
こんにちはimoです。
さて、ちょっと挑戦的なタイトルにしてみたましたが、この記事の対象は
- それなりに個別株投資を自力で出来る人で
- 投資額が100万単位の人
という一般的には上級者向けです。
前回の記事とは真逆のこの主張。笑
投資経験や期待利回りで全く取るべき投資戦略は変わるので、矛盾はしていません。それぞれの記事を読んでみてください。
簡単に言うと、投資初心者は「積み立てNISA」投資玄人は「現行NISA」が良いんじゃない?というお話。
積み立てNISAは眠たい
積み立てNISAは、年間投資枠は40万円までです。
これは株式投資をある程度やっている人にとっては少なすぎる。すぐ無くなります。
そして、私は一般的な個別株投資家よりも長期目線で投資を行っていますが、それでも一銘柄を20年間保有は現実的ではありません。
(今一番長い保有期間は確か12年間で、多くの場合5年くらいで売買することが多い)
時代の流れが速い今、20年後など全く分からないのが正直な所。
ざっくり想定できるとしても3年から5年くらいが限界ではないでしょうか?
そんなことは、国もわかっていて積み立てNISAで個別株は買えません。
積み立てNISAは、世界経済全体へ賭けることを前提としています。
個別株投資家にとって積み立て投資は貯蓄代わり
私も積み立て投資を実践しています。
しかし、それはメインの資産形成手段ではなく一般的な銀行貯蓄の代わりという意識が強い。
つまり、資金の一時置き場。それでいて少しは増える可能性のある場に過ぎない。
積み立て投資の対象は、普通インデックス等でありそこまでリスクもなく、期待利回りも年間5%くらいあれば良いかなーという感じ。
私を始めとした個別株投資家なら5%以上の年間利回りを狙っていますので、インデックス投資はあまり魅力がありません。あくまで資金の一時置き場。
チャンスがあれば即資金を引き出し、利益が見込める個別株へと資金を投じます。
現行NISAは一点突破
以前も記事にしましたが、現行NISAは投資枠が120万ほどの5年保有予定なので下手に分散などせず一点突破で良いと思います。
それも、年に何度かある暴落時に買い込むことが出来れば大きな利益を上げられるでしょう。
そんなNISA口座の使い方を徹底している私の現行NISA制度始まってからのトータルNISA運用益は500万円近くになります。(節税分は100万円近くになるということ)
去年から開設した妻のNISA口座でも以下のような結果になっています。(2017/12/27現在)
ポイントは、120万円の年間枠をフルに使うことと、事前に数年間期待できる株に目をつけておくこと、そして、暴落時に買うこと。
これだけ。
それなりの投資金額を保有しており、一銘柄に100万円ほど突っ込める人なら同じことができます。
一年の間に必ず一度や二度市場全体が暴落する時があります。
目安としては10%〜20%の下落。
今年も私は10%ほど下げた時にあいHDやメックを買い増してます(まあ、この辺りは既存保有株なので監視しており、全体市場下落というより個別に大きく下げた時に買いました。)
その後は保有を続けているだけで、値が戻れば自動的に10万円20万円の含み益。その後も成長してくれればより大きな利益をゲットです。
以上
正直、投資戦略というほどのものでもなく、大雑把なやり方を説明しているにすぎません。笑
投資経験者&資金持ちなら現行NISAで大きく利益を狙うのがベターだし、投資初心者ならとりあえずレールに乗って有利な条件で長期投資を安心して始められるのが積み立てNISAでしょう。