情報収集を何倍にもする方法(洗脳されないために)
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「アンテナを張らなきゃどこにも繋がらない」

シンプルにこの記事で言いたい事は上記の通り。

ラジオやテレビと同じ。

電波はそこかしこに溢れているけどチューニングをしなければどこにも繋がりませんよーということを言いたいのです。

「何を当たり前な」とあなたは言うかもしれませんが、世の中で情報収集時に明確に理解し実践している人をあまり見たことないんですよね

 

Contents

問題意識を持つ必要性

例えば、あなたがメガネをかけるようになったとします。

それまで、外に出かけてもメガネなんて気にも止めていなかったあなたですが、自分がメガネをかけるようになって他の人のメガネをチェックするようになりました。

よく見ると、芸能人の真似なのかレンズすら入れていないオシャレ目的でかける人だったり、ただ見るためだけに掛けてますというようなデザインを気にしてない人、逆にインテリ風に見せるなどイメージを気にしている人などなど、外に出て気にしてみると実に様々な目的でメガネをかけている人がいて、デザインもたくさんあることに気づきます。

これが、「アンテナを張る」ということ。

なんとなくボーッと見ていては情報は入ってきません。

チューニングを合わせないと目の前にあっても気付けないんですよ

 

 

意識する

人間の潜在意識は「問い」を与えられると無意識に、勝手に、その答えを探し始めると言われています。

この分野の詳しいことは分かりませんが、このことは記事の論点と同じことを言っているように思われます。

何の問題意識も持たず、何となくボーッと世界を眺めていても何も得られず、目に入ったものは即忘却の彼方・・

これはもったいない。

何かしら意識をすれば、先ほどのメガネの例のように様々な場面で気づきがあります。

本当は、色々なことが目の前で起こっていて、もしかしたら長年気になっていること、悩みだったことの答えすらそこにある可能性がある。

 

読書の場合

優れた本は基本的に一つの主張があり、その他の部分はその主張を補強する証拠だったり、例だったり、実践法だったりします。

まずは、当たり前ですがその本の主張は何か?を考えて読んでいくことがオススメ。

そして、優れた本は後日読み返した時に新たな発見を与えてくれます。

これは、一回目では気づかなかったその主張のより深い理解に達したり、別の側面から見た世界が開けた時に感じますが、その際ポイントとなるのは読者の「問題意識」です。

その時に、「気になっていること」「その本を読もうと決めた理由」などから1回目には見えなかったモノが見え始める

あなたにも子供の頃に読んだ本や漫画を大人になって読み返した時、子供の頃とは別の感想を持った経験があると思います。

それはこれが原因。

人生経験を積んで子供の頃とは違う「問題意識」の下読んだから違う面が見えたのです。

(ちなみに、最近多い自己啓発系やビジネス書はなんか浅いなーと感じます。二回読んでも新たな発見何てほぼないような中身が多いなーと。特に引っかかりもなく二時間弱で読んじゃって終わり。なので最近のそういった本はあまり読んでも意味ないかも。もう知ってるよ・・てかいつの時代だよと思うこともしばしば)

 

思考停止しないために

日々何かしら問題意識を持って生きていると、上記の通り人と同じものを見ていても何倍も多い情報に気づけます。(逆にそれ以外は気付けない)

出来る限り色々なメガネで世の中を見るとその分情報は多面的で何倍にもなる。

そして、これこそが真の意味の情報収集です。

 

余談ですが、

今の世の中は情報が溢れかえっています。

要る物も要らない物いっしょくたになって入ってくる。

そんなモノを何のフィルターもなく受け入れているとすぐにキャパオーバーで思考停止に陥ることになります。こんな情報収集は意味がありません。

もっと言うとこれは洗脳にもつながるやり方で、大量の情報を与えて思考停止にさせ、タイミングを見て分かりやすい単純なフレーズを連呼すると人は勝手にその言葉を受け入れます。あなたも心当たりはないでしょうか?政治家はよく使う手です

なので、自分でフィルターを設定しなきゃいけない。

そのフィルターとは問題意識です。

自分で主体的に情報に触れなければ情報に流され、洗脳され、自分の決定が誰か他人の判断の投影に過ぎなくなる。

 

 

アウトプットの効用

ということで、この記事のテーマをもっと厳密に言うと、「自分にとって意味のある情報収集を何倍にもする方法」になるでしょうか

で、手っ取り早く問題意識を持つ方法はアウトプットすることです。

誰かに向けて何か書いたり話したりする機会があれば、情報に触れた時に自分で理解し、整理する必要性が出てきます。

何かインプットする時に、アウトプット前提でいると勝手に意識が働き情報が整理される。

冒頭にも言いましたが、意識するから情報に意味が出てきます。

つまり、インプットの質が良くなるんです。

アウトプットの意識がなければ、自分の中で情報を整理する機会がなく、ごちゃごちゃなままいつの間にか忘れていくことになりがち。

常に何か意識に引っかかるようにしておくことがとても大事だと自分でやってみて感じます。

 

 

そんなこと言われても、問題意識なんて考えたこともないしどう持てばいいの?って思うかもしれません。

これは、ぶっちゃけ何でもいいんです

自分なりに気になることでいい

主婦にとっては子育てかもしれませんし、学生にとっては就職なのかもしれない。人それぞれ

ただし、原理主義的なることには気をつけた方がいいでしょう。原理主義とは「これが唯一絶対の正義である」と考えることです。

この世に「唯一絶対」なんてありません。もし、そう思うのであればあなたは洗脳されています。

右でも左でも、教育でも、食生活でも、働き方でも、極端な人ってイタくないですか?

自己洗脳も含む原理主義者ってあんな感じ。

 

原理主義に陥らず、ただしボーッと世界を見ない。

そんなバランスで世の中を見れば自分にとって何倍にも質の高い情報収集ができると思います。

 

 

 

 

 

 

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