
こんばんは、imoekatです。
またまたFP(ファイナンシャルプランナー)について 笑
FPにお金の相談をする人は、主に「保険」「不動産」「税務」「年金」「相続」「投資」などの相談をすると思います。
しかし、単なるFPに「投資」の相談をすることは絶対おススメしません。
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FPは投資に関して素人
私は、このブログを読んでもらうと分かる通り株式投資のキャリアは10年ほどあります。
まだまだ全然大したことはないと自分で思っていますが、10年間投資の世界で生き残っているという事実から一般人に比べては投資に関しての哲学や知識はあると自負しています。
そんな私から見てFP2級において勉強した「投資」分野の内容は全く実践的でもないし人にアドバイスできるレベルに無い内容でした。
ちなみに証券会社の営業マンも同じレベル。
彼らのアドバイスで資産運用してはいけません。詳しくは以下
プロ信仰の罠 (証券会社のアドバイス) | assets人生
プロ信仰の罠
で、FPへの投資相談に戻ると
彼らは表面的で基本的な投資の世界のルールを齧っただけで、現実の投資で通用するような知識は持っていません。
例えば、為替のルール、アクティブファンドとインデックスファンド、金利、格付けなどなど
投資をする上では上記の事を知っていることは当然
「で?」というその先が本来必要なのです。
FP試験では、本当に表面的な部分をなぞっただけの知識しか身に付きません。
それなのに、オプション取引、信用取引、先物、FXなど上級者向けの投資法にも触れています。
株式投資についてもPER、PBR、ROE、などの指標について学びますが、これまた表面的な部分で終わり。
生兵法は大怪我のもと
実は、これらの投資に関する知識は下手に使うととても危険です。
例えば、PER、PBR、ROEなどの指標ですがこれらを単品で用いて投資を行うことはとても危険です。
指標には一長一短あり、複合的に用いなければ意味がないのです。(その為には投資哲学が無いと基準が分からない)
本当の指標の使い方は、複数の指標と投資企業の定性面から総合的に見て「割安」な企業の株を買うのが本来の投資です。
しかも「割安」にも色々あり資産に対して割安なものを買う投資方針の人は主にPBR、利益に対して「割安」なものならPER、EVITDA(利益だけじゃなく諸々足し引きし減価償却も込みの正味利益に対する株価倍率)みたいな初見ではウンザリするような考え方もあります。
と、これでも正直株式投資に関しては触り部分です
そんな複雑怪奇な投資の世界に単純な3指標だけの知識で下手なアドバイスをすることは有害ですらあります
ですので、FPは普通個別株には手を出すなと言います。
(当然ですね。彼らもわからない世界で株は危険だと思っているので)
そして、安易に投資信託を薦めるのです。
何故投資信託をFPは薦めるのか?
理由は簡単。
自分が責任を取らなくていいアドバイスが投資信託だからです。
少し詳しく説明すると、投資信託には「ポートフォリオ理論」や「シャープレシオ」など数学的に有利だとされる法則があり、その理論に則っていると思われる投資信託の組み合わせを勧めれば良いだけ
そして、これらの理論は数学的に正しいとされているので説得力があります。
何の知識も無い一般人はそれを聞くと「そんな理論的裏づけがあるなら大丈夫だ!お金のプロであるFPの言うことでもあるし間違いないだろう」と考えちゃうわけです。
しかし損をしてもFPは責任を取ってくれませんよ
「理論は正しいが投資に絶対はないのですよ」と言い逃れるだけです
債権の利回りの出し方は有益
そんな中、債権の利回りの出し方はとても有益でした。
基本の計算式を知っておけばほぼ全ての債権の利回りが出せます。
もし、債権をお持ちの方はその利回りを計算してもらうのは良いかも知れません。
その他
後は、投資関連の税金の話はある程度相談してもよいかと思います。
まー普通にネットで調べると出て来るような内容ですが。
ちなみに郵便貯金、スーパー定期とか元本保証系の商品は意味無いと思いますのでご自由にすればいいと思いますね。
FPに相談なんてしなくても銀行や郵便局で懇切丁寧に教えてくれますし、普通貯金にしようが定期貯金にしようが金利なんて雀の涙なのでそれでお金を増やそうなんて思わないことです。
以上、FPに投資相談するな!という理由でした。