株売却後の買い直しの難しさ。投資家と投機家の線引き(投資成績2015/10/17)
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こんにちは、imoekatです。

今日は、今週の投資成績と株の買い直しの難しさ(投資家と投機家の違い)についてです。

まずは、今週の結果です。

2015/10/17
銘柄所得単価現在単価収益・損失比率
UBIC 2158954790-17%316
アリアケ 281524655240113%1174
あいHD 30761474281091%5901
トレファク 30931118122910%438
エイジス 465917363555105%1067
山田コンサル33893305-2%331
メック 4971830727-12%364
マニー 77301188221486%664
10253

今年の年初は

2015/1/1
銘柄所得単価現在単価収益・損失比率
UBIC 2158954790-17%316
アリアケ 28152465294119%659
あいHD 30761474213645%4486
トレファク 30931118124411%443
エイジス 4659173618406%552
山田コンサル33893100-9%310
メック 497183094414%472
マニー 773011882397102%719
7956

でしたので、今年の今日現在の成績は

Contents

「+29%でした。」

今週は、私の保有株は大きく下げましたねー約二週間前の前回の成績から10%ほど下げました。

原因は、あいHDとトレファクの調整ですね、まあ、保有比率が大きいので仕方ないです。

あいHDについて

「あいHD」については直近かなり上げていました。PERで約18倍から25倍前後くらいです。

成長率を考えると18倍は安いなーと思っていましたが、短期間で大きく上げていたので調整は致し方なしと思っております。

まあ、そもそも近い内の売却を考えている訳でもなく長期で考えているので短期の株価の上げ下げは関係ありません。注目すべきは、会社の業績と成長ストーリーについてです。

ですので、私自身は現在のあいHDの株価にはあまり関心を持っていません。(テンバガーは一瞬感慨深かったですがね 笑)

トレファクについて

同様に、トレファクについても注目すべきは業績と成長ストーリーです。確かに直近の利益は伸びていませんが現状一時的要因に見えます。

今後も店舗展開にかかる費用、買取の費用増など計画通りにいくのか?という点は注視しなければいけませんが、既存店を含めた売上の伸びと新業態開発力、在庫回転率の良さとトレファクの強みは依然維持しています。まだまだ国内でも出店余地の大きさも考えると成長ストーリーも変化なしと評価しています。もう1つ私が考える数字に表れないトレファクの強みは、社長の野坂氏が世界を見据えたリサイクル企業を考えてることです。戦国時代の信長のように業界の他の企業とは視点が1つ上に感じます。そこが現在数字には表れませんがトレファクがリサイクル業界で抜けていくと期待する部分です。

買い直しの難しさ

前回の成績を記事にした時は、たまたまですが直近での大きな山でした。

そんな時、投資家がよく考えることは「あの時売っておけば・・」でしょう 笑

確かにあの時点では、直近最高値圏の感覚はありました。一度売っちゃおうかなーとも心をよぎりまくってもいました。

で、実際かなりの調整をしましたね。

結果論から言えばあの時売っていて、今のタイミングで買いなおせれば最高です。

しかし、下落後の今でも思うのです「もしあの時売っていたとして、今新たに買いなおせるのか?」と

言うは易し行うは難しです。恐らく保有し続けた場合と同じ比率で買い直すことは無理でしょう。状況が変わっています。

今、私がこの前のタイミングで全て売却に動いていたらと仮定してこれからどう動いていくか?と自問すると

「まだ下げるんじゃないか?今の不安定な状況が落ち着いてからまた参加するタイミングを見極めたい!」と思うと思います。

でも、それはいつなのでしょう?一ヵ月後かもしれないし一年後かもしれません。下手すると数年だらだら今の状態が続き、個別企業は更に伸びるかもしれません。

私は、相場を読むということは基本的に不可能と考えているので、買い直しの際考えるこの様な妄想は御法度です。

しかし、どうしてもこの手の全体相場の予想は買いなおす際考えてしまいます。ですので、一度売却するということは全ての考えを一度リセットするという覚悟で行うべきと考えます。

これも良し悪しですね。現在のポートフォリオにとらわれて非効率に成っているかもしれませんし、新たに考え直した時は恐らくもっとバランスを考えます。その結果、中途半端に分散し当初の期待値での得られるべき利益を得られない可能性もあります。

2013年末の税金引き上げ時の売却は出来るだけ何も考えず売却後、同じように買いなおすことに徹しました。

その結果はたまたま良い結果でした。バランスを整えていたらもう少しパフォーマンスは落ちていたでしょう。

ここに正解はありません。

しかし、ここまで述べた様に考え通り相場が動いたとしても簡単に買い直しは出来ないと考えた方が良いです。

買い直すタイミングにヤキモキするくらいなら保有し続けることも良い選択の一つでしょう。

今回の私の保有株の場合は、ただの株価の高騰による利益確定目的です。これが致命的な業績悪化などが理由であれば売却の一手ですが、本来今売却する明確な理由、タイミングは私にとっては見えません。これは、単なる感覚の問題です。「今高くなっているから一度売って、安くなったところを買いなおそう」この「高い」と「安い」は需給の問題であり企業価値とは関係ないので私の感知しえない部分です。

この能力は短期のトレードをする人。投資家ではなく投機家の範疇に入ります。

つまり、中長期の投資家は本来考えない領域の判断なので下手に手を出すと痛い目にあうでしょう。

皆さんも自分はどういうスタンスで投資をしているのかをはっきり自覚し自分の範疇外のことは手を出さないように注意しましょう。

 

では、また!

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