
こんにちは、imoです。
今回は、投資における女性視点について。
(一応、比率として多い男性投資家へ向けて書きます。)
日々の生活に関わる商品やサービスに敏感なのはやはり女性です。
また、女性は理屈より雰囲気やフィーリングを重視した消費行動を取ります。
女性は男よりも投資に向いている?
一般論で言えば男性は自分の興味の範囲に関しては深堀する傾向にありますが、往々にしてその他の世間の流行とか、今流行のお店とかはあまり知りません。
そして、興味の範囲外のことに関してはあまり情報のアップデートがされない。
一方、女性は幅広く流行の情報に敏感で雑誌を読むことも多く、雰囲気の良いお店やオシャレな場所をよく知っています。
日々の生活用品も自分なりの使いやすい物や好きなデザインの物等にとても詳しいです。
そして、それらの情報は一定期間でアップデートを重ねていることが多い。
男性よりも女性の方が一般的には情報の新陳代謝が起こりやすいということですね。
今日の嫁との話
私は株式投資家として、エクセレントカンパニー3Mのことをよく知っています。
ポストイットの話も知っている。
しかし、恥ずかしながら日本であんなにも沢山の商品が使われていることを私は知りませんでした・・・
今日、家の壁に写真を飾る際に壁紙の上から傷がつかないで貼れる方法を検索していて「コマンドフック」という商品を見つけました。そして、メーカーを見るとなんと3M。
私はドヤ顔で嫁に「これを作っている会社は長期で増配している素晴らしい会社なんだよ。こんな商品も日本で売っているんだなぁ」と言いました。
それを聞いた嫁は、「ふーん。いつもうちで使ってるテープも3Mだよ。3Mはポストイットとか学生の時から文房具でよく使ってた」とのこと
マジか・・・
商品に関しては私よりも3Mのことを理解して使いこなしている嫁。
そういえば、アイリスオーヤマの収納ケースや家電に関しても「便利だよー」と教えてくれたのは嫁でした。
こんな風に、日々使っている物で便利な物、流行っている物は女性の方がよく知っていることは多いです。(そういえば、昔の彼女もオシャレな百円ショップとして「セリア」を教えてくれたなぁ・・)
女性の話を注意深く聞いておこう
他にも日本の化粧品を嫁の職場の外国人がよく買って自分の国へ送っているという話を1年以上前から聞いていました。
私は化粧品に興味がなく、投資対象としての実感も薄いのでその時聞き流してしまっていましたが、
その時に少し詳しく調べてインバウンドとも結びつけていれば、化粧品会社を買えていたかもしれません。
私も投資家として世間の情報にアンテナを張っているつもりですが、どうしても興味の範囲は限られますし上記のエピソードのように女性的な視点には気づかないことも多いと感じます。
企業マーケティングでもヒットを出したければ女性にウケることを考えろと言われます。
事実、世の中の消費は女性が引っ張っている。
- 便利さ
- 分かりやすさ
- 身近さ
- コスパ
- フィーリング
- 繊細さ
女性にウケるにはこんな視点が必要です。
そして、投資として考える際も上記の条件を備えている商品やサービスを提供している会社は有望と考えられる。
逆を言えば女性の目は厳しく、「なんかイヤ」とか「ちょっと違和感がある」という感じでダメなモノは容赦なく切り捨てられていきます。
女性同士で口コミで広がっているモノは注目しておきましょう。
日々の生活で使っている商品も気にしておきましょう。
新しく使い始めたモノも目をつけておきましょう。
個別株を始めようと思っているけどどうすれば良い会社が見つけられるか分からないという人は、女性の視点を参考にして会社を調べることをお勧めします。
男が好きなモノやハマっていることは一般受けしないことも多く、投資対象としては小粒な場合が多いです。
キーワードは女性視点。
これを取り入れられれば投資対象は大きく広がり、自分には見つけられない会社も発見できます。
以上。
投資では女性視点が結構大事というお話でした。
それでは、また