【投資初心者向け】個別株投資をする際のポイント
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こんばんは、imoです。

本日は、個別株投資をする際の見るべきポイントってやつを初心者向けメモ代わりに書いていきたいと思います。

 

Contents

なんだかんだ投資で資産を築くなら個別株投資をしなければ厳しい

株式投資で資産を築くには年間パフォーマンスで10%以上は必要でしょう。

それ以下では時間がかかりすぎます。

50代前後で心理的に安心な資産を築くには20代から年間パフォーマンス10%以上を30年ほど維持する必要があります。実際のところ、これは結構なハードル。

インデックス投資で10%なんて不可能です。投資信託もムリでしょう。日本の投資信託で運用期間10年以上のものなんてほぼないのが現状ですし

となると、ある程度個別株へ集中投資していくことが必要になります。

やっと、本題。

意気込んで「個別株投資を始めよう!」と思っても何から手をつけて良いか分からない!という嘆きを最近聞くので、簡単に見るべきポイントを書いていこうかなと思います。

 

好きな企業を考える

まずは、自分が興味を持てる企業を探しましょう。何でも良いです。上場してさえいれば。

「日々利用しているサービスや商品の製造や提供している企業は?」「あなたの好きなブランドは?」「家族が良いと言っていた商品やサービスは?」「何か便利だと感じた経験は?」「テレビで見たことのある商品は?」

日々生活していて、飲んだり食べたり、遊んだり、仕事で使ったり、そんなとこから興味が湧くものに注目してみると何か見つかるはず。

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何をしているか?ライバルはいるか?業界はどうなっているか?

◉「何をしているか?」

さて、自分の興味が持てる企業が見つかったとしましょう。

そうしたら次に、具体的に何をしている会社か?を調べます。ホームページや店舗があれば実店舗へ足を運んでみましょう。その際、自分が理解できるビジネスか?腑に落ちるかどうか?が結構重要。これは保有時の安心感に繋がります。

◉「ライバルはいるか?」

そして、そのビジネスにライバルはいるか?いるとしたらお互いの立ち位置は?これも大事。強力なライバルがいる場合、業績が今後伸びていくことは難しくなります。大抵は、それぞれの企業で強みが違って上手く棲みわけが出来ている場合が多いんですが、その棲みわけは侵されることはないか?とかも考えます。

◉「業界はどうなっているか?」

ビジネスを展開している場所が有利な場所か不利な場所か?ということですね。

業界自体が成長していれば、参加者皆が伸びていく可能性が高いですし、衰退している業界では、何か特別な部分がなければ今後伸びていくことは難しくなります。

詳しいことを言うと、ここは一概に何が良いということはないんですが、初心者は業界自体が伸びているとこをまず見た方が無難だと思います。

(参入障壁の低い成長業界でもシェア獲得のための過剰投資や異常な業績推移など後々危険がある場合があります。逆に衰退業界でも新しいテクノロジーを取り入れたり効果的な経営改革でその業界で圧倒的なシェアを握り殿様商売&横展開出来る場合もあります。)

※慣れれば、業界に関連してそこに関わる要素も見てみます。

例えば、ファミリー向けの商品を売っていたら、核家族か?二世帯か?などの家族の形や世帯数推移、結婚、離婚の推移、出生率、世帯収入、年齢層、などなど。要は連想ゲームです。この辺まで深く見れれば他者との違いが出てきます。理解の深さが違ってきます。

 

財務諸表の特徴は?

次に数字の確認です。財務三表を見ましょう。これを見るときは同業他社のも一緒に見ると違いが分かり有益です。どこに特徴のあるビジネスか?数字上何が強みとなっているか?

更に5年〜3年の年次でも見ます。横(同業他社)と縦(年次)で見るんです。

経験を積んだ後のもう一つお勧めは別の業種で似た財務諸表の企業はないか?を意識することです。面白い発見ができることもあります。

 

顧客は誰か?提供する価値は?

次は財務諸表の数字の裏付けというか、実地検分というか具体的な定性面を見ます。

ビジネスの基本はどれも同じで「顧客」と「そこへ提供する価値」で決まります。

「お客さんはどこの誰で、そこへどんなモノやコトを提供してどれくらいのお金を頂いているのか?」

俗に言う「BtoC」「BtoB」というものより、もう少し詳しくみます。

例えば、

1 お客さんが一般人でそこへ料理を提供している場合(「料理」も深堀すればまた別の価値なんですが、ここでは触れません)

多分、財務諸表の数字は、単価と利益が安く、顧客の回転数を回す形になっていると思います。

2逆にある条件(富裕層やイベント持ち)の層へ宝石を売っている場合は、多分財務諸表の数字は単価と利益が高くて顧客数は少ないと予測できます。

こんな感じで、「どういう層が対象か?」「何を提供しているか?」を確認します。財務的な言葉で言えば、「利益率」「売上」「各種回転数」を見ている感じ。

BtoBの場合は、外からは見えづらい点もありますので、それはそれで割り切ります。調べる手段としては、業界の人が知り合いに居れば聞いてみたり、IRに聞いてみても良いでしょう。

 

経営者を見てみる

最後に経営者も見てみましょう。やっぱり経営者は大事です。

ちゃんとリーダーシップや実務能力がある人か?

ビジョンは明確か?人間的に魅力があるか?オーラがあるか?笑

抽象的になってきますが、ホント大事な部分です。

ホームページや、株主総会などで実際に動いているとこや喋っているところを見ると色々な印象を受けると思います。

私は、ビジョンが明確でそれがちゃんと数字に対応していく経営者が好きです。最終的には数字。

その数字へ最も大きな影響力を有するのが経営者となります。

以上、他にも色々あるんですが基本はこんなとこかなと。

個別株投資をする際は、やっぱり調べることは増えますが、一度調べてその企業を理解できればその後の労力は激減します。最初が一番労力がかかる。

更に、色々な企業や業界を見ていくと、縦糸と横糸が紡がれるように広がりを持って理解できることも増えていきます。

まずはやってみましょう。それではまた

 

 

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