株価を見て結果論を語る愚かさ(株式投資初心者向け)
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こんにちは、imoです。

今回は、投資初心者向けの話を短めに一つ。

株式投資の世界にいるとよく見るのは「株価」から何かしら語る人たちです。

それは、将来の見通しだったり、現在の不安だったりしますが、どちらもその根拠は「現在の株価」を元にしています。

結論から言うと、

「株価」から何かを語ることは愚かなことであり、それを根拠に短期的な判断を下すことは失敗の元である。

成功したければ「株価」ではなく、企業を見ろ

ということです。

 

株価はすぐに変化する

株価は躁鬱病です。

本質は全く変わらないのに昨日と今日では20%も株価が下がったりすることがある。また、その逆に本質は変化していないのに20%上がることもある。

よく、証券会社のセミナーとか株雑誌とかでは「相場予想」とか語られていますが、私はそんなもの聞く必要はゼロだと思っています。

躁鬱病患者の明日の気分は予測がつくでしょうか?

端的に言うと、その日の株価に意味はないのです。そこから何かを語ることにも意味はありません。翌日には180度逆の景色が広がっていることはこれまでよく見てきました。

 

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市場参加者の大半は近視眼的

自分の保有株が大きく下落した時は不安になると思います。

しかし、その下落を引き起こしその株を売り払った人の大半は、詳細にはその企業のことを知りません。これホント。

よくあるのは、事前に発表されている先行投資を企業がする場合一時的に利益が減ります。それを知っている人にとっては既定路線であるのに、いざ決算で利益成長鈍化が発表されると大きく株価は下げるのです。

他にも、その企業の保有する資産に対する評価額の値上がりなど特益があった場合は大きく株価は上がり、次期にその特益分が剥がれると本業は増収増益でも大きく株価は下がるのです。

こんなパターンはたくさんあって、プラスでもマイナスでも一時的要因と考えられることが事前に分かっているのに、いざそれが数字として明らかになると株価は大きく反応してしまう・・・

「今の株価というものは躁鬱病で大した意味はない」

こう思えるか?が長期で株式投資を続け、成果を出し続ける上でとても重要なポイントになります。

上記のことが分かっていると、逆にそれを利用して安く買ったり、高く売ったりできるので更に投資成績は向上しますしね。

株式投資をする場合、より重要なのは株価ではなく投資先企業への理解です。

これから株をやろうとしている投資初心者の人も、ここで説明したように目先の株価ではなく企業を見るようにすると失敗しにくくなるでしょう。

 

 

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