
オリジナルに惹かれるタチ
こんにちは、imoekatです。
本日はオリジナルのビールを作って来た話。
突然ですが、私「オリジナル」という言葉に弱いです!
スーツ、シャツ、靴、メガネ、とビジネス系の大半はオーダーです。(付き合いのある人に作ってもらうので、イメージするほど高いものではないですよ)
自分専用のモノを身に付けるということに満足感を感じます。
そして、当然自分専用なのでサイズ、ディティール、デザインなど細かいところまで自分好みに。
スーツ、シャツ、靴などで顕著なのは、既成品との差は着心地に現れシルエットが綺麗になります。
これを体験してしまうと中々既製品を着ようとは思わなくなってくる怖さ・・
・・この話しをすると長くなりそうなので、今日はビールに絞ります。笑
木内酒造さん
今回お世話になったのは茨城県の「木内酒造」さん
去年、初めてこちらでビールを作りとても美味しく出来たので再訪です。
ビールも各メーカーによって様々な味があり好みの分かれる飲み物です。
最近では、クラフトビールブームもあり細かな味の違いに敏感な人も増えて来ています。
ちなみに私は、「キリンの一番絞り」が好みでコクのあるビールが好き。一方「アサヒのスーパードライ」は味が薄くて好みではありません(居酒屋のシェアはアサヒがトップなので飲みに行くと残念な気持ちになり易い)
ビールは、簡単に言えば「麦」と「ホップ」から出来ています。
そのバランスとそれぞれの品種の違い+αの混ぜ物で千差万別な味が出来るのです。
工程を確認します。
まず、モルト(麦芽)の種類と入れるホップの種類を選びます。
次に色、「ホワイトエール」「ペールエール」「アンバーエール」「スウィートスタウト」の中から好みの色を選びます。この間の色とか細かい指定も出来ます。
そして、希望を全て伝えたら木内酒造のスタッフがレシピを作ってくれます。
その後、レシピ通りのモルトを配合し煮込みます。
モルトを60度前後で煮込むことで酵素が働き糖が出来てきます。
実際煮込み終わった後飲んでみると、とても甘いです。
この後、この糖を食べてアルコールを作る酵素を投入します。
ちなみにアルコール度数も指定できます。私が指定した度数は5.5%。
この度数を7%とかにすると、餌である糖も多く必要なのでこの時点の麦芽ジュースはより甘くなるそうです。
この後、モルトを通して濾過する工程があります。
何度もタンクの下から麦芽ジュースを出し、タンクの上から優しく戻します。
粉砕され沈んだモルトが濾過機になりじょじょに麦芽ジュースが透明になります。
良い感じで透き通ってきたところで、モルトは廃棄し麦芽ジュースのみを別のタンクに入れます。
この後、ホップを三回に分けて投入の工程になります。
ビールの苦味と爽やかな香りは「ホップ」が出してします。その上、保存効果もありホップはとても大きな役割を担っています。
三回に分ける意味は、煮込みすぎるとホップの香りは飛んでしまいます。
ですので、一度目は苦味をつける専用のホップを選びます。
二回目、三回目は香り付け様のホップを選びます。
ここで私は3種類のホップを混ぜました。好みは柑橘系っぽい香りで強めの香りが好みなので出来上がりが予想通りになるか楽しみです。
ここで、ホップ以外のアレンジする人はオレンジピールやクミンなど投入していました。
ここで投入するものによって全然風味が変わるので、自分なりのアレンジを楽しみたい人は工夫すると良いと思います。
後日、完成
その後、糖をアルコールに変えるまでの時間が一ヶ月あります。
木内酒造さんがビン詰めしラベル付けしてくれます。
このラベルもオリジナルに出来ます。
このオリジナルビールを作りに来る人は、「何かのイベントで仲間内で作る人達」「結婚式の引き出物にするカップル」など色々な人が居るようです。
中には、自分のオリジナルが作りたいという単なるビール好きな人いるでしょう。
価格は、こんな感じ
まー安くはないですね 笑
何かの記念やイベントなどで作る人が大半でしょう。作る過程は楽しいので是非ビール好きな人は検討してみて下さい。
良い経験になると思いますよ!
では、一ヶ月後、オリジナルビールを楽しみたいと思います!