
こんにちは、imoです。
今回は投資で絶対に負けない為の鉄則2です。
早速行きましょう。
安く買う!
鉄則2は、安く買う!です。
「そんなの当たり前だ!」と思われるかも知れません。
より具体的に言うと価値のギャップを見つけて本来の価値より割安なものを買う!です。
実は、全ての投資対象は同じ基準で価値を測れます。
利益÷期待利回り=価格
というシンプルな式で計算できるのです。
例を挙げましょう
あなたは、投資用不動産を購入したいと考えています。そこで、家賃10万円の不動産を見つけました。
そして、あなたは仮に投資利回りを8%狙いたいと思っています。
さて、この不動産をいくらで買えば期待投資利回りを満足できるでしょう?
一つずつ見ていきましょう。
利益=月10万×12ヶ月=120万円になります。
期待利回りは、8%です。
式に当てはめると 120÷0.08=1500万 です。
つまり、1500万より安く買えれば期待以上の利回りになるということになります。
もしあなたが不動産を持っていて、今現在人に貸すとしたら家賃はいくら取れるか調べてみてください。
少し怖いでしょうが、現在のあなたの不動産の価値が分かりますよ
価値のギャップ
もうお分かりだと思いますが、[鉄則1]で理解した投資対象が上げるであろう利益を計算し自分の期待したい利回りで割れば、その投資対象の価値が分かります。(株の場合は企業の毎年あげる利益を成長も加味して合計し、さらに現在価値に換算するというちょっと面倒な操作が必要です。)
その価値より割安な価格のついているモノが買うべき投資対象です!
投資で利益を上げる為には実はこれしかないのです。
バリュー投資の祖 ベンジャミン・グレアムは市場のことをミスターマーケットと呼び
「気まぐれな躁鬱病患者」と断定しています。
つまり、市場で付けられる価格は常に上下し本当の価値を反映しないことが多いから日々の値動きは無視しなさいと言っているのです。
しかし、そのミスターマーケットのおかげで「価値と価格の間にギャップ」が生まれます!
そして、長期で見れば価格は利益に倣いますので本来の価値に収斂するのです。
この、
安く買う!
を本当に実践できると、投資対象を買った時に既に利益は出ているのです!
大事な事なので、もう一度言います「買ったときに既に利益が出ている状態」になるのです!
もしかしたら、「こいつ何言ってるんだ?頭おかしいんじゃないか?」と思うかもしれません 笑
簡単な例を示します。
自販機で150円のペットボトルジュースがあるとします。
そして、近所のスーパーで在庫処分として同じジュースが100円で売ってました。
メーカー小売価格を真の価値とみなすと在庫処分で買ったジュースには既に利益が出ていると言えます。
将来、100円以上で売れる可能性が限りなく高いからです。
せどりというのもこの価格ギャップを狙う方法ですね。これも一種の投資です。
さて、安く買う!の本当の意味が分かったでしょうか?
そして、安く買うには投資対象を理解し確度の高い利益を計算しなければいけません。
なので、鉄則1、鉄則2の順番なのです。
鉄則3は予想されているとおり売る場面の話になります。
つづく
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