個別株投資で自信を持ちたければSNSを断て
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こんにちは、imoです。

投資を始める人がぼちぼち増えていると言われる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、投資と言いましても世間では

  1. 貯蓄感覚でインデックス積立派(思考停止)
  2. 短期トレードで一攫千金派(思考停止)

が大きなシェアを占める感じです。

 

一般ピーポーで、これまで投資に無縁&貯蓄オンリーだった人たちが投資に参入する流れを考えればこれは必然かなと個人的には思いますが、うーんなんかモヤモヤします。

投資に限らず、今やtwitterやFacebookといったSNSやブログなどネットでの情報収集が主流です。

1の積立貯蓄感覚インデックス投資を始める人も、インデックス投資ブロガーのサイトや彼らのツイートを見て始める流れが昔のように証券会社から勧誘されて始めるよりも多いのが実態(証券会社はそもそも低コストインデックスの積立なんて積極的に薦めないですが)

で、彼らは初めて親を見たひな鳥のようにそのブロガーを全面的に信用し思考も同じようになっていきます。

これまで自分が知らなかった世界を見せてくれて、理屈も通っているように見える。更に、その人自身もコツコツ積立投資をして結果を出している・・・

→自分も出来そう!よくある投資話のように一攫千金を煽るような胡散臭さもない!何よりも難しくない!

って感じ。

でも、多くの人は自分で考えて投資をしていません。

知っているとしても、インデックス投資の理屈くらい?

後、ドルコスト平均法と分散投資の話や運用コストがいくらという話くらいしか知らない。

その先は考えない。事実上思考停止

 

 

2の方は、もっと一般的。

投資=一攫千金!

すごい人が秘密を知っている!

上手な人の真似をすれば自分も成功できる!

こんなイメージが先行しているので、「投資(トレード)で成功する秘密を教えます」という胡散臭いグルが跋扈する世界。

 

「どこかに成功する秘密があるはずだ!」

「それさえ知れば楽に苦労なく大儲けができるはずだ!」

 

こういうイメージは思考停止馬鹿を殺す餌です。

環境次第で短期的には利益が出たりするので、それをグルのおかげだと考える人が更にはまります。

基本的にこの世界のグルは沢山の信者を集めて、自分の発言力が増すほど自分の発言の実現性が増す構造の上に立っていて、そのポイントは二つ

  • 拡散力の強い SNSパワー(買い圧力、売り圧力)
  • 参入市場が比較的小さい(低流動性)

です。

ものすごく乱暴に言えば、

 

グルが「これが来る!」と発信→イナゴ信者が買う→値が上がる→「言ったでしょ

?」→信者増&忠誠心upのループ

 

低流動性の場所でそれなりの買い圧、売り圧が実現できれば良い。

だいたいにおいて、こちらの参入者はグルに吸い取られ大損して消えていきます。

こちらも敗因は思考停止。

私は、インデックス積立派は長期的に、トレードで一攫千金派は短期的に、どちらの投資参入者の結末も心配です。

 

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個別株投資を自力でやれるようになるために

前置きが長くなりすぎました 笑

これから書くことが今回の本題。

最近、仕事で相談を受ける中で

「個別株投資を自力でやれる自信がない」

「何となくで株を売買しているけど確信はない」

「有名アカウントのパクリで個別株を買っているけど、売り時が全くわからない」

といった悩みを聞きます。

私は、ここまで書いてきたように「思考停止したバカ」が嫌いなので、このような自力で何とか個別株投資をやってみようという気概がある人はとても好き。

なので、ちょっとしたアドバイスをしましょう。

 

情報を断て

正直このような悩みは”情報”が多すぎることに大きな原因があるように思います。

それも二次情報以下のモノが・・・

関連記事は以下

 

冒頭から書いている通り、今やほぼネットやSNSに情報は溢れています。

その情報の海では、凄そうな人が自分の保有株のことを呟いていたり、投資先企業の分析記事をブログに書いていたりしていますよね?

個別株投資初心者は、それらを鵜呑みしがち。何となく凄そうな人の言に従って売買しがち。

これでは、いつまでたっても個別株投資を自力でやれる力や自信はつかないでしょう。

 

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一次情報から自力で考えて一から十までやってみる

まず最低限やること。

SNSを封印!

投資ブログも読まない!

これらは個別株投資初心者には長期的に有害です。

 

その上で、自分で企業の一次情報を収集して自分でビジネスモデルや数字の意味や予測を考えてみる。

そして、自分が良いと思った企業の株を買ってみる。その際、投資の理由も明確にしておく。そうすれば、投資期間や売る時の基準も自分の中に出来ます。

この一連の流れを一年とかやってみて、その投資結果や進捗を見直す。

失敗したならその傾向や、原因を考える。

成功したならその理由や今後の見込みも再検討する。

その先で、自分の得意な分野や事業や投資先企業の状況が何となく見えてきます。(やってみた結果、私は飲食や不動産、車関係は好きではありませんでした。)

投資期間や期待リターンも同じ。自分にあった、長期で投資を続けていく上でストレスの少ない期間やリスク、リターンが見えてきます。

 

投資スタイルや投資に対しての考え方は宗教に近い

ネットを見ていると投資家みたいな人が色々なことを言っています。

原理原則論から、トレンドっぽいことまで本当に色々なことを言っている人がいる。

しかも、原理原則とトレンドをごっちゃ混ぜにして一見新しく見えることをそれっぽく語る人もいて、それらの発言は聞く方に相応のリテラシーがないと変な勘違いを起こします。

投資家個人個人で、投資スタイルや考え方等々全ての前提が違うことが普通で、原理原則論ですら前提が違えば投資判断は真逆になったりします。

 

これらは本当に宗教に近い。

前提を全て共有することは不可能でしょう。

同じ株を買うにも、タイミングや保有期間が違えばパフォーマンスも違う。

投資で大事なことは、投資対象ではなく投資家自信がどういう投資家であるか?です。

そして、どういう投資家であるか?は人それぞれ。それは自分で見つけるしかない。

自分に合っている投資対象や期間が見えてきて初めて自分なりの投資スタイルができて、自信がつくとおもいます。

ここまでくれば、誰かが語る投資話や投資先企業分析も自分の基準や軸を持って読んだり聞けるので惑わされることもなくなるでしょう。相手は、どのような前提の上でその話をしているのか?も何となく分かるようになってきます。

 

以上

「個別株投資でレベルを上げたければSNSを断て」という話でした。

それでは、また

 

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