情強気取る人ほどハマるバカの罠(投資成績報告2018/4/5)
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こんばんは、imoです。

今回は、今週の投資成績報告

早速いきましょう

2018/4/5
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 30761857296360%6948
メック 49718301658100%497
ウェブロックHD 7940878170895%3074
IRJHD 603511982744129%2195
竹本容器 42481712272959%819
エンビプロ 5698925855-8%1368
ミロク情報 99289503410259%1364
キャッシュ1380
17646

 

去年末はこちら

2017/12/30
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 30761857272347%6385
メック 49718302353183%706
C-GIGA10502600148%1040
ウェブロックHD 7940878132551%2385
IRJHD 60351198213078%1704
竹本容器 42481712215826%647
ミロク情報 99289503040220%1216
ポールトゥウィン 36579752101115%630
キャッシュ703
15417

 

この結果、今年の投資成績は

2018年成績14%

 

になりました。

 

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誰にも批判されそうにないハリボテ

「投資は損切りが最も大事やで」

「投資の九割は資金管理やで」

こんなことを言う人がいます。それも、個別株投資なんてやったことないような人が。

 

いわゆる、"情強"を自負しているような人達ですが、彼らには謎に信者がいますので一部からは崇め奉られていてその人の発言全てが正しいと思われています。

で、彼らは”情強”としてあらゆる分野に関して発言しているのですが、自分の得意分野以外のことはだいたいにおいて、当たり障りのない”常識”をドヤ顔で語っているだけです。

それでも、彼らのフォロワーは「〜さんはやっぱり凄い。本質を捉えている」とか言うわけです。

 

一方で、「ほう、凄いですね。じゃあ貴方はどれほどの投資経験をお持ちなんでしょうか?」と性格の悪い私は思うわけですが

彼らの株式投資に関する発言を見ていると全部同じです。

「インデックス投資が間違いない」

「MSCIコクサイを積立で」

「国際分散投資ですよ」

ん?皆さんで一緒に橘玲さんの本でも読んだんですか?

確かに、一般投資分野において権威のある人の一人は橘玲さんですので、ここを押さえておけば良いと思ったんでしょうね。

橘さんの話は合理的ですし、頭が良いと思っている彼ら”情強”好みでもあります。

ダブルチェックの意味で、橘さん以外にも合理的と思われる投資話を語る人を読んだり聞いたりしてるかもしれません。

 

ここで誤解して欲しくないのは、冒頭の言葉はある程度は正しいと私も思っているということ。決して間違いではありません。

例えば、本当に投資経験が長く、自分で深く考えて投資判断をしていると思われる人が同じことを語るのであれば、そこから汲み取れる深い意味を感じることもあるのですが、”情強インフルエンサー”さんからは何も感じません。薄っぺらです。事実、インデックスやら分散投資やらの話以上の投資の話は何も語っていません。そんなレベルの人間が語る「損切りの重要性」やら「資金管理の重要性」なんてちゃんちゃらおかしいもの。彼らは特に何も言っていない。自分の経験を通した実感から喋っていない。それっぽいことを語って”情強”である自分のアピールをしているに過ぎないのです。

多分、彼らは投資分野以外でも同じことをしているでしょう。

少し調べて、合理的なことを語る人の本や発言を読んでそれをそのまま語る。まさに受け売りで。

よく知っている人から見ればたくさんの間違いや、勘違いがあることでしょう。それでも彼らは自分たちは”情強”だとこれからも思い続けます。

なぜなら「自分たちは頭が良い情強である」と思い込んでいるから。

インフルエンサーの話も彼らの得意分野以外の発言は話半分以下で聞くべき。それをそのまんま信じていると馬鹿をみると思いますよ。

 

私の場合

冒頭の発言について、私の場合を少し話します。

「投資は損切りが最も大事」

10年以上個別株投資をしていますが、私は別にそんな風に考えていません。

一般的に「損切り」はいわゆるサンクコストのことを問題としていると思われますが、私の投資ルールの一つが「投資先の状態に悪い変化があったら株価に関係なく即売る」ですので、意識の上で「サンクコスト」は浮かびません。(結果的に損切りになっているとも言えますが視点が違う。損切りとか私は考えていません。)

更に、私の投資期間は一般に比べて長く、投資先企業もお堅いと思われるビジネスをしている企業を買っているので、これまでの投資期間でそもそも損を出したことがほとんどないということもあります。

私が売る判断をした時に直近大きく株価が下落していても、その企業を買った時より高い値段であることがほとんど。

逆に、保有期間中に-30%くらいになっても投資先企業の状態に問題ないならそのまま保有します。

「いくら下回ったら損切り」

こんな株価を前提とした投資ルールはどうでも良い。そんなことより「投資先企業の状態」が大事。それが私の投資スタイルです。

 

あと、資金管理が大事という話は基本、トレーダーのルールです。

損切りもどちらかと言えばトレーダーの考え方に馴染みます。

インデックス投資がどうとか、国際分散がどう(どちらも長期視点)とか言っていながらトレーダー(短期視点)的投資ルールを何も考えずにドヤる。

先ほども言った通り、そこに深い洞察が感じられるなら聞く価値はありますが、彼らにそんなものはないです。

 

以上、インフルエンサー=”情強”の発言は話半分に聞きましょうという話でした。

頭が良いと思っている彼らはある意味馬鹿です。

そして、馬鹿であると自覚を持ち続けなければあなたも私も馬鹿になるので、気をつけましょう

 

では、また来週

 

 

 

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