
こんにちは、imoekatです。
本日はドルコスト平均法の偉大さについて
「ぶっちゃけ素人が手軽に資産運用をしたければドルコスト平均法でコツコツ買い続ければ良い結果が出ますよ」という話し
今週は本当にジェットコースターのような相場でしたね。
ここ二、三年で株式投資を始めた人は不安でしょうがないかもしれません。
Contents
投資期間を考える
普段、長期投資を掲げている人でもこの様な下落相場に直面するとどうしても目先の値動きを追うことになり易いです。
確かに一週間で10%以上も変化があったら恐怖感じますよね
しかし、この様な時こそ自分の想定投資期間を考えるべきです。
(始めから「短期トレード」目的の人はむしろこのような相場は歓迎でしょう)
皮肉なことにこの様な暴落相場に不安に駆られ通常と違うことをしてしまうのは、中途半端な長期投資家なのです。
何も考えず長期投資をするなら黙ってドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは、単純に毎月定額で積み立て購入をする方法です。
え?そんな単純なこと?と投資初心者の方は思うかも知れません。
しかし、この方法にはとても素晴らしい秘密があります。
説明しましょう
ドルコスト平均法が素晴らしい効果を発揮する為に寄って立つ理屈は
① 資本主義(長期的に世界の経済は右肩上がりである)
② 最低10年以上の投資期間
この2つです。
ドルコスト平均法はどんな相場でも機械的に定額積み立てを実施することです。
詳しい説明はこちらの記事をご覧下さい(図を使って、期間ごとにも説明されていて分かり易い)
じっくり研究!ドル・コスト平均法って万能? [資産運用] All About
ドルコスト平均法
こちらの記事でも言及されていますが、この方法の最大のメリットは「タイミングの分散」です。
つまり、自分で購入タイミングを図らなくていいのです。
どうしても理想の売買タイミングを追ってしまうのは投資家のクセです。
〔投資〕理想の売買なんて不可能。そこそこのタイミングで満足しましょう〔暴落〕 | assets人生
売買タイミング
しかし、上記の記事でも言っているようにあくまでも理想は理想であり最高の売買タイミングを狙ってするのは不可能です。
ドルコスト平均法は、ドラスティックに「じゃあタイミングなんて無視しましょう」という考え方。
これで、投資をする上での大きな懸念である購入タイミングについて悩む必要がなくなります。
投資初心者には特にこの「投資タイミングを考えなくてよい」は大きなメリットでしょう。
下落局面でこそ後に大きなメリット
次にドルコスト平均法の効果で素晴らしいのは、下落局面でメリットがあるということでしょう。(恐怖をあまり感じないでよくなる)
通常の投資で下落局面はあまり歓迎されないものです。
しかし、ドルコスト平均法でコツコツ積み立て投資をしていると下落局面では購入口数が増え、後の上昇局面での利益が大きく伸びます。
私も一部ドルコスト平均法で毎月積み立て購入をしていますが、下落局面になるとちょっと嬉しくなります。(それ以上に個別株の下落のダメージは大きいのでキツイことはキツイ)
私のように個別株も持っている人の場合はこの下落局面でメリットのある積み立て投資をしていると考えることは、メンタル的にも少し安定すると思います。
逆にずっと右肩上がりの相場はドルコスト平均法での購入はそこまでメリットはありません。
ドルコスト平均法で買うべきもの
ドルコスト平均法のメリットを思い出して下さい。
① 資本主義(長期的に世界の経済は右肩上がりである)
② 最低10年以上の投資期間
この2つを満たせるもの
「つまり世界の経済成長に乗れるモノ」で「長期の積み立て期間を取れるもの」です。
私の実践しているのは海外の信託プログラム。
世界の各アセットクラスのインデックスETFを機械的にリバランスしながらPFを組みそれぞれ割高になったら売却、割安になったら買い増しを繰り返しています。
投資期間は26年と長期。ちなみに去年の後半はキャッシュ比率90%越えと「世界の全てが割高!」とそのプログラムは判断していました。(個人的には保守的過ぎる・・と思っていましたが)
今月は世界的に大きく下落したので、恐らく色々買っていると思われます。
これは知らなきゃ出来ないし色々な理屈を把握して自分で購入判断できる人しか手を出せない信託なので特殊ですね(しかも外貨)
証券口座で私が他に買っているのは、「上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本 1554 」
これは、日本株を除く先進国、途上国、資源国などそれぞれの平均指数に連動するように作られたETFで簡単にいうと「日本を除く世界の経済の動きに連動するETF」です。
なぜ日本を除くのかというと、日本株を持っている人も多いですし他に投資信託を持っている人もその中に日本株が含まれていることが多いからです。
そこに更に日本株の比率を上げるのは得策ではないでしょう。
1つ注意点として、ETFは普通の株と同じようにその時の価格が決まっています。投資信託のように口数での購入ではなく一単元ごとの価格になるので、厳密な定額購入はできません。
なので、毎月自分でバランスを考える必要があります。
「高いな」と思う時は減らし「安い」と思う時は増やすのです。
ですので、タイミングを考えたくない人は口数購入ができる投資信託(ノーロード=購入手数料なし)を購入することをおススメします。
インデックス投資はこちらのブログ様が詳しいので参考にするとよいでしょう。
インデックス投資で資産運用 | インデックス投資を利用した資産運用実践記。低コストインデックスファンド・ETFを用いた長期分散投資術と節約術を公開。
インデックス投資で資産運用
以上
ブレずにコツコツ投資をしたい人はまずドルコスト平均法を実践し少しずつ勉強していくとよいでしょう。
では、また