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FP(ファイナンシャルプランナー)は冒険出来ない
こんばんは、imoekatです。
今回は、FP(ファイナンシャルプランナー)についてです。
FPとは、簡単に言うとお金について包括的に相談に乗る人です。
他人の家計の相談に乗る立場なので下手なことが言えず極力リスクを回避しようというアドバイスに終始する気持ちは分かります。
その上、職能的にカバー範囲が広いので各部門の専門家の領域に入り込まないよう気をつけなければいけないなど制約もありますよね。
しかし、あまりにも保守的であまりにも現金主義であり、あまりにもリアリスティックである。
オールアバウトにこんな相談記事の連載がありました。
ざっと読んだ記事を挙げました。
まあ、これを読んで何が言いたいか?という私の視点について普段記事を見てくれている読者の方はお分かりになると思います。笑
全体を通して面白みが無い・・答えているFPの方はほぼ一人ですので偏っているとは思いますが、FPの傾向は見えてきます。
- 「無駄を省く」当然ですが、現在の家計やりくりの無駄を指摘し削れないかのアドバイス
- 「保険に過度に依存しない」これはとても良い点。無駄な保険に入っている人も多いので固定費の削減にシフト
- 「年金など社会保険に詳しい」複雑で素人には理解が難しい制度を相談するには最適
- 「貯蓄依存」なにかって言うと貯蓄推奨。将来に向けた確実な資産つくり=貯蓄という信仰が見え隠れしてます。
- 「現金(円)大好き」海外資産は為替リスクがある!の一言で問答無用で拒否。日本から出ないという前提なのでしょうね、購買力という視点で考えてません。
- 「元本保証大好き」他人のお金相手なので少しでも損したら文句言われるということなのだと思いますが、元本保証では利回りも捨てなきゃなりません。
こんな傾向が私には見えました。
損失は絶対NG→元本保証→利回り低→貯蓄(円)!→国内大好き!→老後不安→年金・貯蓄・確定拠出年金 みたいな流れが基本です。その際個々に無駄を省きましょうというスタンス
こんな内容なら、私は正直3の相談でしかFPを利用しないでしょう 笑
唯一、面白い視点だなと感じたのは職業のリスクと金銭的リスクをトータルで考えましょうというアドバイス
「なるほど」とうなずかされました。
投資アレルギー
私にとってこれが一番面白くない 笑
中長期でしっかりした基準を自分で実践し投資するならそれなりの成果は出ると私は信じています!
その際の利回りは10~15%です。
FPの想定する投資は、私は前から主張しているとおり(リスク=リターン)という謎のバランス理論が根底にあります。
100万プラスの可能性があるなら100万損してもかまわないという理屈・・・
私は、一円も損したくありません!しかし投資をしています。自分のやっていることが自分なりにはわかっているからです。
「投資は余裕資金で損をしてもいい金額分投資しなさい」というリスクのバランス理論でいうと私は投資できない人ということになります。
FPは、立場上投資商品は販売できません。更に、ポートフォリオ理論、シャープレシオ、標準偏差、期待利回り、という小難しい理屈で塗り固めた投資理論に基づくアドバイスに終始します。
そこには、何故かデリバティブや先物、オプション、信用取引という本当にリスクの高いものも含まれます。(FPがこれらを薦めるかは別。アドバイスする投資理論の一部という意味)
そんな理屈に基づいて安定して長期でそれなりの利回りを得られるのでしょうか?私は懐疑的です。経済は予測不能であり、積み重ねた理屈は想定外で吹っ飛ぶでしょう。
ノーベル賞レベルの頭脳を集めて投資理論の粋で固めたLTCMの例を忘れてはいけないのです。
また、理論的に保守的な投資では本来雀の涙程度の利回りしか期待できません。
他人任せの投資ではそんなモノです。
魚を与えるのではなく魚の取り方を教える
ここまで批判しておいて実はFPを取ろうかと思っています。笑
細かい知識は必要ですし自分の為にもなります。信用という箔も付きますしね。
そして、貯蓄をいかにするかという守りのアドバイスしかできないFPではなく、積極的に利回りを求めてより早く目標達成できる攻めのアドバイスが出来るFPになろうかと野望持っています。笑
その為には、FPは金融取引業者ではないし販売業者でもないので特定の金融商品を薦めるとかではなく、顧客に自分で魚を取れる知識を身につけてもらうことに重点を置いた教育やアドバイスがしたいなと思ってます。
今後、守りのアドバイスだけでは現実的にキャッシュが苦しくなると思いますし、自己実現にはほど遠い人生になってしまうからです。
私は、より早く金銭的不安定からは脱出した方が人生も楽しくなると信じています。
ということで、投資面でFPに相談することはおススメしません。リスクにばかり注目した言葉しか聞かないでしょう。
もし、相談するなら複雑な年金や保険の相談が良いと思いますよ 笑
では、また!