株式投資成績(2016/11/13)トランプ大統領とあれとこれと
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ちょっと遅くなりましたが、先週の株式投資成績報告です。

先週はこんな結果になりました。

 

2016/11/13
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
フロンテオ 2158954807-15%323
アリアケ 281524655230112%126
あいHD 30761776235533%5522
トレファク 30931060800-25%640
エイジス 465917365690228%1707
メック 497183093212%280
C-GIGA21004395109%879
ミロク情報 99289501963107%785
ポールトゥウィン 3657975851-13%255
キャッシュ529
11046

そして、去年末はこちら

2015/12/31
銘柄取得単価現在単価収益・損失比率
UBIC 2158954932-2%373
アリアケ 281524656710172%1503
あいHD 307614743080109%4620
トレファク 3093111811170%398
エイジス 465917363700113%1110
山田コンサル3389387514%388
メック 49718308705%435
マニー 77301188233797%701
キャッシュ1700
11227

 

以上の結果、今年の成績は

2016年成績-2%

になりました。

2016-11-14-17-55-22

 

 

まあ、成績は今年は本当に横ばいがずーーっと続いておりまして特に面白いみは無いんですよね。なんかすみません・・

総資産もグラフ化してみるとこんな感じ

%e6%a8%aa%e3%81%b0%e3%81%84%e3%81%90%e3%82%89%e3%81%b5

総資産ではなんだかんだ現状プラスになっているんですが、今年一年を通しての印象は横ばいですね。

改めて見てみると一月、二月の下落は大きかったですね。深い谷を形成しています

その後はほぼ横ばい。

売買としては、いつもの年より頻度が多いと思います。一月、二月の谷部分で諸々追加投資もしています。

4月以降に新たな銘柄(ギガプライスやミロク情報など)も購入。これらは今年既に倍になっているのでありがたい存在ですね。

一方で主力組みは大幅な下落に見舞われており、総資産ベースではニューカマーの伸び分を吸収してしまっている感じ

主力「あいHD」に関しては、追加購入を今年は何度かしています。(購入タイミングは暴落時ですが、最初の購入価格よりは高いので平均単価は上昇)

一応、今年の投資行動の中でも私の思考の中では色々考えながら動いてはいますが、目に見える状態として出てくる結果は「横ばい」と面白みのないことになっています。

 

トランプ大統領誕生

次期アメリカ大統領を決める選挙が先日ありました。

その結果、まさかの「トランプ大統領」に決定!

正直びっくりしています。

今年は、BREXITもありましたので、ゼロではないかな?と心の片隅で考えてはいましたがまさか現実になるとは・・

 


半分冗談で上記のツイートもしておりました。ギャンブルとしては悪くないぐらいの感覚です。

 

トランプ大統領に決まったことで、未来は混沌としてきました。

この先の「読み」は中々困難だと思います。(私は未来を読む気はないですがね)

 

この結果、「反グローバリゼーションの勝利だ」とか「リベラルの勝利だ」とか色んな見方がありますが、個人的にはどれも的を得ているようには見えない。

そう簡単に判断を下せるシロモノではないでしょう。今回の結果、確実に言えることはマスコミの収集した情報は(既知の通り)「とても偏っている」ということくらいかと

 

先日、NHKで「トランプ大統領の衝撃」という番組をやっていました。

そこに出てきた教授が言っていたことに私はとりあえず同意しています。

(あとで調べたらこの本の著者だった。昔読んでけっこう興味深かった記憶があります)

その教授の主張は、まとめると以下のような感じ

「これまで進んできたグローバル統治から保護主義への転換は危険」

「各国の国益重視は結局国益の増大には繋がらない」

「これまでの政治、経済の歴史から学べば、反グローバル化はありえない」

 

要は、世界をあるレイヤー(層)で見ればはもはや「国」という人工的な枠組みでは成り立っていない。

人もモノも複雑に絡み合っており、「自国のみの利益追求」は本質的にありえないということなんです。

実は、TPPに関しても私は当初からアメリカのみに有利な内容にはならないだろうと考えていました。(現状TPP自体風前の灯ですが 笑)

この考えの元は「グローバル化」です。自国のみに有利になんてしたら結局自国の国益も害するということに繋がりますので(パイは増えない)

国のパワーの差は当然ありますが、グローバル化の世界では各国は「協調」を取らざるを得ない世界でもあります。

他国の利益が自国の利益に跳ね返って総体として大きくなる。それが「資本主義」です。

なので、根本的に「資本主義」を脱しないと別の秩序は出来ません。(過去、保護主義、大きな政府、の行き着く先は社会主義、共産主義でした。その世界はより格差の大きな世界であることは周知の通り)

このことから「資本主義」の秩序のまま、保護主義へ返ることは危険だと思います。

トランプ大統領が「新たな経済の道」を示せるならそれに乗ってみるのも一興。

しかし、単なる過去の焼き直し政策なら期待出来ないでしょう。

(ちなみに私は「グローバル化」は止めようと思って止められるものではないと理解しています。嫌が応にも行き着く先がグローバル化です。参考記事「グローバル化」ってなんだ?)

 

安全保障においてもアメリカが「世界の警察」の役割を放棄し軍備を縮小した場合、世界の紛争は増えると考えられます。

なぜなら米軍が手を引くと各国が軍備増強せざるを得ないですし、米軍が自ら弱体化したとしたら空位となった「王者」の地位を狙う大きな野望を持つ国も出てきます。(おそらく、ロシア、中国でしょう。つまり日本は危険な場所に位置することになります)

更に「反グローバル化」の結果、中世のように「国」の境界が物理的にも心理的にも強くなり、その境界での摩擦も大きくなるでしょう

 

トランプ大統領誕生の結果、最悪を想定すれば、世界経済の硬直化による「恐慌」と安全保障問題の根本的見直しで「戦争」が起こる可能性が増大すると考えられます。

しかし、このような想定は当然トランプ陣営も承知していますので、逆にそこまで過激なことは出来ないのではないか?という楽観論にも繋がるかもしれません。

少なくてもトランプ大統領誕生後のマーケットはそのように考えているようです。

法人税減税策などアメリカ経済も一時的に伸びると考えられ、その結果利上げにも踏み切れる。

そう考えたからか、当初の想定とは逆に円安に大きく振れてもいますし・・・

 

以上、諸々事前に予測は難しい状況となっています。

しかしながら、私は投資をやめることは無いと思いますし、世界は最悪には転がらないだろうという楽観主義者でもありますので、トランプ大統領にも頑張って欲しいところ

それでは、また来週

 

 

 

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