お金を扱う器の話 (何故、宝くじ当選者は破産するのか?)
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宝くじ当選者の末路

こんばんは、imoekatです。

今回は、「お金を扱う器」の話。

世の中には1億2億という金額を簡単に扱う人と1万円2万円の金額で気が引ける人が居ます。

何故こんなに違いが出るのでしょうか?性格でしょうか?お金への執着でしょうか?

私はその人のお金を扱う「器」の違いだと考えています。

まずは、分かりやすい例をみてもらいましょう。

 

庶民の夢宝くじ!皆一等当選を夢見ていますが、果たして当選した人は皆幸せになったのでしょうか?

答えはかなりの人が逆に不幸になっているのです

 

何故、そうなるのか?という様々な分析は他の人がやっているので、ここでは「お金を扱う器」という視点で説明しようと思います。

 

 

お金の器

実は、扱えるお金の金額は人によって決まっています!

より詳しく説明すると、その人のレベル(器)によって留まるお金の金額が変わるのです。

Aさんは、10万円

Bさんは、100万円

Cさんは、1億円 というように留まるお金の金額(器)は人によって違います。

例えば、Aさんが一時的に1億円手に入れたとしてもすぐにお金は消えてしまい10万円の器に戻ってしまいます。Bさんも同じで、結局100万円という自分の器に返っていきます。

そして、時には1億という金額が大きすぎることにより自分の器が壊れ、マイナス(借金)まで落ちていく人も沢山いるのです。

では、この留まる金額(器)は一生変わらないのでしょうか?

そんなことはありません。知識と経験によって自分の「器」を大きくすることが出来ます。

ポイントは、① 投資の視点 と ② 経験です。 

投資の視点とは、お金を前にした時に単なる消費ではなく、投資に頭が行くような習慣を持つことです。お金を前にした時、消費にしか頭がいかない人は100%器は広がりません。宝くじが当たり、大金を目にすると「あれも欲しい」「これも欲しい」状態になる人は要注意。大金は周囲の人も惑わし皆でよってたかって消費しよう!といってきます。そんな時あなたは、毅然と対応し「その大金を減らさずに消費するにはどうすれば良いか?」と考え続けてください。

②経験とは、その金額を扱った経験です。人は、未経験の金を前にすると冷静さを失います。自分が何をしているのか分からなくなり自分の器以上の消費をしてしまいます。ですので、そのお金を扱った経験をまずしなければいけません。①の投資の視点を持ちつつお金の金額を大きくしていくのです。

この二つのスパイラルを繰り返すことで、徐々にあなたの周りに留まるお金は大きくなっていくはずです。ジャンプしては駄目。少しずつステップを踏んでいくのです。

 

 

私の場合

私は、投資を始めた時30万円から始めました。その当時学生だったこともあり1%(3000円)動いただけで一喜一憂していました。「あー、一回飲みにいける分稼いだ!」とか「飲み会二回分損した!」とかそんなみみっちいことを考えていた記憶があります。

しかし、その内運用資金が大きくなっていき100万円を超え1%の値動きで1万円くらいになると、何千円という単位は気ならなくなります。このように始めはリアルな金額がチラつき値動きが気になりますが、徐々にそれが当たり前になります。

これは、お金を雑に扱うということではなく金額が上がっていっても冷静に判断出来るようになっていくということです。

例えば、投資初心者がいきなり100万円の投資をし次の日1万円の含み損になったとします。たかだか1%の含み損なんて良くあることですし投資する上では誤差に過ぎません。

しかし、その人にとって100万円は必死に働いて貯めた虎の子のお金なので一万円を損することは精神的に落ち着かない。「一万円あれば、アレが買える」とか「投資なんかしないで美味しいもの食べればよかった」とか考えてしまいます。ここで、ビビッて止めてしまってはあなたの器は大きくなりません。結局その100万円は単なる消費に回るだけでしょう。

私の話に戻します。

投資をしている以上常に値動きはあります。株の場合、通常で1%~3%くらい。大きく動く時で10%前後1日で動きます。その動きに慣れてきた頃、次に私が意識した金額は10万円です。一日の値動きが10万円を越えてくると少しどきどきしてきます。私も本業が別にあり勤め人なので10万円を稼ぐ大変さは身にしみています。その10万円が1日で動いてしまうことにちょっと落ち着かない時期がありました。そんな時期もじょじょに慣れ、次は月収に当たる20万~30万の値動きが次の壁でした。これも10万円の時と同じ理由で落ち着かない時期を経験しました。金額が大きくなっても、初めと変わらず自分の基準、自分の投資スタイルで続けていくうちに今では1日の値動きは150万くらいある時があります。

投資を始めた当初は、1日に150万も損をする可能性があるなんて怖い!と思ったことでしょう。仮に投資しても投資している間中常に気になって落ち着かなく、予想外の動きに過剰反応して自爆している可能性大です。経験とブレない投資への考えがそのベースにあるので、今の私はこの金額でも冷静に判断を下せます。

お蔭様で、今の私の「器」は投資を始めた当初より100倍以上は大きくなっていると思います。もし仮に、私が投資を始めたときに今現在の資金を与えられていたら、すぐに損をして100分の1にしてしまっていたことでしょう。

 

 

ステップを踏む

このように少しずつステップを踏み自分の力で器を大きくしていけば、大きくなったお金もあなたの下に留まります。逆にラッキーだったり他人のおかげで手に入れた泡銭はほとんどあなたの下には残りません。まさに泡のように消えていきます。

更に、副作用として一時の贅沢など出費のレベルを上げてしまうので、元の生活に戻れなくなる可能性すらあります。

繰り返しになりますが、大事なことは自分の力で少しずつ投資の金額を上げることです。

その上で私のおススメの考え方は「~円」とかではなく「~%」と考えると金額を気にしなくてよくなり純粋に投資利回りを考えられるのでおススメです。

いかがでしょうか?

宝くじで一発狙うのではなく地道に投資の勉強をし地力をつける方が安定したお金持ちへの近道だと思いませんか?

 

株式投資の第一歩は証券口座開設から→SBI証券

ちなみに宝くじの期待値は確か45%くらいだったと思うので、大半は国に持っていかれている割の悪いギャンブルだということも併記しておきます。

 

それでは、また!

 

 

 

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