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こんにちは、imoです。

今回は、メガネに関する裏話。

別に前回のビジョナリーホールディングスのついて話すわけではないので悪しからず。ポジトークは卒業しました 笑

じゃあ、何の話か?というと、一般に知られていないor誤解されているメガネのことを少し書いていきます。

 

レンズの種類や価格帯は沢山ある

昨今の3プライスの激安メガネ屋が氾濫しているせいもあって、「メガネのレンズなんてどこも一緒でしょ?」と思っている人が結構います。

メガネのレンズはメガネのレンズ。以上!みたいな。あとは値段や!と

まあ、選択肢がない3プライスは選べても”薄型”とかそんなものなので、単純に一般の人が理解しているレンズの種類は、「薄型かそうじゃないか」ってとこじゃないでしょうか?

実際は、メガネのレンズと言ってもまず「単焦点レンズ」と「累進レンズ」に分かれます。

「単焦点レンズ」

はその名の通り、焦点が一個(通常1.0に合わせる)だけ。そんなレンズ。種類による違いはクリアかどうか?と歪みの少ない設計か?ってところ。その上でレンズ各メーカーによって設計は多少違ったり素材の透過率が違ったりとあるんですが、あまり単焦点は違いが分かりません。

歪みについては、度数が強い分厚いレンズになる人において影響してくるところで、レンズの正面はクリアに見えてもレンズの周囲を通して見ると微妙にブレて見えます。(その他に球面、非球面という違いもあります。現在の主流は非球面レンズ。薄くできて、見た目が綺麗になります)

なので、度数が強い人ほど歪みの少ない設計レンズ(つまり、高いレンズ)を使用した方が楽にクリアに見えます、

そして、そんな単焦点レンズを使用する人は基本若い人です。目の調節力が強く、レンズの焦点が一つでも、その他の距離は目の筋肉が調節するので単焦点でも全ての距離でクリアに見えます(裸眼の人と同じ)。そもそも若い人は、調節力があるのでレンズの歪みもほとんど気付きません。(調節力も個人差がある。弱い人は距離によって見づらい。子供とかまだ視力が安定していないので距離によって見えてないことはある)

まとめると、単焦点レンズを使う若い人は極端に度数が強くなければ安いのも高いのも大した違いを感じにくい。→3プライスであまり問題を感じない人たち。となります。

その他の単焦点レンズ

その他の単焦点レンズを使う場合は、まさに使用法別に作る時。

例えば、「老眼鏡」は単焦点レンズです。老眼鏡は、手元に焦点を合わせて近場を見る時専用のメガネとして作られています。そして、老眼鏡で遠くは見えません。もの凄くぼやけます。若者のように目の調節力がもうありません(これが老眼)し、そもそも手元3〜40センチに無理矢理焦点持ってきているので若者がかけてもボヤけます。

「近くが見えなくなってきたから」という客の悩みをそのまんま聞いて、「じゃあ、近くが見えるメガネを作ろう」となったら、”近くしか見えない”老眼鏡が出来上がります。

老眼鏡をかけている人が鼻眼鏡になるのは、そのままレンズを通すと遠くが見えないからです。視線を落とした時だけレンズを通して近くを見て、遠くは裸眼で見ようとするからあんなマヌケ顔になるのです。

ちなみに、上記は元々遠くが裸眼で見える人の例で、逆に元々が近眼で遠く見る時メガネをかけている人は、裸眼状態で近くが見えます。この場合、メガネを上に上げて近場を見ます。そして、遠くを見る時にはメガネを元の位置に戻すのです。

鼻眼鏡にする人と、おでこにメガネを上げる人の違いがこれで分かったでしょうか?

そして、老眼鏡の悪影響に関して。いちいち掛け外しが面倒だからといって普段から老眼鏡を通して全てのものを見ているとドンドン目は老眼鏡に慣れていきます。老眼鏡はプラス度数を入れているのでそれで遠くまで見える人は「遠視」の人です。つまり、老眼鏡をかけ続けていると、その人は遠視になりやすくなります。

更に、近くももっと強い度数じゃなければ見えなくなるので、老眼も進み、近くも遠くも度数の違う別々のメガネを使わなければ生活できない人になっていくのです。(昔作った老眼鏡で遠くがよく見えるとか言っている人は、まさにこの例に当てはまります。弱いプラス度数で遠くが見える順応をしてしまっています)

あとは、パソコン作業用に中間距離に合わせた単焦点レンズを使う人もいますね。

要は、単焦点はよく使う距離に合わせて作るレンズということです。目の調節力が落ちてくると、それ以外の距離はそのメガネでは見えにくく、使い分けが必要になります。そして、歳をとると皆目の調節力は落ちていきます。

 

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「累進レンズ」

は、レンズの中に焦点が一杯あるレンズのこと。設計は複雑です。レンズの中心を基準に上から下に向かって焦点が変わっていきます。見た目は普通の境目もないレンズですが、掛けると滑らかに見え方が変わります。(遠近両用、中近、近々と更に別れる)

累進レンズはその設計上どうしても歪みが発生します。これは高価格と低価格のレンズでは明らかな違いが出る。そもそも歪みの強い安いレンズは視野も狭いです。

歪みは、レンズの周囲ほど強く、横目で見るとブレます。そして、上下で焦点が変化するので、慣れるまでは気持ち悪くなったりフラフラしたりします。このような累進レンズの特徴をしっかり説明し、使用法やサポートをちゃんとしないと即クレームに繋がるレンズでもあります。単焦点とは見え方が明らかに違いますので。(接客能力が関係するところ)

良いレンズは、単純に歪みが少なく視野も広いレンズです。当たり前ですが、楽に見えるし、慣れるのも早いのが良いレンズ。

しかしながら、目の調節力が強い人はその歪みを無視してなんとかする人も少数います。これが、3プライスの累進レンズで問題ないと言っている人たち。(良いレンズをかけたことがないだけという人もいます。私のお客さんでも快適さの違いを知ってもう戻れないと言った人もいますし)

累進レンズは、初めから絶対良いレンズを使ったほうが良いと私は思います。

不幸なパターンと天国パターン

老眼のなり始めの40代半ばくらいに作るメガネ次第で、その後の人生が大きく変わる例をたくさん見てきました。

 

  • パターン1「地獄パターン」

この時に作ったメガネが度の弱い老眼鏡だった場合。

その人は、その後の人生は老眼鏡をかけ外す生活をします。その結果は、上記の通り多くの場合、頻繁にかけ外す煩わしさを嫌い、常時かけっぱなし老眼鏡に適応しきった目になっていくので、50代半ばには遠くも遠視のせいでメガネが必要になっていきます。

この人は、その後距離に合わせた単焦点レンズを複数持ってしょっちゅう掛け外しをする生活を送ることになり、老眼も通常より進みが早くなっていく。

そして、いい加減もうたくさんの老眼鏡を掛け外す生活が嫌だし、どの距離も見づらい状態になってなんとかならないか?という相談をメガネ屋にします。(眼科でも可)

そこで、初めて遠近両用メガネの存在を聞きます。しかし、もう老眼が大分進んでいる場合、累進レンズの変化が強いレンズ(加入度数+2.5以上とか)になります。そこから累進レンズに慣れて使いこなすことが出来るようになるのはかなり大変。人間は適応する生き物なので、徐々に変化に慣れていき最終的には変化を感じないレベルになっていきますが、歳をとって体も目も衰えてから強い変化に慣れるのはかなりキツイと思います。

そうなると、どの距離も見えづらい目を抱え、それを解決するメガネはたくさんあって、しかも掛け替えしなければいけない。こんな人生になっている人は普通にいます。この人たちの口癖は「昔は目が良かった、良すぎて老眼が早く来てしまった。もう歳だから仕方ない」です。

 

  • パターン2「天国パターン」

その時作るメガネが弱めの累進レンズのメガネだった場合(その代わり単焦点レンズより高め)

弱い変化から慣れるので、すぐに違和感は無くなります。その後は、自然な度の進みに合わせて、累進レンズを強くしていくだけ。結果として、違和感がほとんどなく、日常生活は一本のメガネをかけっぱなしで生活できます。極端な老眼の進みの危険もありません。そして、比較的遠くも裸眼でも見える目を維持している人も多いです。

この二つの違いは何でしょうか?

それは、適切な知識とこういう例をよく知っている人間からのアドバイスです。そして、それは激安店には少なく、そもそも累進レンズの種類がなく、良いレンズを扱ってもいないかもしれません。眼科医においても、ここまで客の将来を想定してその時に処方を出す人はほぼいません。ただ、要望だけ聞いて弱い老眼作れば良いという対応が基本。

 

近視、遠視、乱視

これらは単独であることはあまりありません。だいたい混じっています。

近視はマイナス、遠視はプラス

乱視は角度があって、さらに乱視のうちで近視と遠視の組み合わせがあります。

人によってはミックスと言って、基本は遠視なんだけど、乱視は近視というパターンもあります。このような人は目が頑張ってみようとすれば見える目なのですが、とても疲れます。また、光に弱く眩しさを感じやすい。(遠視と乱視は光を拡散させやすい)

レンズ処方は、この近視、遠視、乱視、を組み合わせて出されます。(累進は更に加入度数も)それこそ、目は人それぞれ千差万別なので基本レンズはオーダーメイドになるのです。レンズメーカーに発注するなら大体4日から一週間はかかる。ちゃんと合わせるメガネ屋であれば出来上がりまで時間がかかるのは普通です。

で、激安店は多少の客の目に乱視があっても処方にはだいたい入れません。理由は違和感に繋がりやすいから。そして、レンズの在庫がないかもしれないから。

激安店が、当日数時間で受け渡しができるのは、レンズのストックがあるからです。では、客の処方度数がレンズストックにない場合はどうするか?それは近い度数で作るという話があります。多分本当でしょう。じゃなければ当日渡しができないので。

激安店の客は若い人がメインであり、上述の通り目の調節力のある客ですので、多少の度数違いはなんとかしてくれる。そこに甘える形。

 

屈折率

レンズには、後屈折率があります。

「薄型」とか「超薄型」とかいうアレです。

多分、通常は1・6でしょう。激安店はもしかしたら1.5とか使っているかもしれません。

「薄型」は、1・67。「超薄型」は1.7かなと思います。

これは屈折率で、数字が大きいほど薄く作れます。度数が強い人ほど数字が大きい薄く作れるレンズの方が綺麗に作れます。

メーカーによっては、更にその上に1・74とか、1・8もあるのかな?

基本的に、1・7以上のレンズは割れやすい素材になりますので、フチなしやナイロールフレームには適しません。(私は、極度の近視の人に1.74でフチなし作ったことがありますが)

それと、遠視の度が強い人はこの屈折率だけでそこまで薄くならないことがあります。その場合、レンズ注文時に系指定という特殊な注文をして物凄く薄く仕上げることも可能。これは激安店はやってないでしょう。客目線でやってるとこじゃなければ多分やらない加工法。なので、強度の遠視でレンズが厚くて困っている人は、ハイレベルの眼鏡屋へ行くと解決する可能性は高いです。(こんな知識眼科医は持ってるんでしょうかね?)

 

ちょっと長くなりそうなので今回はこの辺で。多分続きます。

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