
こんばんは、imoekatです。
今日は、金融の知識が無い人はマジで人生損するよという実例を見たり聞いたりした話。
金融リテラシーが無いと人生損する
「投資」をするなら当然金融リテラシーが必須なのは分かると思います。
当たり前ですね・・・
しかしながら、この世には投資をしようとする人ですらリテラシーの無いままお金を賭けるチャレンジャーもいるわけです。
そうであれば、投資に興味無い人をや・・・(反語)
でも、実は日常生活でも金融リテラシーは必須なんですよ
こんな話があります。
○ 実は、住宅ローンを組む時に複数の金融機関へ見積もりを取りに行った人の割合は、金融リテラシーのある人と、無い人では統計的に有意なレベルで差があるのです。複数の金融機関へ相見積もりを取り、その中で有利な条件の住宅ローンを組むことが経済合理的なのはこのブログの読者であれば頷ける話でしょう。
しかし、世の中の金融リテラシーの欠けた人はほぼ業者の言われるがままということです。(新築は業者懇意の金融機関から優遇されたローンとかだったりするので、そのバイアスの少ない中古住宅市場でのサンプルから選んだり、様々な偏りをちゃんと排除する調整を行った結果です。)
ちなみに、金融リテラシーのチェックに使われたは設問は、
問1「インフレ率2%の国において利回り5%の金融商品で運用した場合、5年後の購買力はどうなっているでしょうか?
問2「140万円を借りる時、金利4%だと元本に対して二年でいくらの金利がつくでしょうか?
みたいなレベルです。これくらいの問題を5つくらい出し、正答数からグループに分けました。
金融知識のある人であれば、当然有利な金利の金融機関を探すと思います。
アメリカのリーマンショックもご存知の通りサブプライムローンがきっかけでした。
あのサブプライムローンも自分の支払い総額がよく分からないような金融リテラシーの無い人に主に販売しています。
「当初の支払いは払えそうだ。それで家が手に入る!」と目先しか見えず、金利も知らず、自分達の支払い総額にも無頓着な人がサブプライムローンの契約をしました。常識レベルの金融知識があれば破綻するのくらいすぐ分かるローンにをホイホイ契約していたのです。
更に、高金利のサラ金に早期に手を出す人も金融リテラシーの無い人です。
カードキャッシングとかクレジットカードのリボ払いとかを日常的に使っている人も完全に金融リテラシーの欠如した人といわざるを得ません。(私の知り合いにも一人います。意味もなくリボ払いしている人・・口座にお金があるなら一括しなよって言っても毎月同じ額であることで計算しやすいんだ!と聞きません。)
ちょっと金利について知っていれば、年利10%超える金利なんて怖くて手を出せませんよ。(私は絶対そんな無駄なコストをかけてまでお金を借りません。10%を超える投資先があれば別ですが・・)
金融リテラシーの無い人は、未来の支払いに対しては知らん顔、目先のお金が大好きです。
そこで金利の話とかされると「難しいこと言うな!自分には関係無い!」とか言います
いや、本当にこんな人いるんです。それも大量に・・
知識は武器
投資家は上記の例とは逆に金利を取る立場。
金融リテラシーがなければ立てない立場です。
資本主義の世界に生きているのであれば最低限の金融リテラシーをもっていないと、社会的に弱い立場に立たされます。マジで簡単に色んな人に騙されますよ
知識は武器なのです。投資をしなくても自分を守るためにも金融リテラシーは必須。(たぶん、金融知識を持てば、金利を取る立場=投資家になりたくなると思いますが)
子供の将来を心配するなら、金融の知識を教えましょう。
成人して金融リテラシーの無いままクレジットカードとか持たせたら大変です
「逆にそんな怖いものは持たせない!堅実に貯金することを教え込む!」って人も同じくらい危険ですし
子供に教育するには親にも知識がなきゃいけません。
貧しい家庭の子供は親も貧しい家庭で育った比率が高いのも統計で出ています。これは遺伝する知能の差というミもフタも無い話もありますが、「金融知識」だけみても、ほぼ確実に知識が無い家庭でしょう。
貴方も貴方の周りも人生損しないように最低限の金融リテラシーを身につけることをお勧めします