
こんにちは、imoです。
今回は今週の投資成績報告
早速いきましょう
2019/8/19 | ||||
取得単価 | 現在単価 | 収益・損失 | 比率 | |
あいHD 3076 | 1857 | 1527 | -18% | 1527 |
メック 4971 | 830 | 1112 | 34% | 2335 |
高橋カーテン 1994 | 800 | 715 | -11% | 429 |
IRJHD 6035 | 599 | 3900 | 551% | 4680 |
ビジョナリーHD 9263 | 76 | 41 | -46% | 123 |
JFESI 4832 | 2352 | 2812 | 20% | 281 |
GIGA 3830 | 950 | 2765 | 191% | 2765 |
MCJ 6670 | 665 | 700 | 5% | 2450 |
ミロク情報 9928 | 950 | 2811 | 196% | 562 |
ブロードリーフ 3673 | 554 | 549 | -1% | 1647 |
リネットJ 3556 | 700 | 804 | 15% | 402 |
キャッシュ | 98 | |||
17300 |
去年末はこちら
2018/12/29 | ||||
銘柄 | 取得単価 | 現在単価 | 収益・損失 | 比率 |
あいHD 3076 | 1857 | 1942 | 5% | 4661 |
メック 4971 | 830 | 1071 | 29% | 1607 |
高橋カーテン 1994 | 800 | 590 | -26% | 354 |
IRJHD 6035 | 599 | 1199 | 100% | 1439 |
ビジョナリーHD 9263 | 76 | 92 | 21% | 1472 |
JFESI 4832 | 2352 | 2721 | 16% | 272 |
GIGA 3830 | 950 | 1018 | 7% | 1018 |
MCJ 6670 | 600 | 663 | 11% | 995 |
ミロク情報 9928 | 950 | 2475 | 161% | 495 |
リネットJ 3556 | 700 | 910 | 30% | 455 |
キャッシュ | 78 | |||
12845 |
この結果、今年の投資成績は
2019年成績 | 35% | |
となりました。
ヨコヨコ
インデックスを超過するために
先日、個人投資家がインデックスを超過する要素について少し考えました。
インデックス、つまり市場の平均を超えることについて。
基本的には、株式投資はプラスサムというのが前提です。これはまあ多くの場合同意を得られるでしょう。
で、その株式のプラスサム期待値は市場平均になる・・・みたいなのが何となく世間のコンセンサスかと思います。(知らんけど)
つまり、市場平均(プラスサム)を超えるにはゼロサムゲームでの勝ちが必要になる というロジック。
ゼロサムゲームは勝ったり負けたり、参加者の取り合いです。
ブレの大きい世界。
下手すると市場平均(プラスサム)を毀損するほど負ける可能性もある。
というか、よく言われる「8割の投資家は負けている」という話はこのゼロサムでの負けが原因でしょう。
整理すると、市場平均(インデックス:プラスサム)を越えようとするとゼロサムゲームが必要になる というお話。
で、ゼロサムゲームはブレが大きく参加者平均よりも自分が上位に位置していないとやるメリットがない となります。
だから、頭が良く、勉強熱心な人ほど株式投資はインデックスしておけって話になるのでしょう。下手にゼロサム勝負を仕掛けなくても良い。ゼロサムゲームで勝つための労力や時間を株式投資に投入するまでの熱量は自分にはない。そもそも、勝てるとも思えない・・みたいな
ここまでのロジックが妥当とするならば、インデックスを超過しているということは少なからずゼロサムゲームの勝者と言えます。
そこで、次に問題になるのは株式投資におけるゼロサムゲームとは何か?という点。
もっと突き詰めれば、ゼロサムで取り合うモノは何か?という点。
私の結論を言えば、結局それは「需給の偏り」を突くという話になると思います。しかしながら、その需給を形作る要素が沢山ありすぎてぶっちゃけ全部をここで語ることは不可能。
なので、ここでは単純な原理だけ触れようかなと思います。
「需給の偏り」の基本は、市場参加者の認識の歪みによって起こる。
この歪みを上手く利用することがゼロサムゲームで勝つためには必要になります。これがつまりインデックス超過の源泉です。
「歪み」は、参加者の”認識”により引き起こされるのでそれこそ千差万別。
そこで、あなたが「歪み」を考える際に確認しておかなければいけないのは「期間」と「コンセンサス」ってやつだと思われます。
例えば、ある会社の株価に対して「今の株価は安すぎる!」という人がいて、その人がどれくらいの投資期間で どういう業績なり、利益成長なり、業界の拡大なり、新規事業なりのコンセンサスを前提としているのか?が問題。
トレーダー系は、ここにチャートの形とか、〜波動とかも絡ませてきます。
それら諸々の要素と人それぞれの考える「期間」と「コンセンサス」が違うので、投資判断が変わるのは当たり前。
正解はないのです。必然的に、需給は偏る。経済学的な言い方で言えば「個別の株価は効率的とは限らない」という話
皆、ゼロサムゲームでの勝利を狙っていて、ひいてはインデックス超過を目指している。(イナゴはその養分ですが)
と、まあこんな感じが個別株投資家の頭の中であり、インデックス超過を実現する源泉だと思われます。
多くの人に可能なインデックスの越え方
はい、では次に上記を前提として私の考えるインデックス超過の投資方法を簡単に書いてみます。
まず復習。
- 「需給の歪み」を突くことで、ゼロサムゲームの勝者を目指す。
- 「歪み」は、市場参加者個人個人の認識による
- 認識による歪みの要素は大きく「投資期間」と「コンセンサス」
でした。
「投資期間」は、長期で考えるほど不確定要素が多くなります。
つまり、市場参加者はあまり考えることがありません。私が観察する限り多くの市場参加者は近視眼的。
まあ、経営者自身も自分の会社の長期業績なんて読めないって話もあるので、それはそうだよねーと
だから、長期の投資期間を想定する方が歪みやすいと言えます。
次は「コンセンサス」
コンセンサスは沢山の要素があって、業種やその会社のKPIなどなどで変わるので一概には言えません。
そこで、ここでは一番分かりやすいEPS増加に置こうと思います。
”投資先のEPSが継続的に増加するか?”
そう、株式投資でよく聞くやつです。皆一度は聞いたことがあるでしょう。
ここからは、バランスのお話。
長期の投資期間を想定するのであれば→需給は歪みやすい
コンセンサス(EPS増加)が比較的安定的で予測しやすいものであれば→需給は歪みづらい
はい、結論。
インデックスを長期で超過するための一番簡単な方法は、市場平均以上のキャッシュを生み出す能力をもち、その能力が安定的で予測しやすい会社の株式を長期視点で評価し、妥当な価格で買うこと です。
長期で安定的に稼げていて、10年後も同じように稼げている。そして、願わくば事業拡大や利益成長もする。
予測可能性が高く、それが市場平均以上に稼げる事業・・・理想は、インフラみたいな事業を行なっている会社ですね。
それが難しければ、ニッチなインフラ、変えが効かない、誰もやらない、みたいなニーズが安定しており、価格決定力のある事業をしているような会社。
こういう会社を選別する。
個人的にはこのような会社への投資はゼロサムではなく個別で見ればプラスサムに近いと思っています。
ゼロサム的な話で言えば、このような会社も市場の大きなうねりにより一時的に大きく価格が歪むことがあります。
それこそ、30%、50%と歪むことがある。
この歪みは主に「長期」という投資期間が産むものですが、EPS増加が期待できるのならそれは絶好の買い場。ゼロサムゲームの勝機です。
これが上手くいけば、本来のプラスサムにゼロサムでの勝ち分が乗っかって投資パフォーマンスとしては素晴らしい結果になるでしょう。
ということで、こういう話をベースに私は平均年利15%程度を目標として投資を行なっています。
市場平均6%前後+10%程度はゼロサムでゲットみたいな。
個人的な感覚では、10%くらいはその企業の稼ぐ力(プラスサム)で、残りの5%程度が売買タイミング等のゼロサム分みたいな感じ。(勿論、個別では比率が違ったりする)
以上、インデックス投資家の倒し方でした。
一応、以前も書きましたがここまでインデックスには圧勝しています。
特に複雑な投資手法を用いている訳でも、天才でもサイコパスでもない私でも可能なのであなたにもきっと可能でしょう。