〔投資〕預貯金だけしている人は、よっぽど優秀かドMなのだと思う
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こんばんは、imoekatです。

今日、「昔は預金金利が6%を越えていた時代があったんだよなー」とふと思いました。

実際、その時代を体験していないので(当時小学生くらいだった)リアルな実感はないのですが、今思えば夢のような話です。

当時は6%でも「銀行預金は利率が低い!」という声もあったみたい。今じゃ考えられない話。

まず本編の前に我々若手の現実を参照してください
20代30代の大半が将来お金が足りなくなる時代の生き残り方 | assets人生
金が足りない

 

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元本保証で6%って凄くない?

実際のところ元本保証で6%って凄いですよ

100万を預けてたら10年後には約8割の179万円に増える計算!これならある程度預貯金で将来設計が出来るかもしれません。(実際出来てた)

当時は、給与収入も右肩上がりでしたのでドンドンお金が貯まったことでしょう。

もし、現在の市場環境で預金金利が6%もあったら、私は資金の1/3~半分は預貯金にするかもしれません。

私の目標は年率15%ですが、それはリスクを取った結果です。リスク無しで6%なら預貯金を考えますね。

 

リスクプレミアムについて

現在、金利はほぼゼロです。

投資をする際、国債の利回りを基準にどれくらい上乗せ金利を株式投資に期待するか?をリスクプレミアムと言います。

つまり〔国債金利+リスクプレミアム=期待利回り〕

式の上ではこうなのですが、現在の日本では国債金利はほぼゼロ!直近ではマイナスになっています・・・

ということは〔期待利回り=リスクプレミアム〕となっており、預金するくらいなら投資をした方がメリットが大きいことになります(預貯金は国債等安全資産に投資をして金利を稼いでいるので、預貯金金利<国債金利)

簡単に言うと、年率1%でも投資で利益を上げたら預貯金より全然有利ということ。それなりの投資哲学、スキルがあればこれはめっちゃ低いハードルですよ。しかも、たかだか1%の成績でも預貯金より有利だと言うことは心に余裕が生まれ、本来の期待利回りである年率15%も長期目線でゆったり狙えます。

一方で、預貯金利回りが6%あるとしたら、当たり前ですが最低でも年率6%以上の投資成績を上げなきゃ投資をする意味はないので、その分ハードルは上がる。

当時の株式市場の状態では年率6%以上なんてゴロゴロしていたのかもしれませんが、現在でこれは中々の狭き門。

ですので、現在金利6%あるとしたら私は投資金額を抑えるでしょう。更に言えば、年率6%というハードルを越えるためにもしかしたら短期トレードを取り入れるかもしれません。

なぜなら、単年では6%に負けるかもしれない上に、上乗せリスクプレミアム分を考えると10%以上狙わなきゃ割に合わないと考えられるからです。

目標は変わらないのですが、心理の上で短期的に預貯金金利に負けていることが我慢できず、より短期の細かい利益を積み重ねて着実に目先の6%を越えようとすることが頭をよぎります。これは、あまり良くない考え方ですね。

ここまで考えて、私が今長期投資でゆったり構えていられるのは、「国債金利、しいては預貯金金利が異常に低いからなのではないか?」と思いました。預貯金金利が高ければそれに勝とうとするでしょう。そうなると短期的利益を狙いたくなります。投資家ではなくギャンブラーになるということですね

 

ゼロ金利で預貯金しかしてない人はよっぽど優秀かドM

今のゼロ金利で預貯金しかしていない人は素直に凄いなー思います。

理由は、ただお金を貯めておくだけで殖やさなくてもいいと考えている人だからです。

その裏の意味は、①「フロー収入(主に給与収入)が豊富にあり将来的にもそれでやっていけると考えている人」ということ。とても優秀ですね。

私にはとてもそんなことは思えません。給与所得は増えていくと思えないし今現在そんな余裕はないので。

もう1つのタイプは②「節約すること、将来どうなるか分からない状況に快感を感じる人」。これは、よりハードコアで危険です。ギリギリの橋を渡ることに快感を感じ、破綻した時の想像力を欠いた人なのでしょう。こんな仕打ちを受けて頑張っている私的なヒロイン願望も有りそう

 

まとめ

自分が「将来に渡って確実で豊富な給与収入を得られる優秀な人材と考えている人」か「限られた中で色々我慢しながらギリギリの生活をしたいドM」でも無い限り投資の勉強した方がいいと私は思います。

今ならちょっと勉強しただけで預貯金金利は余裕で越えられますよ。あ、巷の簡単に儲けられる!とかアホな耳より情報は無視してください。あくまでも自前の投資力を頼りにすべきです。楽な道ではありませんが絶対報われますから。

そもそもゼロ金利ということは、国は個人に投資を推奨してます。「貯め込んでるんじゃねーもっと世の中にお金を回せ!」と。現在の不景気、停滞感はこのお金の循環が上手く回っていないことも大きな要因です。もっとお金を回しましょう。そうすれば、回りまわって返ってきますので

「お金を自ら世の中に回す勇者になろう」
金庫需要倍増の笑撃。景気を良くしたいなら勇者になろう | assets人生
勇者になろう

 

最後にもう一度聞きます。

貴方は将来にわたって右肩上がりの給与収入を約束されるような優秀な人材なのですか?もしくは、生活の破綻リスクにびくびくしながら色々我慢し節約に励むことを良しとしたいのですか?

手遅れになる前によく考えてみることです

 

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