
度々、私はアウトプットした方がいいですよーと言っていますが、そのことについて少し詳し書いていこうと思います。
Contents
なぜアウトプット時代なのか?
- 人は殻に閉じこもっているから
- インプット偏重の時代だから
- 人は自分を見失っているから
- インフラコストが劇的に安くなっているから
細かいことを詳しく書いていくと膨大な文字数になるのでシンプルにポイントだけ紹介します。
(以前、「個人ブランディングと時代の読み方」として2時間超えのセミナーで話した内容で全部書くとたぶん3万字を超える・・メルマガでも「殻に閉じこもっている理由」の概要だけで4000字くらいになってしまった)
1「人は殻に閉じこもっているから」
メルマガではその原因から書きましたが、ここでは端的に、人は細かく個人に最適化された興味の分野にしか反応しなくなっているということです。
昔の雑誌や新聞を「取り敢えず全部読んでみる」みたいな情報への触れ方であれば、自分の興味以外の情報にもある程度触れる機会がありましたが、現代は情報を探すときも初めからキーワードで選別されているのでそれ以外の分野の情報には触れづらいですよね?
そういうことです、意識的に外へ興味を向けて一見興味の外で無駄に思えることをしなければどんどん自分最適化された世界に引きこもっていくことになります。
これは自分もですが、他人も同じ。
他人も引きこもっているので、自分が欲しい情報以外に興味はありません。しかし、それではその人の可能性はどんどん狭まっていってしまう・・・
このブログはその辺も実は意識していて、初めは「投資ブログ」として読みに来ていた人が私のめちゃくちゃな記事の書き方で、投資以外の話しや紹介した本、価値観とかを面白いと思ってくれたらその人の世界は少し広がるはずという意図があります。(まあ、好き勝手書いているだけという話もありますが)
こんな殻に引きこもっている時代ですが、人は意外と自分の知らない世界を見てみたいと思っているものです。だから自分の世界をアウトプットする人が増えるとその分、知らない世界に触れる機会が世の中に増えます。
2インプット偏重の時代だから
知りたい情報に簡単にアクセスできる上に、それ以外のノイズのような大量の情報が流れている現代は、放っておくとインプット偏重になります。
というかそれだけでキャパオーバーになって吟味もせず情報を仕入れいるだけで満足してしまう。処理する時間も足りません。
自分の頭を使うためにインプットだけではなく、意識的にアウトプットしないとバランスがおかしくなります。人の頭は基本的にアウトプットする時に働き、新たな気づきや知見もアウトプット時に現れる時がほとんど。
インプット偏重時代であるからこそ、意識的なアウトプットする存在は希少でもあります。
人は自分を見失っているから
「2インプット偏重時代」とも通じますが、要はインプットしすぎて他人の意見を自分の意見と勘違いしてしまっているということです。
言い換えると洗脳されやすい状態とも言えますね。
ネットを見ていると「自分の意見なのそれ?」と思うことがよくあります。某プロブロガー界隈なんてみんな教祖の劣化コピーみたいなペラペラな主張をしていて寒気を覚えることひとしお・・・
彼らは全く自分の頭を使っているとは思えませんね。
ちょっと哲学的な視点からの話になりますが「自分を知ること」は最も難しいことの一つです。しかし、自分のことを考える機会はインプット偏重ではほとんど無い。
「自分のことを考える」のは、たいていアウトプットの時です。
インフラコストが劇的に安くなっているから
現代は、世界に自分の言葉を届けることが簡単に出来ます。
しかも激安で!
昔、世界に自分の言葉届けることは選ばれた人にしか許されませんでした。コストも物凄くかかったものです。
これは利用するしかないと個人的には思います。
しかも、実は今ではもうかなり遅い方。
感度の良い人は10年以上前からその可能性に気づいて積極的に発信していましたし・・・
しかし、各種整理されたノウハウや個人の日記的なコンテンツは乱立していますが、一人一人の主張や生き方的なマニアックなコンテンツはまだまだ少ないと個人的には思います。
このブログのように多くの人が読まなくても、発信することによって自分の価値観に近い人は集まってきます。
今後自分らしく生きるために価値観が近い人と小さいながらコミュニティを形成していくことはとても価値のあることだと思います。ビジネス的には大きく稼げなくとも、濃いコミュニティでリーダーとして引っ張っていけばそれなりの対価は楽しんで得られると思いますし。
以上、自分の人生を生きたいなら、アウトプットすることが一番近道ですよという話でした。
次の記事では、ブログの始め方的な話を書きます。