
こんにちは、imoekatです
3月11日東日本大震災から5年が経ちました。
色々思うこともあるのですが、今回は投資家視点から。
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集中投資の危険性
東日本大震災が起こり投資関係で一番初めに思ったことは、「国内の株式市場はどうなるのか?」そして「内需関連はどうなるのか?」でした。
当時、私の保有株は内需関連が多く例えば「ダイヤモンドダイニング 3073」とかですね
ダイヤモンドダイニングで言えば当時は山手線内の店舗のみでしたので、東日本大震災の影響は少ないのですが今後関東を襲う地震があった場合全滅の可能性を考えました。
「これは一極集中し過ぎだぞ・・・」と。関東大震災がきた場合ダイヤモンドダイニングは恐らく再起不能だ。
そう考えた後気づきました。
「東京がやられればどの道日本経済はどん底まで落ちる・・何の株を持っていても大損害は免れないだろうな」という事実に
様々な一極集中
東日本大震災はあらゆる面で一極集中の危険性を教えてくれました。
- 生活を電力に頼っている。
- 物流をトラック運送(道路)に頼っている
- 東京に経済、政治の中枢がある(上記の類推から)
- 国難の場合自衛隊に頼っている(自衛隊員の募集は大丈夫?)
- 原子力発電に頼っている(まだまだシェアトップではないけど)
などなど
各分野で、分散の必要性が議論されたことでしょう。
それでも変更できることと出来ないことがあります。5年経っても東京は日本の中心で、更に集中している感もあります。
世界と日本の主要都市の自然災害リスク評価
災害リスク
こちらのデータを見てもらうと分かると思いますが東京の災害リスクは世界一です。
少しずつでも分散すべきということは多分皆分かってますが議論すら中々進んでない感じ。
分散or心中
そうなると、自分の出来る範囲で資産や安全リスクを分散するか日本と心中という覚悟を決めるの二択になります。
私は東京に住んでいます。生活、仕事など諸々の理由のため上記のリスクが分かっていながら留まっているのです。
問題がクリアされたら移住も考えていますが、今すぐ出来ない・・と悩み続けているところ
生活については現状東京と心中になりますね。
資産については、現在、日本株が中心ですが外貨、海外資産も保有しています。
保有株も5年前より海外比率の高い企業郡になっており日本がやられても再起不能は免れるよう気を使っています。
それでも日本株を買う限り限界はあるので、今後外国株(具体的にはアメリカ、東南アジア関連)も手を出したい所存。
総合的に評価すると資産は日本集中ではないけど有事は最大60%くらいはダメージを受ける可能性を考えています。
つまり、生きてさえいれば最低40%の資産は残るかなーと。
まー換金できればですがね・・
手持ち現金はかなり少ないのでその点はリスクですが、有事ばかり考えていると金庫買ってタンス預金になっちゃいますし(笑)それはそれで別のリスクです
まとめ
まとめってほどでもありませんが、東日本大震災は私にリスクを考える機会を与えてくれました。
その後の私の保有株、通貨、資産配分は明らかに変わりました。
正解はないんですが自分なりに納得すること。考えることはとても大事ですので
是非、貴方も節目節目で考え直すことをおススメします。
では、また