
こんにちはimoekatです。
明けましておめでとうございます!
2016年一発目ですが普通にいきます
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テーマ株、時期要因
インバウンド需要、暖冬、オリンピック、など今シーズンも色んな要因で株の売買がされました。
私の持ち株もそんな思惑から上下しています。
投資に関する情報や専門家的な人の意見でもテーマ株に関するものは大量に見つかります。
AだからBになると理屈が明快で分かり易いですしね。
「オリンピックがあるから建築関係が活況になる」とか「インバウンド需要でこの小売が有望とか」
特に素人さんには分かりやすさって大事なので雑誌とかはこんな情報ばかりです。
でも、これって企業の本質ではないんですよね。(これに関してはこちらの記事も参考にして下さい)
外部要因で投資すると痛い目にあいますよ
これらは主に企業の外部要因です。
もっと言ってしまえばラッキーなだけという場合も。
これらの理由で株を買うと痛い目にあいます。
企業のコントロール外の要因であり、いつ梯子を外されるか分からないので
「オリンピックがあるけど予算削減で思ったより建築需要が伸びないかもしれません・・」
「インバウンド需要を当て込んで在庫を沢山持ったはいいけど、反日感情で観光客が激減した・・」
などなど、いくらでも情況によって見込みは変わってしまいます。一時的に株価が上がるかもしれませんが、タイミングが悪いとその後大損する可能性もあります。そして、その良いタイミングは普通分かりません。
こんな外部要因に踊らされて株の売買なんてしていたらプロや証券会社の良いカモです。
「残念ながら見込みが外れましたね。仕方ないです!今はこれが熱いので次はこっちを買いましょう!」
昔からある証券営業の危険なおススメです。このテーマを追う投資勧誘のせいで損する素人が多いと私は思っています
本当に株で勝ちたいなら
本当に株で成果を出したいなら、外部要因での売買は早めに卒業しましょう。
「自分は短期のトレードで細かく鞘取りしていくんだ!」と投資方針を定めている人は別ですが、常に市場を注視できないサラリーマン投資家にはおススメしません。
「仕事や趣味など自分の時間を確保しジックリお金にも働いてもらおう」みたいな人は長期の割安成長株投資がおススメです。
長期の割安株投資をするなら、企業の外部要因ではなく内部要因に注目すべきです。
本業の強さ、その企業独自の強み、今後の展開、などなど内部要因から将来大きく伸びると思う企業へ投資するのです。
外部要因でフワフワした理由で買うよりよぽっど安定して成果を出せますよ
テーマの情報は決定的に遅い!
そもそも、ここで私が外部要因と言っている情報が私達のところに届くタイミングは投資をするには決定的に遅いことが多いのです。
例えば、こちらの記事で私の保有株である「あいHD」が紹介されています。
今後犯罪対策に監視カメラ需要が伸びるでしょうという理由ですね。しかし、以前のあいHDの記事でお話ししたように直近の美味しい時期はすでに過ぎています。(今の株価は若干割高)
この様な雑誌を見て買うような人はすぐに上昇するような株を求めていることが多いので、読者の希望に応えられるおススメなのか疑問です。(5年後上昇確率が高いとかのおススメなら納得)
ちなみに私は4,5年前から保有して成果を出しています。
この様に雑誌で取り上げられるタイミングは実は相当遅いです。知っている人、ちゃんと調べている人は大分前から購入していて、雑誌とかに取り上げられ何も知らない素人さん買いに来るタイミングで売り抜けるパターンもありますし・・
株は、買うタイミングはとても重要です。同じ銘柄を買うのでも株価によってパフォーマンスは全く違います。
きびなごさんのこちらの記事も参考にしてみて下さい(勝手にすみません、まずかったら削除します)
外部要因は加速装置
長期投資家にとって外部要因は加速装置です。
マリオカートで言う「スター」や「きのこ」みたいなもので一時的に加速するけど長続きはしづらい性質を持っています。
そして、出会えるかは時の運と考えるくらいで調度いいのです。
是非、分かり易い外部要因ではなく勉強が必要な内部要因から株を買えるようになりましょう!
内部要因がある程度分かるようになると、周りの知らない自分だけが評価していた企業が後に大きく成長したり、企業のことがよく分かるようになったりともっと投資が楽しくなりますよ!