【若さと活気】投資家的アメリカ旅行記2【ミレニアル世代】
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こんにちはimoです。

今回は、投資家的アメリカ旅行記2と題して私が感じたアメリカの活気についてつらつら書いていきます。

前回の記事はこちら⤵︎

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Contents

人が若い!!&多い!!

とにかくアメリカへ行って感じたことは全体として街行く人が若い!

「基本的に体力のない老人は街には出ず家にいるからそう感じるのだ」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

アメリカは先進国でほとんど唯一人口が増加している国であり、今後も増え続けると予測されている国です。

 

さらに、1980年代以降に生まれた「ミレニアル世代」と呼ばれる人口群が全人口の3分1を占め、若い世代の厚みが日本を始めとした先進諸国とは比べものになりません。(ちなみに65歳上の人口は日本が30%近いところアメリカは全体の15%以下)

今回の旅行でこれを私は実感しました。

日本だと街を歩いていて「年齢層が高いなー」と思うことは結構あります。それこそ、空港でも観光地でそれはよく感じるところ

しかし、アメリカでは40代以下の人を見る機会がとても多かったです。

上記の人口構成+アメリカの景気が良いことも影響してか、国全体的にパワーがある印象を強く受けました。(景気に関しては街の治安面からも感じました。昔に比べて危険な地域が減っている印象。やはり絶対的な貧困は犯罪を増やすのでしょう)

 

不動産ならやはりアメリカが有望かも

今回、テキサス州へ行ってきましたが、この州はトヨタアメリカ本社が移転したり最近テック系やバイオ系の企業がドンドン進出してきており人口が大きく伸びています。(州都のオースティンで2000年に約65万人だったところ2012年には約85万人にまで増えている。)

実際、都市がガンガン開発されてきており、視察した不動産会社でもここはかなり有望とのこと。

(テキサス大学のキャンパス。ものすごく綺麗でした。アメリカは大学も力持っている)

 

アメリカ全体の人口増もあり全体的にこれからも開発されていきますが、テキサスはその中でも熱いところのようです。

一方でここ最近のアメリカ不動産価格の一部はリーマン時を超えて来ています。更に、冒頭のミレニアル世代はクレジットスコアが悪く大きな借入が出来ないので今後は既に高騰している不動産価格は下げざるをえないとも言われております。しかし、それがアメリカ全体として起きるか?は疑問なところ。流れとしては、サンフランシスコやニューヨークなど海岸線の既に不動産価格が高騰している都市から高い不動産を買えないミレニアル世代が内陸の田舎へ家を買い求める流れ

 

そして、地元の不動産屋の面白い話として実はテキサス州の不動産価格はリーマンショック時にも下がらなかったということを聞きました。

その大きな理由は、州として不動産を買う時に一定の頭金を入れることを課していること

つまり、頭金を用意出来ないサブプライム層は手を出せない物件達だったのです。結果的に、テキサスの不動産価格はサブプライムショックの影響を受けませんでした。

 

このような質の悪い融資が行われず、シンプルに需要によって不動産価格が上がる場所はこれからも有望な気がしますね。

 

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日本から不動産投資をする人のスキーム

ちなみに、現在日本からアメリカ不動産投資をしている人の多くは節税目的です。

そのスキームは、高年収の人がアメリカの中古不動産(築22年以上)を買うと大きな減価償却費が計上できるというモノ

少し説明しますと。

アメリカの不動産は日本と同じ減価償却が出来て、22年越えの木造中古物件は4年で償却できます。

しかも、日本と違ってアメリカの場合不動産価格の7〜8割が上物の価格になるのでその分減価償却が大きく取れる計算になる。(土地は減価しない。日本は逆に土地分が大きいです)

例えば、3000万円のコンドミニアムを買った場合、2400万円ほどが上物の価格になり、これを4年で償却するとざっくり毎年600万円収入を下げられるのです。

年収1000万オーバーの人の場合、所得税率は33〜40%なので、600万円所得が下げられると200万円前後税金が減らせます。

 

しかもですね、少しレベルの高い話をすると、このスキームは所得税から不動産の長期譲渡所得税率に組み替える効果もあるのです。

単純にいうと、日本の税率は労働所得のようなフローの税率は高く、資産(ストック)に対しては安く設定されています。

所得税は累進課税で年収が高い人ほど税率が高くなることを知っていますよね?

一方で、不動産の長期譲渡に対する税率は20%固定(復興税除く)です。不動産の価値がいくら高くても固定20%!これがデカイ。

このスキームは年収という労働所得からアメリカの不動産という資産へかかる税率に組み替えることを意味しています。

(前提として、不動産の減価償却は厳密には税の繰り延べなので、売却時にそのつけは回ってくるという理屈は知っていてください)

だから、資産家は年収をできるだけ安くし資産へ組み替えることで税率を抑えることもよくやっています。

投資で増やすだけじゃなく、頭を使って手元に残るお金を増やすことも大事。

 

さて、話を戻しますとアメリカの不動産を日本から買う場合、節税が入り口ですが売却までの家賃収入+不動産価値値上がりでの売却益も狙えるのです。

この点、日本で売却益まで狙うことは難しい・・・

だからある程度年収の高い人にとってアメリカ中古不動産投資はとても魅力のある投資先になります。

 

日本的な価値観が見られる

今回、アメリカへ行って驚いたことの一つに思ったより料理が美味しかったことと、店員の接客レベル、おもてなし感がとても高かったことがありました。

それが日本的かどうか?は別に重要ではありません。

色々なところで、私にとって馴染みのある細かい気遣いを感じました。

(見た目はアレだけど味はそんなに濃くない)

料理もアメリカといえばハンバーガー!ホットドック!みたいな感じで、とりあえずケチャップなどの味の濃いソースをぶっかけて量もたらふく持ってくるという感じを思い浮かべるのですが、今回入ったお店の料理は素材に塩胡椒だけとか、シンプルな味付けも多く、ちゃんと肉や野菜の味を感じました。アメリカへ行く前に心配していた味が濃くてジャンクなものを大量に持ってこられて食べきれるだろうか?という心配は行ってみると綺麗に吹き飛び、総じて美味しく量は多いけど全部食べられたのです。

(アメリカではフルーツジュースが美味い。なぜだろう?味付けも昔はオートミールに冷凍ミックスベジタブル!みたいな無味乾燥なものか、ケチャップたっぷりハンバーガー&ホットドックだった印象だけど全然違った。)

 



 

接客もアメリカ的なフレンドリーさで「料理は美味しいか?」「何か困っていることはないか?」と定期的に聞きに来てくれて、その辺のファストフードやファミレスの店員と比べれば日本より全然気持ちよく過ごせました。(びっくりしたのは、手で持って食べるチキンを注文した時、始めと途中にオシボリ的なモノを細かく持ってきてくれるのです。彼はタトゥーバリバリでちょっとオネエっぽかったですが多分あの店のエース 笑)

更に、店員同士の私語もあまりなかったように思います。個人的には別に暇な時間は私語をしても良いと思いますが、多くの日本人にとっては気になるようで、その点を同行者は褒めていました。確かに私語で盛り上がっている時に何か注文で呼び出しにくかったり、そもそもこちらに気づいてもらえないということも起こりえます。

 

そして、前回紹介したLyftのドライバーやホテルの近くのスーパーの店員などほとんどの場合、こちらの拙い英語を気にすることなくコミュニケーション取ろうとしてくれた上、安心させるように笑顔を見せてくれました。(唯一税関職員だけ無表情でナチュラルスピードの英語でまくしたててましたね 笑)

アメリカ滞在中、全体として「気配り」「素材を生かす」「ヘルシー志向」という流れを感じ「ここは本当にアメリカか?」という想いを持ちました。

確かにNBA観戦した時のホットドックは油ギトギトチーズたらふくのTHEジャンクなものでしたが、それ以外はそんなに気にならないレベル。

彼らが日本へ来て日本食が美味い美味いということは、始めあのジャンクに馴染んだ舌で分かるのか?と疑問でしたが、今なら信じられる 笑

 

 

他にも色々書きたいことはあるんですが、長くなるんでそろそろ終わります。

それではまた!

 

(家具屋のスケールもでかかった。庭の噴水につける天蓋?みたいなものを販売していました。多分噴水も場所によってはセット売りでしょう)

 

 

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