博打気質と権威主義に染まった大損する人達(株式投資成績報告2017/8/18)
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こんばんは、imoです。

今回は今週の投資成績報告です。

早速行きます

2017/8/18
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
あいHD 30761795302569%6489
メック 4971830153585%461
C-GIGA1050209299%837
ウェブロックHD 7940878137657%2477
IRJHD 60351198150626%1205
竹本容器 4248171217663%530
ダイイチ 76431185131011%524
ミロク情報 99289502200132%880
ポールトゥウィン 3657975151255%454
キャッシュ677
14532

 

去年末はこちら

2016/12/31
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
フロンテオ 2158954856-10%342
アリアケ 281524656260154%150
あいHD 30761795232429%5682
トレファク 30931060879-17%440
エイジス 465917365480216%1644
メック 497183096817%290
C-GIGA21005600167%1120
ミロク情報 9928950180089%720
ベガコーポ 3542267029159%583
ポールトゥウィン 36579759912%297
キャッシュ10
11279

 

この結果今年の成績は

2017年成績29%

になりました。

 

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VALUで上場してる人の大半は無責任な気がしてる

VALUという個人を株のように上場して資金を調達できるサービスが話題ですね。

個人的には、このサービスがスタートした時から「情弱から資金を吸い上げるシステムだな」と考えていましたが、それが目に見える形で現れてきた感じ。→「人気youtuberがVALUで詐欺か?

VALUというサービスを評価している人も多いようですが、私は現状ではロクでもないという評価は当初から変化しておりません。

その主な理由は以下

  • VALU発行者のリスクがゼロ(一方的に購入者が負担を追う形)
  • 株でいう相場操縦が容易(これから発行します!とか宣言できたりする)
  • 本質は寄付なのに株のように投資の体をとっている(見返りは求めるな!と後から言える素敵仕様)
  • そもそも発行者の価値が謎(何のビジョンもなく出資してくれって意味不明)
  • VALUが飛んだり、発行者が辞めたりした場合購入者は丸損?(購入者保護?なにそれ?)
  • 株と違って購入者には何の権利もない。ものも言えない(寄付なので当たり前。)
  • etc

 

と色々あります。

当初から私はVALUで金を出すなら投資などと思わず、捨てるつもりで出した方がいいですよと言っています。

 

VALU発行者を見ていて違和感を感じるのは「お金を出してもらっているプレッシャーのなさ」です。

まともな人なら自分に出資してもらったという事実はプレッシャーになると思います。

本来の株式市場でも、会社は株主には配当として利益を還元しなければいけませんし株主は会社の経営に対してモノ言う権利があります。

それくらい出資してもらっているということはプレッシャーを受けることですし、その期待に応えなきゃいけない責任が生じます。

私がもしVALUで上場したとしたら、とても縛られる感覚になると思うんですよ。

どこの誰ともわからない人が自分の何を評価したか分からない中お金を出している・・・

本来、出資を募るということは何か実現したい理想があり、それを実現するためにどうしてもお金が足りないから出資をお願いするのです。

この手順を取っているのがクラウドファンディングでしょうか?(VALUなんかじゃなくてこっちでいいじゃんとも思う)

VALU発行者の大半は、自分の実現したい理想の具体的なビジョンも出していません。

つまり、今VALUを買っている人は「何となく人気だから」「凄い人だから」「儲けられそうだから」という漠然とした意味不明の理由で買っているように見えます。

正直、このサービスがここまで盛り上がるとは私は思っていませんでした。日本人は投資が嫌いです。それは以下の記事でも確認しました。

[kanren postid="2860,2949"]

しかし、日本人は「博打と貯蓄が好きで投資が嫌いな日本人」でも書いた通り「短期的に儲かりそうなモノ」は好むようです。そして、権威主義にも弱く「凄い人と思われている人の幼稚な煽り」や「応援」というような偽善的な言葉も好きです。(偽善は言い過ぎかもしれませんが、「応援」の中身を考えてない人が多い)

これらが複合的に絡んで想像以上に参加者が多くなった印象。(仮想通貨も似た構図ですね。ビットコインのここ最近の値上がりの主因も日本人です)

VALUの話はここまで

 

博打気質と権威主義に染まった人は損をする

株式市場でもイナゴ投資家という人たちがいます。

彼らは有名な人が買い煽った銘柄を買い、自分では何も考えずに行動します。先ほど書いた「博打気質」と「権威主義」を絵に描いたような彼らは大抵の場合はめ込まれて大損して退場して行くのです。

お気付きの通り、このイナゴはあらゆるところに存在します。

VALUでも仮想通貨でも本質は同じイナゴの亜種です。不動産投資の世界でも◯ノビーとかその他大勢の権威をまとった人がワンルームマンション投資とか、もっともらしくほぼ確実に負ける博打を推奨しそれに乗る人が大量にいます。

 

その結果、大損して退場した人がいう言葉は決まっていて

「騙された!投資は怖い!」

・・・アホですか?自分でノコノコ嵌りに言ってるのに・・と個人的には切り捨てたいところ

本当、もっと自分の頭を働かせた方がいいですよ。パターンはだいたい同じです。

ちょっと考えればオカしいことには気づくはず。

 

注意すべきは「博打気質」と「権威主義」です。

簡単に大儲けが出来ると喧伝されるモノは詐欺か大きなリスクを孕んでいます。

よく分からないけど凄そうな人が煽っていることは大体、その人に利益があるから煽っているのです。

煽られる方にメリットがあることなんてありません。

この二つが合わさるとおのずと答えは出ますよね?

それは、煽られる方がほぼ大損をする仕組みになっています。

 

断っておきますが、VALUも仮想通貨も仕組みを理解して自分の判断で参加するなら別の視野が開けます。

VALUも本来の理念通りの使われ方をすればメリットは出てくるでしょう。(現状の仕組みと参加者のレベルでは難しいですが)

仮想通貨も、本来の通貨としての機能に期待する視点もありますし、投機と割り切ってアップサイドとダウンサイドを自分なりに見積もって入ることもあるでしょう。

ダメなのは、自分で考えず仕組みや意味も理解せず「博打気質」と「権威主義」を煽られることです。

結局のところ、株やVALUや仮想通貨などの対象が危険なのではなく、「博打気質」と「権威主義」に染まった人が危険なのです。

 

 

 

 

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