シン・ニホンは読んだ方が良い(株式投資成績報告2020/2/23)
スポンサーリンク

こんにちは、imoです。

今回は今週の投資成績報告。

早速いきましょう

 

2020/2/23
取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 307618571717-8%1717
メック 4971830152283%3196
IRJHD 603559975401159%9048
ビジョナリーHD 92637660-21%180
JFESI 48322352396569%397
GIGA    3830950167877%3356
ウェーブロック   7940790684-13%2394
ミロク情報 99289502655179%1062
ブロードリーフ 3673554515-7%1545
パルマ  3461106210580%423
キャッシュ24
23342

 

去年末はこちら

2019/12/31
取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 3076185719626%1962
メック 4971830153285%3217
高橋カーテン 1994800791-1%475
IRJHD 60355995010736%6012
ビジョナリーHD 92637650-34%150
JFESI 48322352388565%389
GIGA    38309502651179%5302
ウェーブロック   79407908437%2951
ミロク情報 99289503335251%667
ブロードリーフ 367355466119%1983
リネットJ 355670077611%388
キャッシュ214
23709

 

この結果、今年の投資成績は

2020年成績-2%

となりました。

あかん・・・・・

 

新型コロナの話題一色ですな。

しかしながら、こいつは扱いが難しいなぁと色々見ていて思います。

ぶっちゃけ、多くの人にとっては「ちょっと長引く風邪」程度なんだけど、いくつかの条件で重症化する感じ。それも、基本は高齢で基礎疾患持ちが重症化するとのこと。(未確認ながら二回同じコロナにかかると突然死する可能性が上がる?とかいう話も)

ただですね、元々高齢者は肺炎で死ぬことが多いわけです。このことからも、新型コロナはせいぜい重い風邪みたいな話なんですわ。

で、今一番新型コロナの影響で問題になってきているのは経済ですね。

新型コロナのせいで世界的に人、モノの動きが止まっています。過度に新型コロナを恐れ、封鎖や封鎖やと騒ぐほど世界経済にとってこれは大きなダメージになる。(風邪はそもそも封じ込め出来んでしょ)

まだまだ未知の部分が多い新型コロナではありますが、今のところせいぜい重い風邪程度のモノであるし、これまでの経緯を振り返れば日本でも多分既に多くの人が知らずに風邪だと思って年末あたりから新型コロナにかかっていると思われます。

で?って話ですよね。お馴染みのインフルエンザとどっちが怖いんでしょう?インフルエンザも毎年変異して未知のウイルスになっているんですけどね。

まあ、今回の新型コロナも未知のウイルスということなので健全に怖がって、健全に事実を見て、健全に対策立てることが重要なのだと私自身は思います。

 

 

スポンサーリンク

 

シン・ニホンを読め

先日、発売されて早速読んだこの本。


うん、現代を生きる多くの人が読むべき本だと思いました。

 

著者は

この本の著者です。

この本の時から著者は人間らしさみたいなことを意識していたと私自身は思いますが、昨今、表面的なロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ファクト、等々の”言葉”ばかりがクローズアップされ、生々しい人間の心理や感覚を軽視して「如何に論理を精緻に組み立てるか?」「如何に感覚ではなく数値データを元に考えるか?」というキカイ的なことばかりを信奉する一派の声が大きくなっていたように思います。もちろん、そもそもロジックやデータを全く考慮出来ない人はまず上記の頭の使い方を身につける必要がありますが、それが全てでもないよ!ということを私は言いたい。

ロジカル、ファクトと叫べば、頭良さげに見えるんですよね。ある種のファッションみたいな感じでこれらの言葉を使っている人も多いと感じます。更にこの一派は疑問をぶつけられた時も反論しやすいです。数字を出せば、「はい証明終わり!」と取り敢えず言えちゃう。去年の消費税増税もたった2%という事実を見れば大した数字じゃない心配なんてないとか言えちゃいます。(それが妥当か?は置いておいて)

彼らの世界では、数字になっていないことは存在しないし論理立ってないことも信用に値しないようです。

彼らのこのような極論を見聞きするたびに、私の頭には最近うちの息子がよく歌っている「お化けなんてないさ!お化けなんて嘘さ!」が幻聴のように聞こえてきます。

(自分の狭い視界から)見えないものは信じない。説明できないものは存在しない。お化けと一緒だと。プラズマですと

 

ビジネスの場でもよく「アンケートを取って分析しよう」「データを取ろう」とか簡単に言う人がいますがそれがもう既にズレていることが多いです。

例えばある団体が定期的にイベントを行っており、その継続的な参加者を増やしたい!と考えたとします。

その際に出てくるロジカル・ファクト側の意見は、①参加者から満足度アンケートを取ろう、とか②継続参加者をトラッキングしよう、とか③参加者がやってほしいイベントを直接聞いて集計しよう、とかでしょうか。または、自分たちの団体の立ち位置や開催イベントの種類を客観的にSWOT分析したり、参加者の属性分析なども検討したりという意見も出るかもしれません。

さて、上記の意見を取り入れて実行した結果、それが果たして成果に繋がるか?

はい、現実には「取り敢えずデータを取った」「分析をした」程度で終わってしまうことが多いです。

そもそもデータなんてモノはいくらでも恣意的に取れます。参加者アンケートなんてその最たるモノ。参加者の属性分析なども団体の存在意義を定める際にきちんとターゲットを決めていないから曖昧になる。

多くの場合、まずやるべきことは団体の存在意義の確認や開催イベントの目的の明確化、参加者の当日の雰囲気、笑顔の数、会話の数等具体的な数字には中々現れてこない部分です。

アンケートなんて書かせるよりも、ダイレクトにイベント当日の雰囲気、参加者の属性や様子を肌で感じることの方が重要なんです。

実際、私が関わった案件でもこのような定性的な要素を重視した方が圧倒的に成果が出ました。”人間”から切り離して数字をいくらこねくり回してもそれは検討外れになことの方が多いでしょう。

著者も以下のように「シン・ニホン」で言及しています。

「情報のインプットが言葉や数字に偏っている人は多い。しかし、世の中の大半は数字にも言葉にもなっていない。中略、言葉にならない世界が大半だと受け入れ、まずは感じることを幅広く受け止められるようにすることが大切だ。」

 

いや、ホントおっしゃる通り。

 

さて、上記長々と書いてしまいましたが、この「シン・ニホン」の著者は経歴からも分かるように非常にロジカルで文章も分かりやすい一方で、人間的な感性も重視するバランスの取れた主張を展開しています。

特にこれからの時代は、これまで高く評価されてきた計算能力の高さとそれに付随する効率化等は人間よりも上手くこなすキカイに任せられコモディティとなり、より「人間的なモノ」が価値を持つ時代であると著者自身主張しています。

特に”あるべき理想世界”を妄想しそれを的確に世界へ伝え多くの人の賛同を得て巻き込み、妄想を実現出来るような人間が大きな価値を持つと。(イーロン・マスクとかそんな感じですね。)

 

全体の内容としては、非常に網羅的に日本の現状分析とこれからの日本が打つべき手が書かれていて、あまりこういうことを考えたことがない人に取っては特に学びになるでしょう。多少でも日本の現状やこれからの教育などを考えたことがある人にとってももちろん学びはあります。概ねこれからの方向性は理解していても各分野の詳細や網羅的な話は知らないこともあるはず。私自身も勉強になりました。

個人的に一番読んで欲しいのは各地方自治体の首長と大学のトップです。そこから一斉に国へ色々要望出して欲しい。世論を形成して欲しい。トップダウンは今の日本は機能不全を起こしているのでボトムアップで突き上げた方が効果高そうな気がします。

 

以上、それではまた

 

スポンサーリンク
おすすめの記事