投資家に最も必要な資質は「うるせぇ馬鹿野郎」と言えること
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インターネットであらゆる情報に簡単にアクセスできる現在、真面目な投資家ほど、たくさんの情報を仕入れ他の投資家の投資スタイル等も研究すると思います。

その過程で、人によっては真逆のことを言っていたり、自分が良いと思ったことも否定している人がいるでしょう。

そんな時、あなたはどう感じるでしょうか?

 

柔軟に情報を仕入れ、それを無視できることが大事

物作りの現場でも、あれもこれもと他者が言う大事そうなことを取り入れていった結果、ガラクタが出来上がることが往々にしてあります。

偉い投資家は言いました「投資が危険なのではなく、投資家が危険なのだ」と

私自身本当にこの通りだなと、投資をすればするほど実感する次第。

事実、投資自体に色はありませんし、株式投資に関してはこれまでのところ全体としてはプラスの投資結果になりやすい投資先です。

しかし、世間では「株はギャンブル!」と言われていたり、「株をやってる人の8割は負けている」とも言われています。

一般論としてこれらの言葉の裏には「株=危険」いう認識があると思うのですが、先ほども言ったように、歴史的に株式投資自体は全体としてとてもリターンの良い投資先です。

となると、「株で損をした」と言う場合のほとんどは「投資家=危険」であったとなるのです。簡単に言えば「ギャンブラーであるそいつ自身のせいだよ」ということ。

話を戻します。

結局のところ、多くの情報を仕入れても投資家であるあなた自身が危険であれば、あなたのする投資は危険となります。

更にタチの悪いことに、他人の言う投資スタイルがある条件で正しくてもはあなたには合わないかもしれません。

ある程度の投資経験を積めば自分の得意な投資スタイルがなんとなく分かってくると思います。自分と相性の良い企業パターンや、投資タイミング、目標とする投資利回りの基準等々、全体として自分自身を上手くコントロールできて長期的に負担の少ないやり方です。

これがある程度固まったら、そこから大きくはみ出さないこと。

いろいろなことを言う人はいますし、新しい情報も日々もたらされますが、自分の投資スタイルから大きく逸脱した考え方ややり方は上手くいかない可能性が高いです。

その時、あなた自身が危険となります。

 

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頑固すぎても良くない

時代は変化していて、ビジネス(企業)の寿命も短くなっています。

得意な企業パターンに固執していると今後上手くいかなくなる可能性はあります。

ですので、頑固に一度決まった自分の投資スタイルを固持することもこれからの時代危険かなと私自身は感じています。

じゃあどうすれば良いか?

とりあえず、色々言う人の言葉も聞くし、新しい情報も仕入れるけど自分の投資スタイルや基準、感覚に合わないと感じたら無視することです。

もっともらしいことを言う偉い人がいたり、短期的に投資成績の良い人の言葉でも、自分に合わないと感じたなら心の中で「うるせえ、馬鹿野郎」と思っておけば良い。

投資において、自分自信を危険にしないために自分が上手くいく方法を堅持するのです。

あなたも、自分の投資スタイルがある程度固まったなら、心の中で常に「うるせえ、馬鹿野郎」という気持ち持っていてください。それがフラフラ振り回されない秘訣です。

以下の本は企業に対する分析の本ですが、今回の記事内容に似たことが書いてあります。どの分野でも長期的に成功し続けるために必要なことは変わりませんね。20年以上前の本ですが株式投資をしている人には必読の書と言えるでしょう。

 

以上、それではまた

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