投資におけるディフェンスの重要性(長期投資家向け)

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こんばんは、imoです。

今日は株式投資ネタ。

運用成績における下落回避(ドローダウンっていうのかな?)の重要性を少し書きたいと思います。

要は、「現在を基準に株価が上がった場合と下落した場合で、下落を回避出来たとしたら、それは株価上昇以上のパフォーマンスですよね?」ということ

結論は物凄く単純な話。

 

言うは易し行うは難し

例えばこういうことです。

株価 100
-20% 80
25% 100

 

株価 100
20% 120
-17% 100

 

もし、20%の下落を食らったら元に戻すには25%のパフォーマンスが必要になります。

そして、20%の上昇を得た場合もそこから17%の下落で元に戻ってしまう・・・

このように常に下落の方が強いのです。元に戻すにはより力がいる

だからこそ、投資の世界では損を必要以上に大きくすることを防ぐ、「損切り」が推奨されます。

まあ、理屈はわかりますよね。(個人的には損切りは全くしません。これは投資スタイルの話なのでまた今後)

でもですね、「損切り」と仲の良い言葉で「塩漬け」という言葉があるように、これが実は中々難しい。

一般的な「損切り」は機械的に損きりラインを割り込んだら売るのですが、その人が実践している投資スタイル自体がそのような「損切り」を前提としていなければ単なる損失確定しているに過ぎないことになります。

これでは、少し難しい書き方ですね。

別の言い方をすれば、「自分の投資スタイルは統計とテクニカル分析を主としているので、10%の損きりラインに達した場合は必ず売ることにしている」と強く心に決めている人には損を限定させる効果を得られます。

しかし、普通はここまで厳密に「損きりライン」を決めていないでしょう。

何となく、「これ以上下がるのは耐えられない!」とか、「思った動きと違う株価変動だったので損が怖くて売る!」とか何となく雰囲気で損切りする人が多いように感じます。

しかし、これは単なる損失確定です。こんな人は、損切りルールを決める前に(決めてないけど)買った理由をはっきりさせることが必要ですね。

株は、意味もなく10%以上変化するものです。一旦15%下落した後に30%上がるとか全然あります。下落した時も買った理由がはっきりしていて保有し続けられれば、結局プラスで売れたのに、何となく「損切り」した場合はその後の上昇は取り逃がします。

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長期投資の場合

この損切り問題は、基本的に短期トレード向けの損失回避ルールです。

「機械的な損切りライン」なんて長期投資家はあんまり考えなくて良いでしょう。

一般的な長期投資、つまり5年以上保有することを前提としている投資家の損失回避ルールはまた別にあります。

それは、「買った理由の喪失」です。

 

成長ストーリーへ投資

長期投資家は、投資先企業の成長ストーリーに投資していると言っても過言ではないです。現状知りうる財務情報、ビジネスモデル、市場環境、等々から企業の利益成長を見込み、その成長性(時には不合理な現状評価)に投資しています。

ですので、事業が順調であれば数ヶ月〜1、2年の株価の低迷は関係ありません。

 

長期投資家のジレンマ

長期投資家が一番気を配らなきゃいけないことは、致命的な成長ストーリーの崩れです

前述の通り、長期投資家は将来の利益成長に賭けていますので、その利益成長が厳しいとなれば大問題。投資の理由を失います。

しかし、この「成長ストーリーの崩れ」を判断するのはかなり難しい。人のパクリ投資をしている場合は絶対に無理だと断言します。なぜなら自分の頭で考えた結果でなければ、その判断に身を委ねることは無理。成長ストーリーの崩れの兆候かもしれない事象が出てきた場合、必ず大きな株価の下落が起こります。そんな時に自分の考えじゃないものに自分の身は委ねられません。

さて、ここが勝負どころ!と同時に長期投資家のジレンマです、

もし、解決出来る問題で将来の成長ストーリーに関係なければ直近の暴落は「買い」です。バーゲンセールです。

しかし、問題が致命的で、そのままでは今後成長は止まってビジネスモデルの転換を行わないと後退してしまうとした場合は、下手したら株価10分の1・・又は良くて10年くらい株価は戻らない可能性があります。(これが塩漬け)

さあ、あなたの保有株はどっちでしょうねー

 

トレファクについて

何でも売れるワンダーランド「メルカリ」さんが最近話題ですが、去年から動きはありました。

これはリサイクル企業にとって致命的なのか?はまだ分かりませんが、こんな記事も出ています。

で、私はトレファクを今年1月に売り切りました。まあ、理由は色々あるんですが、短期的には低迷するのは間違い無く、他により利益を求められる投資先があったからとでも言っておきましょう。

メルカリを見ていると圧倒的にリサイクルショップへ持ち込むより高く売れるんですよね。それこそ、リサイクルショップなら二束三文のものが数千円とかでも売れてる・・これは結構やばいなと感じました。しかし、メルカリで取引されているメインは服飾系だったり小物雑貨だったりでしたので、総合リサイクルショップが扱う大物家電や家具はそんなに影響ないかなとも考えていました。

だから、上記の記事は少し盛りすぎと感じます。既存リサイクルショップを食い尽くすことはないでしょう。

更に、個人取引は弱点も内包しています。それは、

  1. 悪意のある出品者の存在
  2. 品質保障の問題
  3. 送料の問題

です。1は、個人間の騙し合いが横行する可能性ですね。その市場が信用ならなくなればまた別のところに消費者は流れます。これに関しては先日Amazonでさえ大きな問題になりました。プラットフォームであるメルカリがどう取り締まるのか?は結構シビアな問題でしょう。

2も、個人間取引で基本的にお互いの信用でやっていることの弊害です。届いた商品が本当に使い込まれたモノで届いた次の日に使い物にならなくなったという時怒りをぶつける先がありません。当然「ノークレーム、ノーリターン」でしょう。

3は、最近運送関係各社が送料の値上げを表明しています。個人的には短期的な現象だと思っていますが、せどりを始め、通販業を個人でやっている場合、企業契約とは違う彼らは送料負担が意外と重い。それを価格転嫁したら当然業者利益は減りますし、顧客単価は上がります。ここの調整をどうするのかですね。

 

リサイクル企業の強み

店舗を持っているかどうかはここでは関係ありませんが、リサイクル企業は上記の個人取引の弱いところを補うことでまだまだ成長できると思っています。

例えば、「品質保障」を大々的に打ち出すことや企業契約送料の強みで販売価格を個人間取引並みに引き下げることも出来るかもしれません。そうなると信用が怪しい個人からより企業から購入する方向に流れるでしょう。

他にも売ったり買ったりする際の消費者の手間を徹底的にカットするようなサービスも企業なら可能でしょう。

また、個人仕入れが細っても業者間大量仕入れ先はまだまだあると思うので、それらの海外販売は今後の成長ドライバーになる可能性もあります。日本の中古品は海外でとても人気。

まあ、なんにせよリサイクル企業には、これまでとは違う発想が求められると思うので、私はしばらくは低迷すると判断しました。(長期的にもダメかもしれませんが 笑)

 

トレファクを売って買った別の株の結果

以上のような理由などから3年ほど持っていたトレファクを売り切り、別の株を買いました。

その結果は、約+30%です。一方、トレファクを一月以降も持ち続けていた場合は約-18%でした。

株価 100
-18% 82
58% 130

 

トレファクを持ち続けていた場合に現在のパフォーマンスに届かそうとしたら、これから58%の上昇が必要です・・・これは厳しい。

後付けで、こんな考察はいくらでも出来るんですが、今回は確信を持って中期的な損失回避からの乗り換えで利益を上げられたのでドヤ記事です。

しかしながら、トレファクを持ち続けているような機会損失はこれまでも沢山しています。そこには長期投資家のジレンマが常に存在しているんですよ。保有株に関しては、「これは致命的で中長期に及ぶ低迷の始まりなのか?」はいつも考えていますね。

その結果、あまり「売り」という判断になることは少ないですが・・・

以上、損失回避の重要性と長期投資家のジレンマについてでした。

短期トレーダーの方がこの視点は意識している気がしますね。しかし、そのまんま長期投資には応用できませんので、今回記事を書きました。是非、参考にしてみて下さい。まあ、結局「常に考え続けろ!」ってことなんですが

 

 

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