株式投資成績報告2015/12/20 (金利の原理原則。アメリカの利上げについて)
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こんにちはimoekatです。

今日は、今週の投資成績とアメリカの利上げについて

まず今週の成績です。

2015/12/20
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
UBIC 2158954874-8%350
アリアケ 281524656660170%1492
あいHD 307614743220118%4830
トレファク 309311181021-9%363
エイジス 465917363680112%1104
山田コンサル338935254%353
メック 49718308371%419
マニー 77301188232496%697
キャッシュ1700
11307

になりました。

今年の初めがこちら

2015/1/1
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
UBIC 2158954790-17%316
アリアケ 28152465294119%659
あいHD 30761474213645%4486
トレファク 30931118124411%443
エイジス 4659173618406%552
山田コンサル33893100-9%310
メック 497183094414%472
マニー 773011882397102%719
7956

でしたので、今年の成績は

2015年成績+42%

になりました。

先週の下げを取り戻した感じですね。売買はしておりません。

さて、今年も後一週間ちょっと。このままの成績でいくのか?それともまだ波乱はあるのか?

もしこのままいけば3年連続40%越えの成績になるので、ちょっとドキドキします 笑

そして、トレファクが先週から続けて下げております。PERで18倍ちょっとまできましたね、いい値段になってきました。

もう買ってもいい値段とも思いますが、年末ということも考慮しまだ様子見。(実は株とは別の投資先も考えていて資金バランスの問題もある)

更に15倍くらいまで下げてくれると文句なく買いますがね

Contents

アメリカの利上げ

12月17日、アメリカのイエレンさんが利上げを発表しました。

今回のアメリカの利上げについては、リーマンショックからの流れがあります。

リーマンショックの影響で景気がダダ下がりになり、アメリカは市場にお金を回す為に金利を引き下げました。

その結果、市場にお金が回るようになり景気を下支えし今日まで来たのです。

しかし、金融緩和した分ドルが海外に出て行きドル安を誘発しました。

そもそもゼロ金利状態とは異常な状態なのでどこかで是正しなければならず、FRBは以前から利上げのタイミングを計っており

17日ついに利上げを発表という流れです。

この影響に対して色々な意見があるのはニュースを見ていると分かると思います。

まーぶっちゃけると、色々なことを言う人がいますが誰もどうなるかは分からないというのが正直なところでしょう。

世界経済は無数の不確定要素で成り立っているので、それこそ「風が吹けば桶屋が儲かる」レベルのことまで考慮しなきゃいけません。

他人の予想はあくまで参考程度に聞くべきです。それを元に投資をするなら一度自分でジックリ考えてからにしましょう。

原理原則

自分で考える為には、「金利」の原理原則を知っていなければいけません。

では、「金利」とはなんでしょうか?

単純に言うと「お金を借りたら手数料を取られる」ということです。これを国内経済的に考えると

金利が高ければあまりお金借りたくないですよね?→市場にお金が回りにくくなります。→企業が投資をしない→景気減速になり易い

一方

金利が低ければガンガンお金を借りられますよね?→市場にお金が回りやすい→企業が積極的に投資をする→景気加速し易い

となります。

国外経済で考えると

金利が高い国の通貨→運用利回りがいい→欲しい!→通貨高
金利が低い国の通貨→運用利回り悪い→いらない!→通貨安

となります。

通常であれば上記の流れになるので、今回のアメリカの利上げ=ドル高→円安 になり易いはずです。

しかしながら、そう簡単にはいかないのが経済の世界。色々な要素が絡み「円高」になる可能性も(購買力平価説による円高の可能性 中原圭介さんの記事)指摘されます。

何も知らないで様々な意見、記事を鵜呑みにするのと「金利」について多少の知識があって読むのとでは全然違うと思います。

私の勉強のしかた

まず、基本的な知識を持った上で様々な意見を見ます。

ここで出来るだけ様々な視点からの意見を見るよう意識します

その上でごちゃごちゃした頭の中を自分なりに整理して自分なりの意見にまとめます(まとまらないことも多いですが)

そんな見方をしていれば一方的な意見に騙されたりミスすることは減っていくと思います。

経済は基本的に読めないものと考えそれでも理解はしようとする姿勢が大事でしょう

 

金利=信用力

金利のもう1つの側面に「信用力」があります。

「信用力」が高いほど金利は低く、「信用力」が低いほど金利は高くなるという原則です。

(お金を貸しても返してくれる可能性の低い人には、金利を高く取らないと割に合いません。サラ金が高いのは、そんな金利でしか借りられないような信用力の低い人が借りるからです。)

この側面から言うと、今回の金利引き上げはアメリカがゼロ金利を担保する力が無くなってきているとも取れます

ゼロ金利だろうがアメリカの経済が好調でドルの信用力(購買力)は担保されているという状況にはないということです。

まーこの視点は現状の世界経済を説明するにはイマイチ説得力にかけます。

では、日本はどうなのだ?という反論が考えられますし

日本はずーーーーっとゼロ金利です。

それを担保する経済成長もありません。ただお金を刷っているに近い状態と考えられます。

現状は、市場に円が大量にあり(大量にあるものの価値は下がる)何かのきっかけで大きく円安になりかねないという理屈も円安論者の意見ではあります。

このように一口に「金利」といっても様々な視点があり、意見を言う人はそれぞれ切り取る視点が違うことが多いのです。

今回のことも予測で一喜一憂するのではなく、金利について勉強をする良いきっかけになると将来有益になると思います。

ちなみに

私は、金利ゼロで返済期限がない(最高のレバレッジ)なら借りれるだけ借りたいです!

しかし、そんな理想郷はないのです。

ゼロ金利状態は異常であり通常「金利」と「支払い期限」の縛りがあります。(借金についてはこちらも参照下さい。)

一応、日本のゼロ金利政策は異常な状態ということは知っておいて下さい。

家を買う予定の人は近い将来の金利引き上げの可能性を考慮すべきと考えます。

 

では、また。

 

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