
こんばんは、imoekatです。
本日は、パートナーのいる個人投資にとっては不可避な「パートナーの投資に対する理解」という問題について
始めに断っておきますが、色々な人がいるので万人に通ずる答えなんてないと思います
ここでは、私のとった対策とその結果を参考にして貰えればな、と
Contents
ギャンブルとは違うことを全力で理解させる!
「金持ち父さん、貧乏父さん」でおなじみのロバートキヨサキだったと思いますが
「お金に対して価値観の合う相手をパートナーにしろ」と。
そして「もし、価値観が合わなければ人生が台無しになる」くらいまで言っていました。
確かにその主張は間違ってはいないと思います。
一方が、貯蓄、資産運用に力を入れていても、他方が消費、贅沢、江戸っ子的な「宵越しの金は持たねー」みたいな人だったら向かう先はバラバラですよね。
というかここまで、お金、資産に関する価値観が違うと将来的に「別れる」一択な気がしますが・・
ということで、完璧に同じ方向を見て進めるとまではいかなくても
できれば双方の価値観が近い、もしくは妥協点が見出せる関係が共に歩くには不可欠です。
はぐれメタル並の出現率の女性投資家
私の実感で言えば、この日本で毎日株のことを考えているような個人投資家は極少数
そして、女性の数は圧倒的に少ないと感じます。
はぐれメタル並ですね
ですので、男性目線で言うと
基本的に「パートナーに同じ意識は期待できない」と思った方がいい。
はぐれメタルを倒すことを考えてください。しかも、ドラクエみたいに何度も戦闘をすることは通常できません。
せいぜい20〜30回(人生における恋人候補の数)の戦闘ではぐれメタルに出会い、それを倒すくらいの確率になると思います。
これが、逆に女性の個人投資家の場合少し「同じ価値観」を共有できる可能性が上がります。
しかし、今度は「お金」に対する意識の高い女性を嫌う男というハードルが出てくることも・・
基本的に男はバカなので、負けず嫌い。自分より投資、資産運用に詳しい女性にコンプレックスを抱く人を見たことがあります。
個人的には得意な人が得意なことをやれば良いと思っていて、あまり共感できない感情なのですが、世の中にはそういう男も存在しますよーということで
以上を考えますと、完璧な価値観を共有するパートナーは難しく、次善の策で「できる限りこちらの意向を尊重してくれるパトーナー」というのが現実的な落とし所なのかな?と
私の場合
私のパートナーは上記の意味で結構理想的でして
「同じ価値観を持ってはいないけど、ほぼ全面的にこちらの意向を尊重、協力してくれる相手」です
具体的には、
- お金の管理、将来の資産形成はこちらにお任せ
- パートナー名義での口座での運用もお任せ
- 日々の生活費は折半で、それ以外のお金はそれぞれで使用
- ここぞという時にパートナーの蓄えていた資金も拠出
- 日々の運用成績等に関知しない(興味ないともいう)
こんな感じ。
まず、数ヶ月分の緊急のお金は運用とは別に確保してあります。
そして、月々の生活費はそれぞれ決まった金額を家に入れるというルールで、余ったお金はそれぞれの管理です。(将来のお金については考えているので、月々の余裕資金は基本的に自由。このほうがストレスも少ないかと)
パートナーは特に消費意欲が高い方でもないので放っておいてマイナスになっている心配はありません。
私も昔から自分の資産管理をしているので、日々の消費でマイナスになる可能性はほぼゼロ。
これがウチのベースです。
その上で、将来のお金についての目標は私が立て、それに沿ってどう運用していくべきかを決めています。
基本的に日々の生活はお互い仕事をしている限り回りますし、運用に回しているお金を使用する期限が直近あるわけでもありません。
その結果、長い目で淡々と運用していける資金となっていて非常に条件としては有利な資金です。
私は随時資金追加も行っています。
理解を得るために
それでも「投資」という言葉を人生で使ったことが無い相手なので、色々理解してもらうために私がやったことがあります。
それは、
- 「投資」はギャンブルじゃないことを説明
- これまでの運用成績開示
- 自分の運用姿勢、基準、目標を説明
- 上記を何度もした
まず、「投資」のイメージをちゃんと伝えました。
一般的にはギャンブルと一緒と思われていることも多いですし・・「パチンコしてんだ」と「投資してるんだよね」は同じみたいな
その誤解を解きました。
そして、これまでの自分の運用成績と投資基準、考え方、目的を説明。
ここは理詰めと、実際の数字が肝です。
私のパートナーは基本的に資産運用に興味がありません。
これだけ説明しても自分で勉強しようとは思わないみたいです。笑
ただ、私が間違ったことをしてはいないみたいだし、結果も出ているということは理解したので
「将来のお金」とか考えるの面倒だから貴方に全面的に任せる、というスタイル。
ちなみに、私のとこでは総資産の97%くらいを運用に回しています。
一般的なFPとか金融機関に相談すると絶対止められる比率ですよね。
しかし、要は資金需要が必要な時に融通出来ればいいので、そこをちゃんと考えていればいくら運用に回してもいいと私は思います。
ちょっとづつ洗脳 笑
上記の説明をしても、全部は伝わらないと思いますので、
私は、随時しつこいくらい同じ説明をしていますし、毎年の成績は報告しています。
例えば、「配当金はこれくらい入った」「優待が届いた」「今年は金額で言うとこれくらい増えた」みたいに
始めの頃はその度に「よし!そのお金で美味しい物食べに行こう」とか言われ
それに対して私は「運用口座の資金は下ろさない。再投資するのが合理的なんで云々・・・」と言っていました。
そして「そんな今使えないお金なんてどうでもいいーーー」と言われてました。笑
優待に関しても、「数千円の優待目当てに短期売買はしない。優待でもらえる金額以上に値下がりするリスクもあるんだよ」と説得。
その結果、今では資産運用口座からの恩恵は無視されています。
成績報告しても「よかったねー」で終了。
ここまでくれば、文句も言われず淡々と運用できますし、定期的にまとまったお金が貯まれば運用口座へ投入という流れができます。
資産運用に割く時間も、サラリーマン時代既に年収以上の結果を出していたので仕事と同じと認識されておりそんなに文句も言われませんでした。
以上、私の場合はこんな感じ。
ポイントは、パートナーに対しての「同じ価値観は無理」という諦めと「ひたすら相手に合わせた説明と理解を求める」ひたむきな姿勢かと
そして、運用結果に対する期待や甘えは排除し合理的な運用を追求します。
貴方も出来るだけ自分のやりたいように資産運用できることをお祈りします!