世間では評判の悪い島田紳助ですが、私はとても評価しています。
島田紳助は「自分」を活かす天才です。
それはこちらのDVDと本を読めばよく分かります。
私もリアルタイムでは知らないので、今の３０代以下の人は知らない人も多いと思いますが、昔、島田紳助は紳助竜介というコンビでお笑いブームの中心にいました。そして、それは紳助の想定した通りであり、その先見の明ゆえに自分達の終わりも事前に見えていて人気絶頂の中コンビを解散するのです。
Contents
起業家、フリーランス必見
本当にこれから起業する人、個人事業主、フリーランスで生きていこう考えている人にとって、「紳竜の研究」は必見です！
島田紳助の言葉には、マーケティングの真髄が凝縮されています。下手なビジネス書何十冊を読んでも得られない知見がとても分かり易く語られています。島田紳助はお笑いで大成功し、３０歳で司会者になると当時のノートに書いていました。ご存知の通り、紳助はその通り実現し圧倒的に稼ぐことになります
島田紳助は、お笑いの世界に入った時に「時代の流れ」と「自分が出来ること」を徹底的に分析していました。
まさに「敵を知り己を知る」ことですね。いくら才能のある人でも世の中に受け入れられなかったら無いのと一緒。なので、世間に受け入れられるように自分の才能の最適化をしなければいけない。
しかしながら、これが本当に難しい。
自分を知ることも難しいし、世間（時代の流れ）を知ることも普通はやっていません。だから自分の思い込みで突っ走り世間に受け入れられず廃業・・・というパターンは腐るほどあります。
時代を知る
紳助は、今がどんな時代か？をまず調べています。
「何がウケて何がウケないのか？」「もっと突っ込んで、ウケるのはどういう要素か？」「どういう価値観が支配しているのか？」「どういう変化が起こってきているのか？」そして、「その結果、どういう時代になっていくのか？」
これらを詳細に分析しています。とても二十歳そこそこが考えることではありません。
自分を知る
次に、自分に何ができるのか？自分の特徴は何か？を考えてます。
「テンポの速さ」「つっぱりスタイル」「つっぱりと可愛さのギャップを見せる」等々
時代、世間に受け入れられる要素を自分の特徴にすり合わせて、緻密に作り上げた漫才で成功したのが島田紳助です。行き当たりばったりで成功したのではありません。
お笑いでも、ビジネスでも、恋愛でも、果たしてここまで考え抜いて活動している人はどれくらいいるでしょう？多分ほとんどいません。ここまでやっていたら結果はある程度出るはずなので。
勿論、大成功には運の部分もありますが、紳助のやり方は運の要素を出来る限り限定して成功するための方法です。大外れはほとんどないでしょう。
面倒でほとんどの人はやらない
本当に面倒な作業で私も苦手なのですが、事前リサーチは必須だと思います。
そして、「自分のことを知る」のも難しい。特にスマホやPC、テレビなど暇つぶしが簡単に出来る現代は自分のことを深く考える機会が乏しいと思いますし・・・
でも、それらをやらないと成功から遠ざかることは確実です。
DVDと本で語っている通り、紳助は目標としたことを機械的に達成してきたことでしょう。自分を知り、時代が見えればほぼ想定通りにことは運ぶということです。
ホント凄いですよね・・
恐らく、一般人には紳助がやってきたことの一つでも出来れば十分な成功と呼べる成果が生まれるはず。紳助がやってきたことはとても科学的なやり方で再現性があります。正直、このレベルのビジネスノウハウってその辺の専門家が十万円とかでセミナーやっているレベルな気がします。そういう意味でも「紳竜の研究」はお買い得。だからこそ、起業家、フリーランス希望者は必見だと思うのです。
島田紳助は天才だと思う
しかしながら、紳助は天才だと思います。分析力、頭の回転、しゃべる力いずれも非凡さは隠せません。
「哲学」で、出てくるエピソードですが、紳助は２００人の芸能人が出る番組の司会中、出演者全てに話を振ってそれぞれに活躍の機会を与えるという離れ業を目標にしていたと言います。とんでもないですよね
紳助は天才なので、彼が簡単に言うことはかなり難しいと思って間違いない。出来ないのが普通なのです。「紳竜の研究」を見て、「自分はここまで出来ない」と思うのは普通。しかし、近づくことは出来る。紳助レベルではなくても、そのやり方自体は科学的で誰でも再現可能な方法です。紳助の言うことを参考に実践すればいつか成功できるはずです。
以上
「紳竜の研究」と「哲学」から学ぶビジネスで成功する方法でした。
個人的には紳助の復活を期待しているんですが、世間は認めないでしょうね・・・彼の不祥事は残念でした。ダウンタウンの松本が言っている通り、紳助が再びお笑いに本気になると物凄いことになりそうだと感じてたので・・
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