運が悪い...ではなく目が悪い(株式投資成績報告2020/1/12)
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こんにちは、imoです。

今回は、今週の投資成績報告

早速いきましょう

2020/1/12
取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 3076185719797%1979
メック 4971830146677%3079
高橋カーテン 1994800775-3%465
IRJHD 60355995240775%6288
ビジョナリーHD 92637654-29%162
JFESI 48322352376560%377
GIGA    38309502473160%4946
ウェーブロック   79407908325%2912
ミロク情報 99289503390257%678
ブロードリーフ 367355464516%1935
リネットJ 35567007345%367
キャッシュ214
23401

 

去年末はこちら

2019/12/31
取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 3076185719626%1962
メック 4971830153285%3217
高橋カーテン 1994800791-1%475
IRJHD 60355995010736%6012
ビジョナリーHD 92637650-34%150
JFESI 48322352388565%389
GIGA    38309502651179%5302
ウェーブロック   79407908437%2951
ミロク情報 99289503335251%667
ブロードリーフ 367355466119%1983
リネットJ 355670077611%388
キャッシュ214
23709

 

この結果、今年の投資成績は

2019年成績-1%

 

2020年一発目はマイナススタートでした。(一時YHだったんだけどな・・・)

あ、去年末の利益の1%はフローレンスへ寄付しました。

(過去の寄付記事↓)

 

2018年は年間成績マイナスで寄付もノーマネーでフィニッシュでしたので去年はよかったよかった。

今年も利益を出して寄付も出来れば嬉しいです。

 

定義の精度によって成果は変わる

明けましておめでとうございます。

皆様、例え今年大損しても楽しく生きていきましょうね。幸せはいつも自分の心が決めるのです。

 

さて、ありがたい「みつを」先生のお言葉を胸に、今年一発目の記事書いて行こうと思います。

年初でもあるしこれを読んでいる人にとって少しは為になるようなことを出来れば書きたいなぁ(無駄にハードルを上げてみる)

 

定義の精度

 

「投資」っていいイメージないですよね。

世間一般の「投資」という言葉への拒否感は未だ根強いと私自身感じます。

一方で、「今の時代、投資くらいやってなきゃ」みたいな空気もある程度のボリューで出てきているようにも感じています。

 

実際、私が関わって相談を受ける例でも「自分なりに投資勉強してやっています!」とか「投資の学校に通ってトレードの勉強しています!」「仮想通貨トレードを学んでいます!」「金ヘッジやインデックスでコツコツ投資をやっています」みたいな人が結構多くいて、それなりに「投資をやろう!」という意気込みを持って行動している人は増えている印象。

ここまでざっと「投資」に関わる人について書いてきたましたが、「投資」という言葉に対する態度が人によって様々であることに気づくのではないでしょうか?

 

ある人は、ただ単に「投資=ギャンブル!」という捉え方で「ありえない!危険だ!」という態度をとって拒絶します。

ある人は、「投資=トレード?=必勝法がある?」みたいな価値観で誰か凄い人のところへ学びにいきます。

ある人は、「投資=一攫千金!」という捉え方をして、「乗るしかない・・・このビックウェーブに!」というカモ一直線で突っ走ります。

ある人は、「投資でそこそこ増えればいいなぁ。しかも間違いのない合理的な方法で」という贅沢な価値観が先鋭化していて、偉い人が語るロジックゴリゴリ&思考停止投資法をコツコツ実行してみつつ、更に安定的で合理的な方法がないか?と情報入れすぎで混乱しています。

 

 

「投資」という単純な単語一つに対して、なぜこんなにも沢山の解釈、行動の違いが生まれるのでしょうか?

それは、定義がそれぞれ違うからです。

もっと言えば、定義なんてそれぞれ別に考えていない。磨りガラスを通したような、ぼんやりしたイメージの「投資」を彼らはやっているからです。

磨りガラスの先にいる人が、イケメンホストなのか、宝ジェンヌなのか、氷川きよしなのか、について彼らは興味がない。

 

もし、磨りガラスの先の人物とこれから対談するとしたら、相手が誰なのか?は重要でしょう。どういう話題が良いのか?相手の経歴や興味の対象、趣味は?と事前に調べたり準備することも多くなります。

このように、結果を出したいなら磨りガラスの先にいる人物を推定、特定することは必須事項であるとあなたは同意してくれるでしょう。

 

もちろん、「投資」という言葉の定義に絶対の正解がある!などと私は言いたいわけではありません。(そんなモノありませんし)

しかし、「投資とはなんなのか?」を自分なりに深く考え、定義している人であるほど、結果を出しているということを言いたいのです。

 

インデックス投資でも、シンプルに「世界経済の長期成長に乗る」と定義している人であれば下手に出来もしない相場予測をして右往左往しないでしょうし、自分がよく理解もしていない誰かが言っていたヘッジ方法なども無視するでしょう。

個別株投資でも、「伝統的なバリューの歪みを取る」と定義している人なら会社の精算価値等を精査することに注力するでしょうし、下手にIPO投資などに手を出すこともないはず。

 

要は「自分が何をしているのか?」ということを自覚していることが大事なのです。

自分なりに定義をしっかり持っているということは、自分がやるべきことをきちんと理解しているということになります。

そして、定義がしっかりしているということは、他のモノとの差異も見えやすくなる。

差異を理解しているならば、もちろんいくつかの定義を使い分けることも可能になります。(できる人なら)

しかし、まずは一つの定義をしっかり自分の中に作ることが必須。

 

定義の精度は成果に直結する

 

当たり前ですが、定義の精度は成果に直結します。

定義が細かくできるということは、世界をその分細かく、丁寧に見ているということ意味します。

  • 磨りガラスを通して世界を見るか?
  • 8K液晶の精度で世界を見るか?

成果が出るのはどちらかは明白でしょう。

 

ここまで「投資」に絡めて説明してきましたが、これはどの分野でも言えます。

ビジネスの分野でも、「マーケティング」という人によって範囲が曖昧な言葉が特に定義もされず蔓延しています。

極論、「ビジネス=マーケティング」とも言える。企画ーターゲット選定ー製造ー販促ーロジスティックス-etc。

言おうと思えば、ぜーんぶマーケティングと言える。

また、昨今多いネット上の炎上芸をマーケティングという人もいる。...マーケティングってなんなん?と思いません?

「マーケティング」を自分なりにきちんと定義していない人が、ビジネスで成功したくてマーケティングのコンサルを受けたり、誰かが語っている「俺マーケター論」を聞くなんて害悪でしかないと思います。ほぼ成果は出ないでしょう。

 

他にも挙げましょうか。

「教育」という言葉の定義をあなたはどう捉えているでしょうか?

最近のニュースなどを見ると、「教育=しつけ=言いなりにすること」みたいな定義で語られる場面がありますね。

他にも、「教育=学力を付けさせる=エリートに育てる」という定義も幅を利かせています。

そして、世間的には学校の先生は教育のエキスパートだと考えられているでしょうか?

もし、今あなたに子供がいて「教育」に関わる機会があるのなら、今一度「教育」という言葉についてよく考えた方が良いと思います。

あなたの中で「教育」をしっかり定義することが必要です。そうすれば、この先あなたの子供に対してもブレなく接することが出来るはず。「学校の勉強なんて大して重要じゃないよ」と言いながら学校のテストで悪い点を取ったら怒る、なんて子供にとっては矛盾した態度と感じるでしょうし、「ただ健康でいてくれれば良いよ」と言いながら、将来のために今遊びを我慢して塾へいき、徹夜してでも学力を上げろ!という態度は矛盾でしょう。

ちなみに、私の「教育」の定義は「その人間の可能性を開くこと」です。相手を自分の思い通りにしようとも思っていませんし、子供であれば学力をひたすら鍛えることも、所謂エリート教育することも考えていません。相手の可能性を開くことをひたすら考えることが、私の中の「教育」です。

この私の定義する「教育」を実践している先生が、先日プロフェッショナルで取り上げられていました。

あるカリスマ数学教師の「変態」を育てる授業「どうせできない…」の壁を越えさせる名人技

教育に携わる者は以下の本を読みましょう


私はプロフェッショナルの放送を見た時、感動して少し涙が流れました。教育者とはこういう人だと思うのです。こんな先生に出会いたかった。

 

「投資」も「マーケティング」も「教育」も一般的にぼんやりし過ぎていてよく分からないけど、なんとなくそれっぽい雰囲気は伝わる・・という点では代表的な言葉でしょう。

他にも日常的に色々なものをぼんやり捉えていると成果は出づらいと思います。

成果を出したいなら、定義をしっかりしろ!ってことですね。

どうでしょう?あなたの周りにもぼんやり世界を捉えていて成果が一向に出ない!という人はいないでしょうか?

その人は運が悪いわけではなく、目が悪いのです。

 

目を良くしたいなら以前も勧めましたが、この本は入門書としておすすめです。
以上、また来週

 

 

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