読み終わった本は捨てろ!という主張について(株式投資成績報告2020/12末)
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こんにちはimoです。

今回は、今年2020年の投資成績

早速いきましょう。

 

2020/12/31
取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 30761857207512%1038
メック 49718302270173%4767
IRJHD 6035599164802651%1648
ビジョナリーHD 92637642-45%126
JFESI 48322352334042%334
GIGA    38309501980108%3960
シスロケ 24801155167545%2680
ブロードリーフ 367355468223%2046
ポールHD 3657856116736%2334
ULSGR 37983000363521%3635
ふくおか 8354179018332%4583
日シス技術 432317401465-16%1465
名南M &A 707664406350-1%2540
キャッシュ3348
34503

 

去年末はこちら

2019/12/31
取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 3076185719626%1962
メック 4971830153285%3217
高橋カーテン 1994800791-1%475
IRJHD 60355995010736%6012
ビジョナリーHD 92637650-34%150
JFESI 48322352388565%389
GIGA    38309502651179%5302
ウェーブロック   79407908437%2951
ミロク情報 99289503335251%667
ブロードリーフ 367355466119%1983
リネットJ 355670077611%388
キャッシュ214
23709

 

この結果、今年の投資成績は

2020年成績46%

 

でフィニッシュです。

(実は、結構総資産ベースの投資成績とはかけ離れてきていますが・・)

 

今年は歴史的な年でしたね。

上にも下にも耳キーンなりそうな年でした。

一時アメリカさんが2000ドルの幅で反復横跳びかましてたり、日経も1000円幅が当たり前みたいな時期がありジェットコースターみたいな日々で個人的にも経験したことのないボラでした。

取り敢えず、投資経験値として何かしら得るものがあった人も多いのではないでしょうか?

特徴的には、ベテランほど機会損失含めて上手くいかなった人も多そうな年でした。

ともあれ、株クラの皆様今年はお疲れまでした、また来年も頑張っていきましょう。

 

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Contents

読み終わった本は捨てろ!という主張について

 

年末ということで断捨離的なお話を一つ(12月30日に書き始めたのだけど時間が取れなかった・・。ですので、年末のノリで読んで欲しい)

 

先日、うちの妻から「てめー、いい加減そのうず高く積み上がった本をどーにかしろやー。スペース取りすぎなんだよ」と有難いお言葉を頂きました。

(ありがとうございます!)

 

うちの妻は元来あまり物を持たない派閥の人間であり、その派閥に属した理由は「片付けが面倒臭い。そもそも物が無ければ片付けしなくて良いでしょ?」という非常に後ろ向きな理由からです。

上記の通り、なんとなく物を持たない派として生きてきた(私から見て)意識低い系の彼女は、なんと今風の価値観からは真逆の意識高い系「こんまりメソッド」の実践者でした。

(ときめかなくなったら捨てられるのかな・・・)

 

一方、私は比較的物が多いタイプ。

その結果、一緒に住み始めた当初から住居スペースは徐々に私の物が侵食して行きます。

「そのスペースにも家賃は発生しているんだよ!」

そんな有難いお言葉は何度頂いたことでしょう?

コスパ意識高くて頼もしい

 

その度に、私は言い訳します。

「良い本は持っているだけで価値があるんだよ!」

「その本が将来とてつもないリターンを産むんだ!」

「本は今後も増えることはあるけど減ることはないよ!(キッパリ)」

その後の展開は読者の想像にお任せするとして・・・

 

以下本題

 

読書については何度かテーマにして書いてますが今回は「”読書する側の姿勢”と”読むべき本”」というテーマについて書いていこうと思います。

まあ、よくある断捨離話や投資家らしいコスパ、合理のお話を浮き彫りにするために「あえて」極端な主張を展開することはあるでしょうし、本当はそんなことを思っていないけど「あえて」キャラ付けのために分かりやすくすることはあると思います。

勿論、それらの事情はある程度理解していますよ。分かっているんです!皆、本気でそんなことを言ってないって。

しかし、私もそんなことは理解している上で「あえて」、私の考える読書と読むべき本について書いて行きたいと思います。

 

一度読んだだけで分かった気になってない?

 

さて、あなたは本を何回読むでしょうか?

別の本じゃないですよ。同じ本を何度読んでいるのか?という問いです。

 

私は、自分で読むべき本だと認識した本は最低3回は読んでいます。

知っている分野であるかどうか?によったりその他色々な事前知識等によって変わりますが、大まかに知っている分野については、

 

1回目、目次を中心に主張やポイントを事前に意識して所謂拾い読み的な速読。

2回目、一回目の結果から精読すべき本だと評価すれば精読する。

3回目、本全体の主張と具体例等を整理し書評を書けるレベルまで読み込む。

 

本当に良い本であれば、その後時間を置いて読み返します。

良い本は、その時々で新たな発見や気づきがあり有益なことが多く絶対に読み返しはした方が良いと私は思っています。

 

そして、また寝かせる。

さて、いつこの本は捨てるのでしょうか?

 

良い本は人生レベルで好影響があります。ずっとリターンを得られるのです。

良き本の効能とは、その本に書かれている情報を得るためなどではなく、著者と対話し著者の思考を追うこと、新たな視点を擬似的に手に入れること、自分自身の思考力を鍛えること、にあります。

 

つまり、対話的に読書をすることが大事。

対話なので当然に読みながら思考する必要があります。

 

ただ本に書いてある情報を得ることを目的に読書をしている人は、この視点を持っていないことでしょう。

受け身で著者の言うことをただただ受け入れ、分かった気になる。

著者の主張に対して疑問を持つこともなく、ちょっとした違和感も無視し著者の劣化コピーを頭にインストール。

そして、3日後には忘れている。本も捨てる。

本に書いてあることは頭に残らない、手元にも残らない

果たして、彼らは読書をする意味があるのでしょうか?

 

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一度読んだだけですんなり理解できる程度の浅い本しか読んでないんじゃない?

 

たまに、書店で平積みのビジネス本とか投資本とかの目次をパラパラと眺めることがあるのですが、恐ろしいほど内容がないなぁと思うことが多いです。

目次を眺めるだけで、そこで主張されること、具体例として挙げられるであろう事例や論理展開まで分かる。

そこからの深掘りは目次を見る限り恐らくありません。

要は、私にとって全部知っていることしか書いていないことが容易に分かるのです。

当然、私にとって新たな視点の提供や思考の深まりも期待できないでしょう。

 

こんなレベルの本であれば、一度読めば十分であり、それこそそこに書いてある情報だけをざっと知る目的で読んであとは捨てても良いかもと思わなくもない。

正直、平積みになっている本に書いてあるような情報は、たくさんコピーされて拡散されています。

新たな視点なんて皆無。

どこかで見た概念や価値観をそれっぽく言い方を変えて紹介していたり、ある程度の知識量の人には既知の話をさも自分が発見した新しいメソッドであるように吹く事例ばかり。

つまり、あれら平積み本は読めば簡単に分かった気になり頭が良くなった気分になれる快楽ドラッグであり、その対象はいわゆる、お手軽に気持ち良くなることに貪欲な情弱向けなのです。

 

個人的にはそんなレベルの本はそもそも読む必要もなく、時間の無駄だと考えています。

人生の時間は限られている。

本当に読むべき本にその時間を使い、読むべきではない本にその貴重な時間を使うのはもったいない。

勿論、これらを分かった上で息抜きや休憩の時間潰しとして読む程度なら良いでしょう。嗜好品的ポジション。

 

ということで、「一度読んだ本は捨てよ」と主張する方々はこれらの浅い本に対して言っている可能性がありますね。

それなら私も分かる。

ただ、繰り返しになりますが個人的にはそんな本はそもそも読む必要性を感じません。

 

kindleの罠

 

そんなことを言いながら、実は私もkindleに大量に積読が貯まっています 笑

それらの中にはここまで書いてきた読むべきではない本も入っていることでしょう。(おそらく大量に)

 

Kindle(電子書籍)は、ちょっと気になったタイトルの本を気軽にポチれるという特性があります。

しかも、しょっちゅうセールをやっている・・・

そんな本をAmazonで見つけると「取り敢えずポチっておくか・・」という気持ちになります。

で、結局読まない

Kindleであれば場所は取りませんし、読んでみて「これは良い本だ!」となれば紙で手に入れる判断も出来ます。

だから気軽にポチる。

 

Kindleを利用するようになって、確実に無駄な積読は増えました。

良い本を厳選し買うという作業も減りました。

これは良いことなのか、悪いことなのか・・・

 

個人的には読書の精度が落ちている感覚があるので、ちょっと見直さないとなぁと考えているところ。

以上、読書する姿勢と読むべき本についてでした。

 

今日までセール?みたいです。どうしたって古典みたいなものになるなぁ・・

 

松陰先生はもっと多くの人に知って欲しい。すごく個人的には影響を受けている。

超訳の意味は不明だけど、とっつき易さはあると思うので一応お勧めしておく。

 

また来週。

 

 

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