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短期のレバレッジは危険
こんばんは、imoekatです。
今回は、レバレッジについてです。
レバレッジを扱う上で大事なことは、「①期限 ②貸出金利 ③利益率」 です。
レバレッジは、上手く扱えばあなたの資産を急拡大してくれます。しかし、取り扱いを間違うとその力が逆回転してしまい破産してしまいます。
レバレッジには特別な注意が必要なのです。
最も大事なことは「期限」。
レバレッジはより簡潔に言えば借金です。借金には返済の期限がありますよね?返せと言われた時に利益が上がっていることが最も大事なことです。
ですので、いつ利益が上がるか分からない投資にレバレッジは厳禁です!
勝利の方程式
レバレッジを使って利益を上げる方程式があります。
(利益率ー金利≧0)を返済期限以内に達成することです。
1つ例を挙げましょう。
一番分かりやすいのは不動産投資です。
ポイントは、不動産ローンは期限が非常に長期に取れることです。(他の借金は基本的に短期)
要は、「金返せ!」と当分言われないということですね
その上で、借りた金利以上の利率で投資が出来れば良いのです。
具体例で言うと 金利2%で金を借りた人が利率5%で運用出来れば、差し引き3%の利回りを得ることが出来ます。
これを20年~30年の長期で運用し続ければレバレッジを使った投資は大成功。
株やFXの短期レバレッジは危険
株やFXのレバレッジは基本的に短期で決済されます。そして、どちらも期限内に上がるか下がるかは予想が付きません。(前の記事でも書きましたが短期の値動きはランダムですが、長期では株なら利益、FXなら国力にならいます)
ですので、株やFXのレバレッジ使用は期限が短期で期限内の利率も読めない状態です。これは非常に危険。
特にFXでは、レバレッジが基本ということもあり私が言うことに反発を覚える人もいると思います。
しかし、突き詰めれば株やFXでのレバレッジ使用は返済期限内での丁半博打と考えてほぼ間違いないと思います。私の保有している株も自信を持って買っていますが、「いつ株価が上がるのか?」という質問には、「わかりません」としか答えられません。私の強みはその企業の価値が評価されるまでじっと待つことが出来る部分ですので(今までの例でも買った株が一年二年ピクリともしないということはザラです)。でも、レバレッジを使えば返済期限以内に株価が上がらなければいけません。それを確実に達成することはとても難しいです。そして、返済期限や手数料を考えるとプレッシャーになり、正常な判断が出来なくなる可能性もあります。
退場の危険
投資をする上で、最も大事なことは投資し続けることです。
大きな損を被って退場してしまうことが一番避けなければいけないこと。
さて、レバレッジは借金と言いました。
しかも、2倍とか5倍とか10倍とかの借金です。このレバレッジをかけた状態で思惑通り利益が出れば良いですが、逆に動きマイナスを被った場合は大きなダメージに繋がります。そして、例えば10倍のレバレッジをかけていた場合10%の値動きであなたの資本金は吹き飛びます。5倍だと20%で吹き飛びます。
ここで怖い事実をお伝えすると、市場において10%くらい一瞬で動くことが良くあるのです。急激な暴落や暴騰は稀な現象ではありません。そして何度も言いますが、これがいつ起こるかは誰にも分からないのです・・・
もし今回、私が5倍~10倍のレバレッジをかけていたとすると退場することになっていました。自己資金が無くなればもう勝負できません。また投資したくても資金がない人にはチャンスすら与えられないのです。
自己資金で投資していればよっぽどのことが無い限り資金がゼロになるということは起こりません。せいぜい「大損こいた!」といっても1つの取引で50%です。失敗を糧にしての復活への道は残されています。
忘れないで下さい、投資において最も大事なことは生き残ることです!短期のレバレッジは退場の危険が常に付きまといます。
それでは、また!