GAFAは死なぬ?
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こんばんは、imoです。

今回はGAFA、いわゆるGoogle、Apple、Facebook、Amazon(個人的にはMicrosoftも)などの巨大グローバルインフラ企業について少し書いていきます。

言わずもがな、現在のところこれらの企業は圧倒的な強さを誇示していますが、以前、私は「GoogleやFacebookなどが長期的にその地位を維持していけるか怪しい」とツイートしたことがあります。

それなりの理由があってそうツイートしたのですが、ちょっと考えを変えました。

 

彼らは何を支配しようとしているのか?

まず、前提を確認。

彼らグローバルインフラを担う企業の最終目的は何なのか?

私はよく冗談交じりに「Amazonの目的は世界征服だ」といいますが、これはAmazonに限りません。

ある意味で、GAFA達は皆最終的には世界征服を目論んでいます。

 

「世界征服」とは穏やかじゃないですよね(笑)

しかし、彼らの狙う世界征服の中身はドラクエのような恐怖や暴力による世界征服ではなく、言ってみれば「インターネットを通した全世界の情報支配」を指します。

今後は、ロボットやAI、バイオ技術、IoT、自動運転等々先端分野への莫大な投資を加速させ、個人情報から、自然現象情報、経済情報、政治情報、国家の情報、宇宙関連、テクノロジーの情報、何でも集めて、それらを分析し予測し利用するでしょう。

近い将来、彼らは私たちの遺伝子レベルの情報から生活習慣、購買活動、好みや性格まで把握してくるはず。

そして、それらの集合体である社会活動も把握してきます。

そして、更なる情報の統合が行われれば・・

つまり、全ての「情報」を支配出来れば世界を支配したことと同義となります。

 

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インターネットは効率化させるツール

昔、インターネットが周知され、皆が利用を始めた頃にインターネットは個人に力を持たせると言われました。

つまり、これまで中央集権的だったハブを通さず個人が自由に世界へ向けて情報を発信できるようになり、世界はどんどん個別化、分散化してくということです。

例えば、

昔は出版社を通してしか出版は不可能でした。

音声も広く多くの人に伝えるにはラジオなどを通さなければいけませんでした。

映像も昔はテレビを通すしかなかった。

このブログのようなテキストベースのものも、個人出版やビラみたいなもので局所的な伝播方法しかなかった。

インターネットの登場により、これらは全て容易に個人が世界中へ届けることが可能になりました。

一部の企業や国家によって統制されて既得権があった世界はインターネットによって崩壊し平等化、民主化したのです。(テレビ局、雑誌、新聞社とか厳しいですよね)

 

これが、インターネット草創期のイメージ。

しかし、今ここに至ってインターネットの本質は違うことに気づきます。

そうです、実はインターネットの本質は”全てを効率化させること”でした。

 

あらゆる非効率を効率的にするツールがインターネットの実態。

そして、効率化の行きつく先は大きな格差の出現です。

世間の持つ平等や民主化とはある意味逆のイメージ。

 

インターネット上のインフラになること=格差の頂点=世界征服

「効率化によって格差が広がる世界」

これが、現状考え得るインターネットを始めとした現代テクノロジーの行き着く先です。

そして、格差の上位へ行くのはすなわち「情報のインフラ」となる企業を指します。つまり、GAFAですね。

我々個人は(というか、GAFA以外は)、彼らのインフラの上で部分的な効率化の恩恵を受けて活動することになります。

しかしながら、昔と比べてあらゆるモノが効率化されているので、格差の下にいる我々もそれなりに快適に生活できるでしょう。

(この点は民間企業による公共投資みたいなものと以前記事に書きました)

 

効率化された世界で逆転は非常に難しい

さて、やっとこの記事の結論っぽい部分。

タイトルの通りGAFAはもしかしたら中々死なないかもしれません。

なぜなら、効率化された世界では逆転が非常に難しいからです。

非効率な世界だからこそ紛れがあり、意外な抜け駆けが出来ました。

効率化された世界では、ギャップはすぐに是正されます。

ギャップが放って置かれて大きくなることは許されません。

そして、前述の通り効率的だからこそ格差は広がっていきます。

これはつまり、一度上位に位置してしまえば下位の者の逆転はかなり困難になることを意味します。

基本的に、始めに出来た格差は拡大していく。

しかも、GAFAのようなインフラ企業は現在のところ圧倒的上位にあり、彼らは絶対にその地位を失わないように手を打っています。

ぶっちゃけて言えば、

もし、ライバルになり得る有力なサービスや商品を開発している企業が出てきたらGAFA達は早めにその強大な力で食ってしまえば良いのです。

これは実際に彼らが取っている戦略ですね。

この方法の利点は大きく3つ。

  1. 新サービスや商品を一から開発しなくて良い
  2. 仮にポシャっても早めにライバルの芽を詰む効果
  3. 有望な人材ゲット

もし、買収した会社が上手くいかなくてもGAFA達は全然OK。

買収した会社が上手く行こうが、失敗しようがどちらにせよ大きなリターンを得られる戦略。

今のスタートアップベンチャー達も一昔前とは違って、創業会社を上場しそれを大きく育てる人はあまりおらず、早々に高値で会社を売却することでエグジットする目的の人がかなり多いと聞きます。

 

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スケールメリットとは似て非なる

「大きければ大きいほど良いじゃない」

「大は小を兼ねる」

「スケールメリット」

などなど大きいことの優位性を説く言葉は多いですが、現在のグローバルインフラ企業の優位性はこれまでの概念とはちょっと違います。

代表的な過去の製造業を称して言われた「スケールメリット」などよりも全然強力な優位性です。

一度出来た差は容易に逆転は不可能。

そして、これは私が過去に考えていた以上に強力っぽいという結論。

 

フラクタルな世界

格差の頂点はこれまで書いてきたグローバルインフラ企業ですが、一方個人はどうでしょう?

実は、個人においてもこの効率化の格差世界は適応されています。

つまり、大きな個人と小さな個人の間のギャップは中々埋まらず、むしろインフルエンサーのような大きな個人はどんどん巨大化していきます。

そして、入れ子状にその大きな個人を取り込んでいる会社や組織がいて、それらも全部グローバルインフラ企業のサービス上で活動している構図。

大きな視点でも小さな視点でも同じ構図が繰り返し現れてくるフラクタルな世界が今の効率的な世界と言えるでしょう。

 

以上、

「GAFAは死なぬ?」という記事でした。

GAFAは去年末からかなり株価的にも評価を下げてきていますが、まだまだ全然強いです。長期的には今からでも安い可能性は全然ある。

最終的には、怪獣大戦争のように頂上決戦になっていくのでしょうが、彼ら以外の下位の者が下克上をする絵は今のところ私には浮かびません。

 

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