
こんばんは、imoekatです。
今日は、ボクシングの話。興味ある人だけ読んでください。
昔からボクシングは好きで海外の試合を中心によく見ていました。
長くなるので、ボクシングの魅力についてはまた別で記事にしますね。笑
で、先日wowowのエキサイトマッチでミドル級チャンピオン ゴロフキンの試合を見た感想ですが、「こりゃヤバイ」の一言です。
対戦相手のレミューはほとんど何も出来ませんでした。ジャブで距離を取られ中に入れないのでパンチは当たらない上に、そのジャブで大きなダメージを与えられてしまいました。
そして、合間にボディへの強烈なパンチを入れられダウンを喫します。その後はもうレミューに打つ手はなし嬲り殺しのように打たれ続け最終的にTKOになりました。
事前に打撃戦を期待された試合なだけにゴロフキンの完封圧勝に度肝を抜かれたのが正直な感想です。
ゴロフキンを知らない人に簡単に説明すると、34戦34勝31KOで世界戦も15連続KO防衛中の現在のミドル級で最強と言われているボクサーです。
ミドル級はあのオリンピック金メダルの村田選手のいる階級です。しかし、村田選手が今ゴロフキンとやるのは自殺行為で、そもそも対戦すら難しい状況にあります。
まあ、それは置いといて。ゴロフキンは数年前までは、人気がいまいちな選手でしたがここ最近はアメリカでも人気が急上昇で一躍フロイド・メイウェザーの後釜候補となりました。
数年前から私は「こいつは強い!」と思っていましたが、圧倒的な戦績の半面、対戦相手が地味だったのでそこまでの評価はされていなかったと思います。
更に、人気獲得のためには他の有力選手との対戦が不可欠ですが、有力選手はゴロフキンとやるには危険が大きすぎる上に人気的に微妙だったのでファイトマネーや評価に繋がり難いと敬遠されていました。
それが、ここ最近状況が変わってきてまして、ゴロフキンの人気が上がるに連れて他の有力選手も無視出来なくなってきました。今のボクシング業界はタイトルよりも魅力的なファンが望む対戦カードを組む傾向にあり、ゴロフキン絡みでも今後楽しみな対戦が組まれることになりそうで嬉しい限りです!
VS デビット・レミュー
先日の試合はゴロフキンの圧倒的勝利に終わりました。
対戦相手が弱かったのか?思われるかも知れませんが、それは違います。相手は「カナダのタイソン」と言われるハードパンチャーで今上り調子の選手でした。
その証拠に今回の試合の前とても盛り上がりゴロフキンとしては初のペイ・パー・ビュー設定もされています。
今回のゴロフキンのポイントはジャブです。
これまで、ゴロフキンは力みの無いフォームからストレートやフックを直撃させKOの山を築いてきました。しかし、この試合ゴロフキンの主戦武器はジャブ。
ジャブはご存知の通り「軽いパンチ」「距離を測るパンチ」「繋ぎのパンチ」などなどKOするようなパンチではありません。それがこの試合では、ほぼジャブで大きなダメージを与えその合間に突き刺すボディーが効いていました。
ボディーも普通中々倒れるようなダメージを与えづらい場所です。ゴロフキの尋常ではないパンチ力でどこでも致命的なダメージを与え、どんなパンチでもKOできると証明したような試合です。
この試合で、私はミドル級の歴史でも最強レベルにゴロフキンはいると思いました。
ミドル級は歴史のある階級で過去に物凄いチャンピオン(ハグラー、レナード、ホプキンス、ロイジョーンズJRなど)達がいましたが、それらをいれても1.2位にくる可能性を感じました。勿論、今後組まれるであろう有力な選手との結果も考慮しなければいけませんが。
しかし、どのパンチでもKOできボクシングテクニックも素晴らしい上に当て感もあるということで隙がありません。ガンガン攻撃をするレミューが終始プレッシャーで後退していくのを見て圧力も相当なものです。ハグラーがこれまで歴代最強と私は考えていますが、どちらが勝つか予想が付きません。
むしろ、レナードやロイジョーンズのようなスピードタイプへの対応はまだ試されていないので可能性があるか・・・?
と、こんな想像して楽しむほどボクシング好きなのです。笑
今後、ゴロフキンはアルバレスやコットなど色々な対戦が取りざたされ、どんどん面白い試合をしていくと思います。
歴代でも最強レベルのボクサーをみるチャンスですので、是非興味ない人にも一度見て欲しい!
地上波では中々見る機会の無い選手ですが、今はネットでも見られるしwowowは非常にコスパがいいので興味があれば加入するのもありだと思います。
私は、エキサイトマッチだけで元を取っていると思っているので 笑
なお、wowowを私は保有していませんのでポジショントークではないですよー
では、また。