一杯6500円!「獺祭 磨きその先へ」を飲んできた話(ちょっと投資家目線)

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こんばんは、imoekatです。

 

獺祭5

今日は、グラスで6500円の日本酒を飲んできた話。(写真は友達)

突然ですが「獺祭」(だっさい)って知ってますか?

私は大学生の時から知る人ぞ知る日本酒好き。日本各地で色々な地酒を飲んでいて、既に普通の居酒屋にある「日本酒」では満足できないジャンキーです(蔵元にも見学に行っています)

で、最近色々なお店で見るようになった美味しい日本酒が「獺祭」と言います。

私は仲良くなったお店からレア日本酒を仕入れることもしており、よく友人と日本酒を一升仕入れて鍋や花見、秋刀魚会とことあるごとに飲んでいました。笑

「獺祭」も何度もそういう会で仕入れていましたが、今回飲んだのはその獺祭の中でも最高峰である”磨きその先へ”を飲んできた話をしたいと思います。

 

 

「磨きその先へ」

 

獺祭4

日本酒は米と麹と水から出来ており、その作り方からいくつかの区分けが有ります。

精米歩合 イメージ 補足
精米歩合100%
(精白度0%)
米の脂質・たんぱく質イメージ 磨いていない米。玄米。
左図では胚芽は都合上省略します。
磨きが少ない米は風味が強く、ワインでいうフルボディのような、
どっしりとした酒になりやすい。
 精米歩合90%
(精白度10%)
米の脂質・たんぱく質イメージ 食用として一般的な白米。
健康志向な方は
5分づき(精米歩合95%)や
7分づき(精米歩合93%)等にして食べるそうですね。
 精米歩合80%
(精白度20%)
米の脂質・たんぱく質イメージ 一番コメントが難しい歩合。
食用としては削り過ぎているし、
良い酒を造るには磨き足りない半端な米。
 精米歩合70%
(精白度30%)
米の脂質・たんぱく質イメージ このあたりまで磨いていくと程よくスッキリとした味わいになり、軽快な飲み口になってきます。
これ以上磨いたものは特定名称酒としてのランク付けも意識した酒造りとなってきます。
 精米歩合60%
(精白度40%)
米の脂質・たんぱく質イメージ かなり磨いた米。果物のような華やかな香りが目立ってくるのもこのあたりから。
特定名称酒では純米吟醸酒、吟醸酒などがこの歩合まで磨きこんでいます。
 精米歩合50%
(精白度50%)
米の脂質・たんぱく質イメージ 玄米の状態から半分しか製造に使用しないというとても贅沢なお酒。
これ以上磨いても風味にさほど大差はなく、製造が難しくなるだけなので、他社との差別化を狙う蔵元以外はだいたい50%以上の米で酒造りしています。
特定名称酒では純米大吟醸酒、大吟醸酒などがこの歩合まで磨きこんでいます。

で、獺祭は精米歩合50%以上、いわゆる大吟醸という日本酒しか作らないブランドです。

日本酒は精米歩合が多ければ多いほど贅沢で味が澄んできますので、単純に美味しいということになります。

獺祭でもこれまで最上位が「磨き二割三分」という種類でした。これはつまり、精米歩合23%ということで8割近く米を削って作るお酒ということでとても贅沢な日本酒になりますね。(ちなみに他の日本酒で22%精米でその名も「穀潰し」というのがあり。意味は高価な米をそんなに磨いて捨てては蔵が潰れるということ)

これも十分美味いです!

 

しかし、その更に先「磨きその先へ」をはちょっと違いました。(値段はちょっとどころではなく違いました・・・)

 

 

「磨きその先へ」が飲めるところ

 

獺祭3

「獺祭」自体は今や沢山のお店で飲めるのですが、「磨きその先へ」は飲めるお店がほぼ無いです。

常時置いてあるのは、京橋にある「獺祭バー」くらい

他にはたまたまお酒に拘りのあるお店で仕入れた場合のみ、しかも特別に飲ませてもらうとラッキーな感じ

なんてったって四合ビンで32400円!

 

 

こんなのお店で出すならいくらにしなきゃいけないんでしょう?

想像するだけで怖いですし、仮に置いていてもおいそれと注文出来るものでは有りません。

それもそのはず、「磨きその先へ」はワインのようにワンランク上のプレミアム日本酒を作るという目的で作られたようです。

日本酒でプレミアムが付いてもべらぼうな値段になるものなんてありません。高くて一升2万くらい(大半は一万も出せば美味しい日本酒が飲めます)

一方、ワインはプレミアムが付いたものは目が飛び出るほどの値段が付きます。数百万とか・・・

そこまでは行かなくても、国賓向けとか海外の富裕層へ向けたプレミアム日本酒が求められていたそうです。一般庶民が飲むお酒じゃないですね 笑

(事実「磨きその先へ」はオバマ大統領へプレゼントされました)

 

異端児旭酒造

ここからは、投資家目線

この獺祭を作っている酒造が旭酒造と言います。

この酒造がまた凄い!

最高の酒に杜氏はいらない 「獺祭」支えるITの技  :日本経済新聞
獺祭

 

 

日本酒は、これまで杜氏という職人が必要でした。今でも多くの日本酒は杜氏が作っています。

しかし、旭酒造はこの杜氏をおいてません。

では、どういう風に日本酒を作っているのか?というと、ズバリIT化です!

職人の世界にあった日本酒製造をシステム化したのです。この伝統を破壊する行為に勿論大きな反発があったでしょう。しかし、旭酒造は獺祭の圧倒的な品質と安定した味でみるみるうちにシェアを奪い、今の地位を築きました。(結果、普通の居酒屋レベルでも入荷できるほど大量生産しており、巷で飲める日本酒のレベルを引き上げてます)

これって私の保有している「アリアケジャパン」に似ているんですよ

これまでの職人技に依存しその人の勘に頼ったブレの大きい製作工程をシステム化、味の再現、大量生産を可能にしています。

 

デメリットは、杜氏の仕事(伝統や文化)が失われる危険があり、メリットは「味の安定化」「大量生産」「細かい味の調整」等々ですね

この天秤をどう考えるか?

 

私の結論を言うと旭酒造支持です。

結局日本酒も飲まれなければ意味がありませんし、尻すぼみで廃れてしまえば文化もクソもありません。「獺祭」の登場で一般の人にも美味しい日本酒が行き渡る環境が出来たという功績は無視出来ない

更に、システム化の有利な点は「味の分析が出来るとこです」。つまり理論上数値をいじって思い通りの味を作ることが出来るということ。

最後の部分は職人の感覚が必要でしょうが、ある程度の実験はデータ上で出来ます。

「アリアケジャパン」もジュエル・ロブションの味をデータから再現してみせ商品化していますので旭酒造も似たようなことが出来るでしょう。

これは、日本酒の発展速度を早める可能性があります。この点からも旭酒造支持。もし、上場するようなら投資を考える企業になりますね

時代としてもTPPをきっかけに日本酒も世界のマーケットを見据えなければいけませんので、味の安定化、大量生産は必須だと思います。

杜氏に関しても聞く話レベルで恐縮ですが、職人気質の悪い部分も持っており(特権階級的な)、日本酒業界全体のことを考えている感じがあまりしません・・(既得権益守る印象)

投資家の視点としては、このような伝統的で斜陽な業界においてITやネットを利用し固定観念をぶっ壊して突き抜けるタイプの企業は注目すべきですね。同業は頭が固く動きが遅いので瞬く間に圧倒的シェアを握れる上に更なる市場拡大も期待出来ることも多いので、いち早く気付いて投資していればハンパじゃないパフォーマンスになると思います

 

職人の感覚

ここまで言ってますが、実は杜氏も共存すべきだと私は思ってます。

獺祭の綺麗なシステマチックな味も良いのですが、杜氏の作る純米酒や山廃仕込とかも独特で捨て難い・・

杜氏としては、旭酒造を目の敵と考えているでしょうが、日本酒業界としては上手く共存してもらえたらなーというのが1消費者の希望ですね。

 

 

日本酒毛嫌いしている人に飲んで欲しい

最後に話を戻すと、日本酒嫌いな人ほど「獺祭」を飲んで欲しい。

本当にクセが無く飲みやすいから初心者向けですよ。私も周囲を美味い日本酒で洗脳していき今や皆嵌りました 笑

そして、何かのお祝いやボーナスが入った時に今回紹介した「獺祭」の最高峰「磨きその先へ」に是非挑戦して下さい。

 

 

こちらは最高峰の飲み比べセット。

それぞれ単独で飲んだだけでは「二割三分」と「磨きその先へ」の違いは分かりづらいでしょう。どちらもとても美味しい日本酒です。

「磨きその先へ」の真価は、「二割三分」と飲み比べた時に分かります。初めの口当たりは似ているんですが、後味の抜け方が違います。これはホントに飲み比べなければ明確には分からないでしょう。

 

父の日のプレゼントに

こんなプレミアムな日本酒は何かイベントがないと飲む機会がないと思います。

私の提案は、父の日を口実にプレゼントし自分も一緒に飲むことです。笑

これは、いくつかメリットがあります。

まず、父親は子供とお酒を飲みたいんですよ。成長した子供と将来お酒を飲むことは今子供を持った私自身考えることです。

親孝行としてもかなり喜ばれるでしょう。

父の日って母の日より祝われないことが多いので、父親は必ず喜びます!

しかも、日本酒の最高峰!お店で飲んだらグラス一杯6500円のお酒!

家でゆっくり飲み比べれば良い思い出になることでしょう。

私は実家が遠いので、父の日ではなく、年末年始に買って帰ろうと考えています。

生涯に一度は親父と最高の日本酒を飲み明かしましょう!

 

 

 

 

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