「株式投資」こそ最も有益な自己投資
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なんか、自己投資云々語っている意識高い系がまたわらわらしているようです。

・・たまたま私の目につくだけですがね。この世はもはや人それぞれ狭い世界に分断されているので・・・

まあ、そういう細かい認識の話は置いておいて、新卒とか若者にドヤ顔で持論を語る人が春には目に付くというお話。

ということで、私も彼らに倣って一つ持論を語ってやろうと思います。

 

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自己投資って何ですかね?

ジコトウシ

うん、格好いいですね。私も基本的には賛成ですよ。

  • 彼らは言います、「若いうちこそ自己投資をして様々な経験を積んだ方が良い」と。
  • 更に、「ちまちま節約なんてせず、将来に備えた貯蓄もそんなに今からは必要じゃない。ましてや、株とかFXとかいう投資なんてやめておけ。そんなことより自己投資せよ」
  • で、終いには「将来所得を爆上げするために今自己投資をして、給料を上げよ!」と言います。

・・・ん?

結局のところ、金を稼ぐために「自己投資」しろってこと?

素晴らしい人生を送るため、人間の幅を広げるために自己投資するんじゃないの

?(その結果、収入に繋がることは多いと思うけど必ずしもそうではない)

彼らの資本主義に思いっきり染まった頭から出てくる「自己投資」は、結局のところ将来所得を最大化することなのだとしたら。

そんな漠然とした「自己投資せよ」なんてアドバイスではなく、もっと具体的に将来所得に繋がる自己投資法をアドバイスすべきなんじゃないでしょうか?

私が見る限り目に付く「自己投資」を語る人たちの中で、具体的な自己投資を語っている人はいなかったです。なんとなく、「お金を貯め込むな、今はお金のことより自己投資せよ!」と・・・・・何に?ってのがない

 

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お金を稼ぐことなら株式投資を学べよ

私は、自己投資ってもっと広い意味合いを持っていると考えていました。

言い換えれば、「人生経験を積め」とほぼ同義な印象です。

人生を楽しむ為、人間の幅を広げる為、その為に多くの人生経験が必要だ!

これなら漠然としていても分かります。私のイメージする自己投資ってのはこれ。薄っぺらな、偏った人間にならないように色々な経験を積みましょうってこと。

ここに、本来「経済性」ってないと思うんですよ。将来所得とは連動しない。そんなことを考えた自己投資なんて意味があるんでしょうか?

意識高い自己投資家は、「この経験は将来所得に繋がるはずだから今苦しいけど頑張る!」とか思ってろくに金もない20代から銀座で飲むとかやってそうですね。(そういう体験を語る成功者はいますよ。しかし、これも以前記事に書いた通り、因果関係ではなく相関関係です。人それぞれ)

もし、彼らの本音が、お金を稼ぐこと、生涯所得を最大化することならば、自己投資に最も適した方向性は「株式投資」です。これは断言できる。

 

株式投資から得られること

この世界は資本主義であり、その申し子は株式会社です。

その仕組みを学ぶこと、その本質や、現場を想像し、学ぶことが個別株投資には必須になってくる。

株式投資で気にすべきことは、世界経済の流れ、テクノロジーの変化、歴史、国内政治、国内経済動向、原料価格、為替、ビジネスモデル、雇用、個人の働き方、モノの価値と価格の関係、広告、ブランド、等々

物凄く多岐に渡ります。

そして、その学んだ結果が長期的な視点ではプラスサムの世界に身を置くことになり、自然と手持ちのお金も増える。一挙何得なんでしょうか?

 

就職前に株式投資を学べ

今後は雇用流動化が促されるはずなので、今とは状況が変わるかと思いますが、現在でも就職は長い人生をある程度決定づける大きな選択です。

今後、数十年単位の自分の人生を預ける就職先企業を単なる「大手」とか「今暑いから」とかいう理由で有名企業や新興ゲーム会社とかにすることは本当に良い選択なのか?

私は、就職も投資と同じだと考えています。

今、稼いでいる会社が20年後も稼いでいるのか?もしかしたら今は無名かもしれないけど、20年後メインストリームにいる会社は他にあるかもしれない。

20年後というと、40代半ばなので働き盛りであり仕事が一番楽しく稼ぐ時期と言えます。家族を持っていれば子供に教育費がかかってくる時期でもあるので、より就職先企業の状態は大事。

こんな視点で就職を決めている人はどれくらいいるのか?

未だに馬鹿みたいに大手だからとかいう理由で就職する思考停止な人が多いと思いますが、就職も将来価値を考えるべき投資行為です。

だから、学生のうちから株式投資を学び、「大手」とか「福利厚生」とか目先の美味しそうな人参に目をくれることなく、広い視点から将来有望と思える業種や企業に目をつけることが大事だと思います。それこそ、将来所得を考えるのであればこれこそが重要な視点。

稼ぎどきの年代にリストラや、他社に買収されるとかいうことになったら大きく所得を減らすことでしょう。シャープや東芝の例を忘れないことです。大手ということに安心感などもはやありません。

 

 

以上、あくまでも生涯所得、生涯資産を最大化することを目的とした自己投資を考えるのであれば、人生の早いうちから株式投資に時間も労力も注ぐべきです。これが最も目的に適った自己投資と言えるでしょう。

 

 

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