
こんばんは、imoekatです。
年末ジャンボ宝くじの時期ですね。
今日、「宝くじ当たったらどうする?」というベタな質問を受けました。
私は、「そのお金を元に10倍の借金をして不動産投資をするかなーと答えました」
質問者はポカーンとして「なんか違う・・」と
おそらく「世界一周」とか「家を買う」とか「豪遊する」とかの夢のある答えを予想していたのでしょう。
視点の違い
ここでの問題は視点の違いですね。
一般的に大金が手に入ったら目の前の消費欲を満たそうとすると思います。(短期視点)
私は、その大金を減らさないで将来の消費欲を満たそうと考えます。(長期視点)
私はずっと投資をしてきたので長期的に元本を大きくすることを一番の目的にしてきました。
そのせいで、宝くじが当たった時(そもそも買わないのですが)も多分減らさないで更に大きくすることを考えるでしょう。
そして、一番効率が良いのはそれを担保に出来る限り借金をして投資をすることです。
で、借金をするには不動産しかないので借金したお金で不動産を購入しその利回りを得るようにすると思います。
「夢のない答えだなー」という声が聞こえて来そうですね 笑
やはり庶民にとって宝くじとは「夢」であり。当選した暁にはパーっと消費欲を満たすことが第一目的なのでしょう
そして、豪遊したあと残ったお金を「貯金」するという答えが大勢を占めると思います。
ここにあるのは「短期視点」と「非日常感」です
通常では有り得ない大金を前に非日常感で枷が外れて抑圧されていた消費欲を刺激され散財。
その先で我に返り将来の為に「貯金」する。という以前の「貯蓄と博打が好きで「投資」が嫌いな日本人」という記事で指摘させて頂いた病巣が見えます。
お金に関して短期視点で生きていては、恐らくお金持ちにはなれないでしょう。
手にしたお金を「消費する」のではなく「減らさないように使う方策を考える」方向に変更しなければ、お金持ちにはなれないと私は思います。
富裕層の考え方をインストールしなければいつまでも自転車操業です
ボーナスの使い道
同じくこの時期はボーナスが入る時期でもあります。
このボーナスも出来れば将来の収益を生むものを買う(長期視点)ことも検討して欲しいなーと個人的には思います。
私の周りの友人もお金のことを話すと基本的に「消費」のことであり、長期的な資産運用については「貯蓄」のみ・・
確かに「消費」は楽しいです!そして頑張った自分へのご褒美という考えも共感できます!
しかし、消費した後はまた同じだけ稼ぎ同じだけ消費する世界に返っていきます。
常に短期視点、目先の生活、目先の消費を優先するこの価値感は「いつから?」そして「何故?」なのでしょう
最近、周りの人と話したりネット上の意見を見ていてもこれは根強く、容易には崩せない価値感だなと感じます。
そして、将来の資産運用についてはほぼ「貯蓄」一択
消費して→残りを貯めて→消費
当たまえですがこの流れだと収入源は「人的資本のみ」つまり「給与収入」です。
働けなくなったらどうするの?という問いには「保険」が出てきます。
しかし、保険で全てカバーは出来ません。そして、基本的に保険は損が前提です。
何も無ければ掛け金分損します。(保障機能部分)
貯蓄機能部分も銀行よりは上というレベルであまり資産拡大には貢献しません。
その長期的な視点でのお金の使い道である「貯蓄」と「保険」以外に「投資」も選択肢として挙がるよう考え方を変えていけたらもっと楽になるんじゃないでしょうか
以上
短期のお金の使い道から長期的に増やすお金の使い道にシフトすると将来安定すると思いますよーという話でした。
いやーしかし宝くじ並んでますねーー!