
突然ですが、山陰地方ってなんか暗くて地味なイメージがないでしょうか?
私は失礼ながらそんな偏見を持っていました。(山陰地方の方々ごめんなさい)
しかし今回訪れた島根県は
出雲大社、国宝松江城、境港の海鮮、鬼太郎、温泉、そば、ベタ踏み坂、鰻、などなど
意外や意外、美味しいモノや観光名所が沢山あるのです!!
以前、私は出張で島根県を訪れてその魅力に気づき、「是非また来たい!」と思っておりました。
Contents
貯まったマイルでどこ行こう?
さて、日々私は、クレジットカードで支払いをしており知らないうちにガンガンマイルがたまる体質です。
で、年に2回くらい国内なら往復できるマイルが貯まるんですよ
今回は、そのマイルが貯まってどこ行こうかな?と考えていたところ、「島根県」を思い出しました。
更に、時を同じくして仕事繋がりで、元松江在住で松江観光大使の肩書きを持つ方と知り合いになり、旅行の日程を伝えたところ、とても丁寧に「島根一泊二日オススメ旅行プラン」を立ててくれたのです!
島根(出雲、松江、境港)一泊二日オススメ旅行プラン
いくつかルートを提案頂いて、最終的に私が採用したプランはこちら
1 [一日目] まずマイルで予約したAM11時台着の便で米子空港到着。
航空券検索、レンタカー、ホテル、をまとめて比較検索するならスカイスキャナーが超おすすめ!
これ本当に使いやすいです。
スカイスキャナーを知るまで、一軒一軒旅行会社で検索してサイトごとにタブ開いて・・みたいな面倒な比較していましたが、それが解消されました。どこかへ旅行を考える時はまずスカイスキャナーでまとめて検索してみると手間と時間の節約になりますよ!
2 [一日目] 空港でレンタカーを借ります
3 [一日目] 米子空港から車で10分かからないくらいにある、境港「なかうら」さんでランチ&宿でのツマミをGET
ここには、世界一大きな鬼太郎がいます。笑
そして、こちらは市場にもなっているので、帰りに寄ってお土産を買うのもいいでしょう。
ランチは隣接している「お食事処弓ヶ浜」さんで”名物かにトロ丼”を食します
4 [一日目] ベタ踏み坂で有名な「江島大橋」を通り松江方面へ
江島大橋を渡った後ですが、その突き当たりを右に曲がって「県道338号線」という中海の中を通るルートが個人的にはオススメ。
道のすぐ横に波の無い中海が広がり、とても景色が良くてドライブに最適な道です。松江までのルートは是非こちらのルートを通りましょう。
5 [一日目] 松江城
多分、遅くとも2時前には松江市内に入ると思います。
松江市で見るべきものと言えば、やはり松江城。
最近国宝にもなったお城で、建立当時の木造のまま天守閣まで行けます。
そして、ちょっとしたお得情報ですが松江城観光の際、有料駐車場ではなく、すぐそばの県庁やその裏にある武道館が「おもてなし駐車場」として無料開放されているので、そちらを利用すると良いでしょう。
城の中は、博物館のように展示もしてあり、想像以上に楽しめます。
ただし、城の中の階段が急なので足腰に不安がある人、妊婦さんや小さい子供連れはちょっときついかもしれませんの参考にして下さい。
もう一つ、松江城を出たら近くに「松江歴史館」という建物があります。
その中に喫茶スペースがありまして、そこの[現代の名工 伊丹 二夫氏(松江和菓子研究家)]の作るわらび餅と抹茶は休憩に最適です。
喫茶きはる - 喫茶・和菓子・日本庭園の和の空間 松江歴史館内 - | 松江歴史館内にある「喫茶きはる」は、現代の名工「伊丹二夫」氏による、創作上生菓子の菓子バーを備えた茶房です。
現代の名工 伊丹 二夫氏(松江和菓子研究家) ...
喫茶きはる
喫茶きはるは「松江歴史館」の展示を見なくても入館料がかからず利用できますのでオススメ
6 [一日目] 「堀川遊覧船」
ぐるっと松江堀川めぐり
堀川遊覧船
実は、 松江城の周りは川だらけです。
戦国時代当時、四方を川に囲まれた鉄壁の城だったようですが、現在はその川を遊覧船が走っており、松江観光の名物になっております。
冬は掘りごたつも完備され、ゆったり船の中から観光を楽しめるので、松江城を観光してもし時間があれば利用しましょう!
7 [一日目] 「八雲庵の鴨南蛮」(松江城、堀川遊覧船とのトレードオフになりがち)
八雲庵は、今回残念ながら行けませんでした。
何故なら15時ラストオーダーで、そばがなくなり次第終了になるから・・
私が行った時は、15時を超えていたのであえなく断念。
松江観光大使の方の話では、かのイチローが連日通ったほどの美味さで、行けるようなら絶対行くべきと言われていました。
今回の旅で唯一の心残りはこの「八雲庵の鴨南蛮」です
私と同じ状況にならない為には、①「松江城や堀川遊覧船のどちらかを諦める・・」もしくは②「米子空港から直接「八雲庵」へ向かいランチに利用するパターン」のどちらかが良いでしょう。
8 [一日目] 宍道湖の夕日
多分上記のような動きをすれば、もう夕方。
次は、是非、宍道湖に沈む夕日を見ましょう。
広くて波の少ない宍道湖に沈む夕日はこの地の名物で、非常に美しい!
私が行った時は雲が多く夕日は難しいかな?と思いましたが、下の方で一瞬顔を出してくれました。
細かいことですが、この夕日を見るために宿へはチェックイン時間を遅めに伝えておきましょう。
9 [一日目] 宿
近場のオススメは玉造温泉!
私が利用したサイトは、安めなら→複数の宿泊希望日が一度に検索可能 日本旅行『赤い風船』宿泊予約
ちょっとリッチにゆったりしたいなら→【 Relux 】
私は悩んだ末【 Relux 】を利用しました。
部屋風呂が温泉のちょっとリッチなやつです。
温泉宿の大浴場もいいんですが、部屋に温泉が付いてるとわざわざ大浴場には行かないですね・・他にも魅力的な設備やサービスが沢山あって良い温泉宿をしっかりゆったり楽しむためには二泊は必要だな・・と感じた次第。一泊だと勿体無いです
そして、今回初めて【 Relux 】を利用したのですが、このサービスは良いですね。
「最低価格保証」
高級宿限定なのですが、他のオンラインサイトでより安い価格があれば、必ずそれよりもお得な価格を保証しています。
「コンシェルジュサービス」
イメージや要望を伝えるとそれに適した宿を提案してくれるサービスです。何かのお祝いやサプライズ、普通では出来ないもてなしをしたい時は相談すると良いでしょう。
二日目
1 [二日目] 出雲大社
さて、二日目です。
まず、松江から出雲まで約一時間かかります。
私は、11時頃には出雲大社に行きたいと思っていたので、宿を10時に出ました。
初めてきましたが、礼の仕方も違うし境内も広いし〆縄が巨大だしで普通の神社とは一味違う感が凄かったです。
観光客も多かったですねー
駐車場は少し離れているし境内が広いので、軽装で歩ける服装で行きましょう。
あと、出雲大社正門前にあるぜんざい屋さんで休憩しても良いでしょう
出雲はぜんざいの起源の地とのことでお店は沢山あります。
正門前には沢山のお店が出ています。
店舗案内 « 出雲大社正門前 ご縁横丁
出雲大社前
あと、松江観光大使の方のオススメが正門前にある「日本海」というお店の「焼き鯖鮨」!
オススメ通り買って食べましたが、美味しかったです!鯖鮨は羽田空港とかにもありますが、私はそれより美味しいと思いました。
これは持ち帰りが出来るのでお土産にもいいかも。
2 [二日目] 古代出雲歴史博物館
島根県立古代出雲歴史博物館
古代出雲歴史博物館
個人的にはとても良かった!!
歴史深い古代の出雲の展示です。
特に、最近出土した巨大神殿の支柱跡は必見
古代ロマンを感じます。
この証拠から想像される在りし日の出雲大社の姿はこちら
博物館内にこんな感じでモデルが展示してあります。(諸説あるようで、これまでの研究の変遷も分かる)
他にも古代の銅鐸や銅剣が大量に展示されておりこの光景は圧巻です。
銅鐸、銅剣は元々眩いばかりの金色だったことは初めて知りました
小泉八雲についても展示されており、博物館内全部をじっくり見ていると二時間はかかると思います。
3 [二日目] 一畑電鉄 出雲大社駅 (鉄道好き向け)
こちらは、鉄道好きにはたまらないらしい観光スポットです。
私は、時間の問題とそこまで鉄道好きではなかったのでスルーしました 笑
もし、興味がある方はプランに組み込むと良いでしょう。
4 [二日目] 大根島 山美世 (鰻屋さん)
博物館を見終わった辺りで、恐らく14時くらいにはなっているでしょう。
お昼は、出雲大社周辺に出雲そばのお店が沢山あるので、出雲大社へ向かう前、もしくは博物館へ向かう前のどちらかで済ますと良いと思います。
松江観光大使の方曰く、出雲そばは大体美味しいのでお店によってそこまで大差ないとのことです。
私は、出雲大社へ向かう前に軽くそばを食べていたので、この時間帯に小腹が空いていました
そこで、「大根島 山美世」です。
このお店は鰻のお店!
実は、宍道湖七珍と言って近年浜名湖での鰻養殖が始まるまでは、宍道湖が鰻水揚げNO1だったそうです。
そんな宍道湖周辺でも「山美世」さんは1、2位を争う鰻のお店
このお店も八雲庵と同じで15時までの営業なので、時間に注意です。
15時を過ぎた場合は、持ち帰りのみ対応してくれます。
食べた感想は、とても肉厚で鰻の味がしっかりしてました。よくある鰻の蒲焼ってタレの味しかしない場合も多いんですよね。
しかし、ここの鰻はタレの味は控え目で、鰻の味がしっかりします。
しかも!鰻は二重に入ってます。一段目の鰻の下にご飯があり、更にそのご飯の下に鰻が一枚入っている贅沢な構成です。
島根に行った際は、是非鰻も食べてみてください。
「大根島」というのは、松江と米子空港の間くらいにある島です。
面白い名前の島ですが、結構大きい島で牡丹の産地とのこと。シーズンが合えばとても綺麗な牡丹園が観れる場所です。
「山美世」はその大根島の中にあります。
5 [二日目] 水木しげるロード
境港出身の水木しげる氏が境港では突出して存在感があります 笑
そもそも米子空港も正式名称は、「米子鬼太郎空港」ですし
そんな大活躍の水木しげるさんにちなんだ(主に鬼太郎です)道があります。
その名もそのまんま「水木しげるロード」
この道路の両脇には水木しげるさんの生み出した妖怪が並んでおり、ファンには堪らないことでしょう。
(私は、そんなにファンでもないので車で一度通って終了でしたが 笑)
通るだけならそんなに時間もかからないので、帰りの空港への道すがらよっていくと良いと思います。
6 [二日目] 「境港おさかなセンター」or「なかうら」でお土産
夕方の便(17時、18時台)を想定すれば、もう最後のお土産の時間です。
カニやのど黒は高いですが、境港の代表的なお土産。
他にも沢山の海のものがあり、都会ではなかなかお目にかかれないので見ているだけでも楽しいです。
是非、喜ばれるお土産をGetしましょう!
7 [二日目] 帰りの便
楽しかった旅行も終わりを迎えます。
時間に余裕を持って空港へ向かいましょう。
米子(境港)→松江→出雲を往復する二日間の移動距離は200キロ弱になります。車の運転がある程度得意な人の方が良いかもしれません。
ざっくり移動イメージを示します。
こんな感じ。
赤が一日目。緑が二日目の移動イメージです。
以上、「松江観光大使オススメ!島根(出雲)一泊二日を完璧に楽しむプラン」でした。
実際旅行しての感想は、とても充実して楽しい旅行になり大満足
本当に島根県は良いところなので、是非旅行を計画している人は参考にして下さい。