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